ゴールデントライアングルからチェンセーンのメコン川沿いはミャンマー、中国との交易の要衝で、ラオスとはメコン川で隔てた国境の街です。ゴールデントライアングル、オピウム博物館、入出国の手続きをしなくても行けるラオス領のドンサオ島、チェンセーン様式と呼ばれるワットチェディルアンと見所が満載です。
ゴールデントライアングルの丘 |
メーサイから約40分かかって14:40にゴールデントライアングルの丘に到着。この辺り一帯はかつて麻薬の一大生産地で、それも僅か二十数年前まで作られていたそうです。
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写真の通り、右がラオス、左がミャンマー、手前がタイです。本当はパノラマ撮影したかったのですが、左も右も木が生い茂っていて撮ることができませんでした。残念。
今は乾期のため写真左の砂洲が現れています。 |
三ヶ国が見渡せます |
シャブ中のおじいさん |
ゴールデントライアングルの丘からすぐのオピウム博物館にやって来ました。 写真のシャブ中のおじいさんは、博物館内で阿片の正しい吸い方をレクチャーしながら実演販売をしています。というのはもちろん嘘で、実際は老いや病などの苦痛から逃れるため、このような生活をしていたという人形です。 |
博物館ではケシの実から花を育て、乾燥させたものの模型が展示されています。他にも芸術作品のような吸引具や量りなどの展示物があります。
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ケシの花 |
ケシの育て方 |
こちらの絵は種まきから収穫までの様子を描いたもので、簡単に大金が稼げたそうです。ドゥアンさん曰く、麻薬と金(ゴールド)の価値が同じだったそうで、昔は麻薬を栽培していた首長族のコイルは金で、麻薬栽培が禁止された今は真鍮になったんだそうです。
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この写真は麻薬のブランドだそうです。 「○×のシャブは高いだけあってピリッと辛口でコクがあってキレもあるのに、△□のシャブは混ぜ物が入ってるのか甘ったるくて俺には合わねえな。」なんて会話してたんでしょうかね。 |
麻薬のブランド |
メコン川クルーズ |
今度はメコン川クルーズです。ロングテイルボートで爆音をまき散らしながら上流へ遡ります。
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着いた先はミャンマー国営カジノのパラダイス。もちろん上陸はせず、見るだけです。10秒ほど停泊して下流にUターンします。 |
ミャンマー国営カジノ |
ラオス領のドンサオ島 |
ラオス領のドンサオ島には15:13に到着。 看板の”2660km”というのは河口からの距離でしょうか?次の写真は衝撃的なので、お食事中の方、心臓の弱い方、爬虫類、特にヘビの嫌いな方は見ないでください。当サイト初の衝撃映像です。
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これはラオラーオというラオスの焼酎にコブラを漬け込んだものです。他にも大サソリや高麗ニンジンなどもありました。 お店の女主人に試飲してみろと、何匹もヘビが入った大きな容器を開けようとするので涙目で「No thank you.」を連呼し、ビアラオを買うから試飲だけは勘弁してくださいと涙ながらに訴え、何とか許してもらいました。 |
コブラ酒 |
絵葉書 |
ドゥアンさんはここのラオ・ヌードルはおいしいから一緒に食べませんか?と誘ってくれましたが、先ほどの衝撃から細長いものは見たくもないので、私はビアラオを飲みながら絵葉書を書いてるから、私のことは気にせずゆっくり食べて来てと行ってもらいました。
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写真は絵葉書を投函したポスト。 ちなみに絵葉書は売店で1枚10B、エアメールとセットで50Bです。絵葉書と50Bを渡すと切手と消印を押して返してくれます。 でも投函して3週間経った今もこの絵葉書は届いていません。 追記:投函してちょうど1ヶ月後の1/18に着きました。 |
ポスト |
ワット・チェディ・ルアンの御本尊 |
15:40に衝撃のドンサオ島を出発して再度メコン川を遡り、ボート乗り場から車に乗り換えて最後の訪問地チェンセーンのワット・チェディ・ルアンには15:57に到着。御本尊はタイらしく金ピカなのに、お寺自体は焼失したのか骨組みにトタン屋根と質素なものです。 ドゥアンさんに理由を聞いてみたけど、言葉の壁で的を得た回答は得られませんでした。
