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予想通り目覚ましが鳴るはるか前の5:25起床。年のせいではなく、日本時間が7:25だからと言い訳しておく。(笑)
ピックアップしたランドリーを詰め込んだら、パッキング完了できるように荷物を整理して、6:30に朝食に降りる。
品数、味とも大したことないが、この価格で朝食付きはうれしい。
この日は年配のフランス人グループがいて、皆タイ料理が口に合わないのか、山盛りのパンを取っていた。
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レストランには坪庭ほどのスペースに南洋植物があるが、道路に面しているため景観はよくない。
ホテルの前にはお粥の屋台が出ていて、お客はホテルの従業員か近くの工事作業者なのだろう。疎らだが客はいるようだ。
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部屋には戻らず、6:55にそのまま出かける。暑くなる前にお堀の内側の旧市街にあるお寺を集中的に見て回るつもりだ。
まず向かった旧市街のほぼ中央にあるワット・チェディルアンには7:15に到着。
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この仏塔は1411年に建てられた当初86mあったが、1545年の地震で壊れたそうだ。
台座には力の象徴である象の像が建物を支えている。
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旧市街の西にあるワット・プラシンには7:35に到着。
ワット・プラシンはチェンマイで最も格式の高いお寺で、1345年にプラ・ヨー王が父親のカム・フー王の墓として建てた仏塔が始まりだそうだ。
チェンライの同名のお寺にも行ったが、こちらの方がはるかに大きい。
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写真はたぶん、このお寺の名前の由来となったプラシン仏が納められているライカム礼拝堂で、掃除中につき中を覗くことはできなかった。
頼めば見せてもらえるのかもしれないが、特にタイでは僧侶は特別な存在に感じられ、つい遠慮というか、気後れしてしまう。
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そして最後に残った西のスワンドーク門も制覇。これで勝手に決めたノルマ達成だ。
この頃になると陽も昇って暑くなってきた。先を急ごう。
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スワンドーク門の写真を撮って再度お堀の内側に戻る。
すると目に付いたのが花輪屋。日本と比べて南国らしく派手だが、それでもタイのイメージからすると地味なのかもしれない。
暑い国なので生花は日持ちしないだろうから、それなりに需要があるのかもしれない。
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で、その隣にあるのが棺桶屋。実にベタというか合理的な店の配置だ。(笑)
こちらも日本の白木のものと比べると、彫刻がしてあったり色が塗られていて派手だ。
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路地に入るとこんな佇まい。
こんな人通りのなさそうな通りにも屋台が出ていたり、家の軒先で飲み物を売っていたりする。アメージングすぎるぞ、タイランド!
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旧市街の北東部にあるワット・チェンマンには8:20頃到着。これで旧市街にある有名な寺院も制覇だ。
ワット・チェンマンは1926年にラーンナー・タイ王国を興したメンラーイ王が建てた寺院で、かつては宮殿だったそうだ。
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チェンマイの寺院の特徴なのか、ここの仏塔も象の像が支えている。
ここでハプニング。ひと通り見て回ってこの寺を出ようとすると後ろから声がかかる。無視して通り過ぎるが、追いかけてくるので何事かと思ったら昨日のツアーのドライバーだった。タイ人は信仰深く、朝のお参りにきていたそうだ。
拙い英語で、歩いて旧市街を回っていること、今日チェンマイを立つこと、昨日は楽しかったことを告げ、最後はお互い「サワディ・カップ」と言ってワイをして別れる。何かいい出会いだったな。
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ワット・チェンマンを出ると、斜め前のお寺に何やら人だかりができているので覗いてみる。
すると境内に停まったトラックに大きな象が2頭乗っていて、トラックから象を降ろすところだった。
象は器用に台を使って降りていた。
後で調べたらこのお寺はワット・ラムチャンという名前だった。
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その様子をカメラが撮影していたので、今日のニュースで流れるのだろうかとこの時は思っていた。
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象もトラックから降りたことだし、ホテルに戻ろうかと歩いていると、、、
「じゃぁ、次はお巡りさんを撮ろうか」と思い切り日本語が聞こえてきて、思わずコケそうになった。写真の女の子やお巡りさん、軍人なども登場するようだ。
水鉄砲を持っているから、3週間後に迫ったソンクラーン(水かけ祭り)の様子の撮りだったのだろうか。
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まっすぐ帰っても良かったけど、NHKの世界ふれあい街歩きのように「ちょっとその角を曲がってみよう、あっ、こんにちは、何してるんですか?」というような感じで旧市街の路地に入り込む。
世界ふれあい街歩きごっこも飽きてきたので、ランドリーショップで洗濯物をピックアップして9:20ホテルに戻る。
洗濯物をバックパックに詰め、残していた最後のビールを飲み干してホテルをチェックアウトする。部屋をチェックしている間、荷物を預け、空港までの送迎(120B)を依頼する。
10:00にホテルを出る。まだまだ歩くぞ。
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