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予想通り目覚ましに仕事をさせるはるか前の5:50に目覚める。2日間トータルの睡眠時間は短いが、ぐっすり眠れたので頭はすっきりしている。日本時間だと7:50だもんな。
このホテルはNHKが映るので、しばしTVを見て、7時頃1階のレストランで朝食を取る。
1,000Bの宿泊費に含まれている朝食なので豪華さはないが、品数、味ともまずまず。
主食はごはんや数種類のパンもあったが、お粥をチョイス。
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センレックもあったのでおばちゃんに頼んで作ってもらう。
でもこちらはおばちゃんの愛想と同様にイマイチだった。
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ツアーのピックアップまで1時間くらいあるので、昨日見つけておいたランドリーショップへ、空港で着替えた冬服と昨日着ていた服を持って行く。
この店の本業はレンタル・バイク屋で、副業でランドリーサービスもしているようだ。洗濯物は重量制で20B/kg、柔軟剤仕上げで30B/kg。何れにしても安いので後者を洗濯、いや、選択。Gパン、短パン、長袖シャツ、半袖シャツ、Tシャツ各1枚で1.2kgで36Bだ。安すぎる・・・。
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まだ時間があるので、テレサ・テンが謎の死を遂げたインペリアル・メイピン・ホテルの辺りを散策する。
テレサ・テンが毎日通ったクイテオ屋があるそうだが、見つけることはできなかった。
8時過ぎにホテルに戻り、8:20頃、そろそろ下に降りようかなと思っていた矢先に電話が鳴る。お迎えが早く着いたようだ。
先客で1組のニューカレドニアのカップルが乗っていて、その後も2つのホテルで、マレーシア人家族とアメリカ人夫&タイ人妻の意味あり気な2組の家族をピックアップした。
英語ツアーでソロ参加は私だけ。しかも間違いなく一番英語力がない。早くも後悔が始まった。
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そんな私の不安をよそに、10時過ぎにMae Taeng Elephant Campに到着。
すぐにエレファント・ショーが始まるようで、ガイドに促され空いてる席に座る。
まずは勢揃いした象の紹介から。名前と年齢を紹介されると象は頭を下げたり、鳴いたりと一芸を披露する。
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次に一列になって会場を一周する。鼻で前の象のしっぽを掴んで歩く姿は何とも微笑ましい。
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ショーの準備をしている間に、1頭の象が観客にバナナをおねだりして時間を繋ぐ。
司会者が花束を持たせるが、知らんぷりをして笑いを誘う。最終的におあずけさせられていたバナナをもらい、象もご満悦だった模様。
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丸太運びのデモストレーション。
重機がなかった昔は象が活躍していたそうだ。
この他にもサッカーでPKをしたり、象使いが投げたボールをヒールで蹴りあげたりしていた。
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最後は2頭の象画伯による絵描き。
象使いが操っているように見えなくもないが、こちらから見えるのは象使いが色によって筆を渡しているだけ。
真ん中にいる子象は、2頭の象画伯が絵を描いている最中、1歩前に行っては1歩下がって遊んでいる様子。その仕草がどことなくかわいい。
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出来あがりはこんな感じ。
司会者が「1,000Bで買いませんか」と言っていたが、誰も買わなかった。ちなみに売店で500Bくらいからいろんな絵を売っていた。
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次のアクティビティはイカダ下り。
人数の関係で待たされたが、この写真はニューカレドニアのカップルとアメリカ&タイ人家族が乗り込んだイカダが浸水して、スタッフが慌てて仕立てた別のイカダに移っている様子。
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その浸水していたイカダに我々が乗ることに。
2人ずつ3列に乗るのだが、同乗のマレーシア人家族(この家族がいない時、ガイドはこの家族をインディアンと言っていた)は父と息子が一番前に、母と娘が一番後ろに座ってしまう。何でお前らに挟まれて真ん中に座らなきゃいけないんだ?(T_T)
しかも6人で浸水していたイカダで、5人になったからといってもマレーシア人の父親は私よりでかいぞ。案の定イカダは喫水ぎりぎりで進む。
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気を取り直して景色を楽しもう。
この辺りはリゾートを味わえる様、こんなツリーハウスがあったりする。
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ツリーハウスその2。
写真じゃ分かり難いけど、上のより更に大きいツリーハウス。泊まりたいような泊まりたくないような・・・。
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インディアン家族に挟まれて滅入っていた気分が晴れかかった時、『ガガガ』という音とともにイカダは緊急停止。前を行くイカダより2mくらいコースが違っているなと思ってた矢先に座礁してしまう。(T_T)
船頭と助手が川に入ってイカダを押すが、なかなか本流に復帰せず、何艘ものイカダに追い抜かれる。仕方なく、インディアン父と私が船頭と助手の竹竿を使って何とか復帰。
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イカダはどんぶらこどんぶらこと進む。
その間もインディアン家族は写真の撮り合いこする。その度に間にいる私がカメラの受け渡しをして、写真を撮る時は被写体に入らないように屈んだり端に寄ったり・・・。(T_T)
気分が良かったのかインディアン母は大きな声で歌を歌い始める。何の歌か分からないが、歌が下手なことだけはよく分かる。何で誰も止めさせないんだ?(T_T)
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普通より長くイカダに乗れたのがラッキーだったのかアンラッキーだったのか、とにかく50分くらいかかってゴールに到着。
私にとっては苦痛の時間から解放された瞬間だ。
このゴール地点まで車が迎えに来ていて、クーラーボックスから冷えた水をもらって車に乗り込み、再度エレファントキャンプへ戻る。
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