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写真は12〜14世紀に作られたといわれる仏塔。 金ピカの仏像や寺院より、こういう苔むした感じの方が日本人の心にはしっくり来る気がしますね。10分足らずの滞在で16:05にワット・チェディ・ルアンを後にしました。 |
仏塔 |
検問 |
道中は日本語と英語混在で世間話や身の上話に花が咲きます。 タイでは日本と同様に教育費が高いそうで、2人っ子を奨励しているそうです。また、トゥイさんがタイで人気の自動車メーカーは1位トヨタ、2位はホンダといすずが争ってると言ってました。日本では乗用車部門を撤退したいすずがタイでは健闘しているんですね。 バイクはホンダが一番だけど、ホンダをコピーした中国製バイクが売れてるそうです。よく壊れるけど、半値だからだって。 写真は国境が近いだけに何箇所かあった検問です。ドゥアンさん曰く、チェンライナンバーの車は停められないそうです。
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道路工事の渋滞などもあり、予定よりちょっと時間がかかってホテルには17:25に到着。ふたりともよくしてくれたので(私にしては)多めにチップを渡し、写真をお願いすると快く被写体になってくれました。左がドライバーのトゥイさん、右がガイドのドゥアンさんです。お世話になりました。
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トゥイさんとドゥアンさん |
【ツアー雑感】
結論から言うとツアーにして大正解でした。個人ではこの限られた時間で行きたかったポイントは到底回れません。おそらく半分見れれば良いほうではないでしょうか。また、当初の案内では英語ガイドということでしたが、ドゥアンさんが日本語を喋れたことも高ポイントです。英語での会話の時もありますが、日本語の会話の比率も高かったので心配していたコミュニケーションも大丈夫でした。
他に参加者がいなくて完全プライベートツアーだったことも良かった点です。他に参加者がいるとツアー代金がかなり安くなりますが、自分のペースで回ることができなかったでしょう。次回の有無は分かりませんが、再訪の際はまたJ-TRAVELを利用しようと思います。
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虫 |
チェックイン後はホテルで荷物を広げ、近くのコンビニへ出かけてビールや水などを買い、ホテルに荷物を置いて18:15にナイトバザールへ出かけました。
ガイドブックにはこじんまりとしているとありましたが、なかなかどうして、お祭りみたいに楽しくて一時間くらい見て回りました。
写真左はタガメ、右上はコオロギ、右下は蚕です。
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こちらは竹虫。
上のタガメ、コオロギ、蚕と比べてこの竹虫がが一番美味でした。ビールのアテにもなります。 |
竹虫 |
晩ご飯 |
スイマセン。嘘をついてしまいました。上の虫は食べていません。m(_~_)m
実際は行列のできていたぶっかけ飯の店でガパオとグリーンカレーをかけてもらい(30B)、別の店でソムタム(30B)とビール(70B)の晩ご飯でした。ちなみに妻との約束は外ではビール1本OKということで、当然ながら大瓶です(笑)。 ぶっかけ飯は唐辛子がかなり利いてて辛いけど、行列ができていただけあってめちゃうまでした。ステージに向かって一番左手前の店です。
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この後もちょこっと夜店を見て回り、21:30頃ホテルに戻って長かった一日の汗をシャワーで流し、妻との約束通りホテルでひとり乾杯です。
荷物の整理や洗濯をして23時前(日本時間1時前)に就寝しました。 |
ひとり乾杯 |
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本日の歩数
歩数:16,697歩、EX歩数:2,991歩、消費Cal:562Kcal、距離:10.25km
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