５ 日 目 12/21（月）

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ウィングシャトル

到着の30分くらい前に大阪の天気はくもりで気温は5度と機内放送されました。あの〜、私半袖のTシャツに半袖の開襟シャツなんですけど。

そんな私の心配をよそにTG622便は6:16に北側から着陸。6:25にボーディングブリッジに到着して最前列ということもあって6:27に降機すると寒いのなんの。あやうく関空で最初の遭難者になるところでした。

今まで見た記憶がない手荷物受取り案内をパチリ。人の流れに着いていけば辿りつけるけど、スワンナプームのように頻繁に発着する空港だと見とかないといけませんね。

入国審査は問題なく通過。預け入れ荷物が出てくるまで時間があるので、その間にトイレに行き、蘭の植物検疫を済ませましょう。

警備員に植物検疫の場所を聞き、税関の左奥のカウンターへ行きます。お願いしますと蘭の花を差し出すと、花の中を見ているようです。何を確認しているか聞いてみると花の中に虫がいることがあるので、それを検査（目視）するそうです。そして検疫検査後は検査済みシールが貼られます。

手荷物受取り案内

パワーアップした荷物

カートに機内持込み荷物と検疫済みの蘭を乗せてベルトコンベアの前で待ちますが、思ったより早く出てきました。この中に冬服が入っているので速攻で税関へ向かいます。

特に男性ひとり旅だと荷物を調べられることが多いそうで、実際調べられてる人も多く見受けられます。税関申告書は酒類の欄に”缶ビール4本”を記入して提出します。

税「缶ビールはどこに入っていますか？」

私（スポーツバッグを指して）「この辺りです。」

税（バックパックを指して）「何が入っていますか？」

私「お土産のお菓子です。」

税「じゃぁいいですよ。」

結局今回も荷物を調べられることなく通過です。

税関を通過したのが6:45。凍死寸前の所で長袖のシャツと中綿入りのジャケットを羽織って事なきを得ました。

思っていたより早く税関を抜けれたので始発のベイシャトルに間に合いそうです。ポートライナーセットのチケット（\1,500）を買い、パッキングしなおしてシャトルバスを待ちます。

荷物満載のシャトルバスは7:03に発車して7:09に関西空港海上ATに到着です。

荷物満載のシャトルバス

ベイシャトル「そら」

シャトルバスからベイシャトルに乗り込むまでは、夜明け前の一番冷える時間帯に加え、冷たい風を遮るものがなく、南国から帰って来た身としては一段と寒さを感じます。う〜さぶっ。

それでも乗降口に近かったので早目に乗船でき、いつもの後部ブロックの二列目の真ん中に座ります。

ベイシャトルは関西空港海上ATを7:14に出航。到着して既に1時間が経とうとしていますが、ここでようやく帰国メールをしました。

写真は着陸時に点滅する誘導灯（って言うのかな？）です。

誘導灯？

航跡

風が強くて港外に出ると一段と波が高くなります。ベイシャトルはカタマラン（双胴船）なので比較的揺れは少ないけど、それでもうねりに乗った時は大きく揺れます。

神戸空港海上ATが近付いてきたのでトイレに行っておくことにします。ひとり旅だと行きたい時に行くのではなく、行ける時に行っておかないといけません。

写真はその時に荒れてる海の様子を撮ったつもりですが、腕が悪いのでそう感じられませんね。

神戸空港海上ATには7:45に接岸。早速桟橋に待機している神戸空港行きのシャトルバスに乗り込みます。乗客は私と出勤中と思われるサラリーマン風の男性の二人だけです。

二人を乗せたシャトルバスは7:47に発車。でもこの運転手、超安全運転です。JR三ノ宮駅8:23発の新快速に乗りたいのに、徐行運転が続き、信号は赤信号になるのを待つように進みます。私が焦っているのと公道サーキットの国・タイから帰ったばかりで余計そう感じたのかもしれませんけどね。

シャトルバス

ポートライナー

結局神戸空港に着いたのは7:53。急いでポートライナーのホームへ駆け上がるとちょうど発車したところです。あ〜あ、あの信号にかからなければ･･･。

それでも次のポートライナーは一番に乗り込めたので座ることができました。というか、みんな出勤中のサラリーマンなのにどこに住んでるの？空港？それとも飛行機でやってきた出張者？

サラリーマンで満席のポートライナーは7:59に発車しました。

いらいらしながらも三ノ宮駅には8:18に到着。みどりの窓口に行く時間的余裕はないので、自動販売機で190円の切符を買ってホームに駆け上がります。

ぎりぎりセーフで何とか8:23発の新快速に間に合いました。9:03に姫路に着いて9:10発の赤穂線に乗り換え、9:30に相生着。9:33発の山陽本線に乗り換えます。

姫路駅では男女二人ずつの白人4人組がホームに座りこみ、食パンにサバイバルナイフでたっぷりのバターとジャムを塗って食べていました。刃渡り6cmじゃきかないだろうから銃刀法違反のような気がするけどマイペンライ。ってここは日本じゃん。

車内

切符

新快速−赤穂線−山陽本線と乗り継ぐ毎に乗客は減り、山陽本線で車掌が回って来たので精算します。

普段は安いと思える在来線の運賃ですが、前回行ったカンチャナブリ−バンコク間がボッたくりの外国人価格でも100B（300円弱）ですからね。物価の違いを感じます。

ちなみにバンコク−チェンライ間のビジネスクラスの往復航空券が2万円ちょっと。岡山−東京間より長い距離で新幹線の自由席やJAL、ANAのエコノミーより格安です。

でも値段の差はこういうところにあるのでしょうか、冷暖房完備で乗り心地のいい快適な日本の電車は定刻の10:18に瀬戸駅に到着です。

迎えに来ていた家内と車に乗り込み、全行程を終えました。

いくつかのトラブルはありましたが、初めてのひとり旅を無事終えることができました。何かと制約もありますが、こういう旅のスタイルもいいものです。ファミリーキャンプとソロキャンプの違いのようなもので、基本的にどちらも楽しいという意味では同じです。変な比喩ですけどね（笑）。

これにてチェンライひとり旅は終りです。最後までご覧いただきありがとうございました。

-To be continued-

到着

本日の歩数

歩数：3,051歩、EX歩数：480歩、消費Cal：98Kcal、距離：1.84km

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