これでサムランプレイス・ホテルのタイ料理の朝食は制覇しました。
私の口にはパッタイが一番おいしく、他の三種類も及第点でした。ホントにおいしい誤算、いや、うれしい誤算です。
部屋に戻って荷物の整理をして身支度を整えます。出かけるにはまだ早いけど、部屋にいても仕方ないのでMBKまで街並みを見ながらゆっくり歩くことにします。
毎朝ホテルを出るときには枕元にチップと毎日違う種類のアメちゃんを置いていましたが、それも今日で最後です。三種類目のアメちゃんを置いて部屋を出ます。
レセプションに行き、チェックアウトと荷物預けを依頼します。ルームチェックで5分くらい待たされますが、その間に別のスタッフが荷物のタグを作ってくれます。ちなみに別のスタッフはおかまちゃんでした。荷物を預けおかまちゃんに、
私:コップン・カップ(ありがとう)
お:サワディ・カ〜(あいさつ)
と返ってきたのを私は聞き逃しませんでした。ちなみに語尾の”カップ”は男言葉で”カ〜”は女言葉です。
9:20頃ホテルを出発です。下の写真が一昨日、従弟に電話をかけた時につながらなかったくせにちゃっかりお金だけせしめた赤い羽のない共同募金箱です。一旦通り過ぎましたが、思い出にと写真を撮りました。5B(\15)でネタになるのなら安いものかもしれません。
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これが赤い羽のない共同募金箱
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ペップリー通りとBTSラチャテウィ駅があるパヤタイ通りの交差点近くを歩いていると、母娘がプームにお供えをしている光景に出会いました。街角のこんな風景に敬虔な仏教徒のタイらしさが感じられます。
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朝のお参り風景
タイらしさを感じます。
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ペップリー通りを右に曲がり、パヤタイ通りを南下します。
あっちこっちに屋台が出ています。セーンセーブ運河を渡る橋の手前に行列ができている・・・といっても5人くらいですが、ドリップ式のコーヒーの屋台があります。さっそく行ってみようと近くまで行くと、カップに大量の砂糖を入れてるのを目撃。甘いもの好きのタイ人が並ぶわけだ。ということでこの屋台をパスしててくてく歩きます。
セーンセーブ運河を渡る橋から前回の旅で間違えて降りそうになったボート乗り場が見え、そこに通じるSoiにも屋台がたくさん出ています。ちょっと寄りたい気もしますが、1時間ほど前に食べたばかりなので残念ながらパスです。
橋を渡るとMBKはすぐそこです。陸橋を上がり、時間があるのでBTS国立競技場駅にあるお店の見学をします。その中にドライフルーツを扱うお店があり、パイナップルのドライフルーツを探している家内が物色するものの、残念ながらありませんでした。
次にワッフルのスタンドを発見。甘いものは別腹の家内が15B(\45)で早速購入。私も味見しましたが、表面はパリっとしてて中はもちもちでなかなかおいしかったです。
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ワッフル
パリっともちもちで15B(\45)也。 |
開店まで10分くらいあります。BTS国立競技場駅から東急へのアクセス通路で開店時間までプームをウオッチング。
たくさんいるわけではありませんが、熱心にお参りする人が次々と訪れていました。
前回の旅行で来た時は腹ばいで大の字になった犬がいましたが、残念ながらこの日は見かけませんでした。
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MBKのプーム
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徐々に人が集まりはじめ、ひときわ賑やかな集団が現れてその中の数人が入り口に前まで行きます。中から掃除のおばちゃん(下の写真の黄色い服を着た女性)が出てくると、警備員に「もうすぐ時間だから中に入れろ」(勝手に訳)と交渉しているようです。警備員も首を横に振るだけ。
当然ながら交渉は決裂に終わったものの、入り口前のひとりが仲間を呼んでいます。その言葉から半島系の方々のようで、全部で10人くらいいるようです。近くにいたファラン男性に写真を撮ってくれと、なぜか東急の入り口でみんな並んで記念写真。
撮り終えてカメラを返したファラン男性とたまたま目が合い、ファラン男性は苦笑いしながら両手を少しあげて「なんてこった」のポ−ズをとっていました。
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半島系の方々
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10時頃開店し、当然のように半島系の方々から入店。私たちは東急を抜けてMBKへ向かいます。MBKは屋台が集まったようなもので、同じようなものを扱った小さいテナントがたくさんあります。
店内は撮影禁止なので写真はありません。虫のキーホルダーやベルト、ショルダーバッグ、オーガニック・コットンのシャツを買って11:40にMBKを後にし、BTS国立競技場からBTSサイアムまでひと駅移動します。
BTSサイアム駅からスカイウォークを通ってセントラルワールドプラザへ向かいます。
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スカイウォークにて
この日は雨期休み明けだそうです。 |
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1Fのジム・トンプソンでおみやげを買って7Fのフードコートへ。ここのフードコートは入り口でカードをもらい、買う度にカードに加算されて出口でその金額を支払う形式でした。
私は前回の旅行でアユタヤで食べておいしかった50B(\150)のラートナー・ムーをチョイス。決して悪くはなかったけど、アユタヤで食べた時のほうが安くておいしかったかな。
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ラートナー・ムー
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家内はあっさり系が欲しかったので55B(\165)のセンミー・ナーム。
ここのフードコートは上品な味つけでその分値段も高めのようです。
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センミー・ナーム
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一緒に食べようと生春巻きを買ってきましたが、中にパクチーが入ってて家内はギブアップ。結局私が全部食べる羽目になりました。
下の写真の左上のナマスのようなものが付いてたので、生春巻きと一緒に食べました。タレが付いてなかったんで正しい食べ方だったと思います。味の方はそれなりにおいしかったです。もちろん、ビールも。(笑)
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生春巻&ビア・シン
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下の写真のように窓際は満席だったんで、1つ中の通りの席で食べました。ソファセットで食べにくかったですけどね。でも景色は良かったです。
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フードコートからの景観
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会計を済ませ、フードコートを出た辺りのお店をぐるっと見て回ります。
フルーツやフルーツのチップスが売られています。味見したけどイマイチかな。反対側にはシネマがあるようです。その横に小さな何かのショップがあり、中に入ってみると日用品や加工食品が売られています。家内はここで各種石けんを購入です。
13:20頃またまたセントラル・ワールド・プラザのお向かいのBig-Cでお買い物です。セントラル・ワールド・プラザのプームはいつも参拝者でいっぱいで、近くにお供えの線香や花などを売る屋台が出ています。それにしても参拝者は女性の方がはるかに多い気がします。女性の方が信心深いのかな?謎です。
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セントラル・ワールド・プラザのプーム
ここも女性の参拝者ばかり。 |
Big-Cも店内は撮影禁止なので画像はありません。
ここでも家内は下着を物色(またまたアヤしい表現ですいません)。食料品コーナーでお菓子の材料や料理ペースト等を購入しました。
ここでちょっとした珍事件。タイ初日にBig-Cでお土産&ホテルでの晩酌用にビールを買っていましたが、予想以上のペースで飲み続けたためお土産用のビールが底をつき、補充しようとカートにビールを入れてビールコーナーから離れました。するとガードマンが飛んできて後ろから何やら言ってますが理解できません。まさか未成年に見られてる訳じゃないだろうし。”こっちに来てくれ”みたいなジェスチャーをするので付いていくと、タイ語と英語で17時までお酒は買えないというようなことを書いた張り紙がありました。
私が納得した表情を見せると、ガードマンはカートからビールを取り出し、「元の場所に戻しておきます」(勝手に解釈)と言って立ち去りました。・・・とはいかず、私たちから3mほど進んだところでワインをカートに入れようとしている白人女性がいたので、ビールを持ったまま注意をするのでした。選挙があると禁酒になったり、酒飲みには面倒な国です。
ここでも食料品など大量の買い物を終え、店を出ようとしたところに不思議なアイスクリームの看板を発見。さっそく12B(\36)で購入です。
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ちょっと変な形のアイスクリーム
味はフツーでした。 |
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家内がアイスクリームを食べている間に私は両替のレートのいいSuper Richへ行ってみます。するとどうでしょう。円高が進んだのか凄くいいレートです。ここでもしもの時のへそくりが登場。次回のために両替します。前回の旅行の時と比べて20%くらいレートがいいですからね。もちろんもっとレートが良くなる可能性もあるのでこれは一種のギャンブルです。
もう少しお土産が欲しいということでさっきスルーした伊勢丹に戻ります。エスカレータに乗ってると「いらっしゃい、いらっしゃい」という日本語が聞こえてくるフロア(4Fだったと思いますが・・・)がありました。何と広島物産展が開かれています。何千キロも離れたバンコクでお隣の県の物産展かぁ。。。妙な感覚です。
お土産にもみじ饅頭でも買って帰るというのもネタ的に面白いですけどね。
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伊勢丹では広島物産展
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伊勢丹でマンゴスチンのお菓子を買い、石けんを買ったお店にパイナップルのドライフルーツがあったということで再度セントラル・ワールド・プラザ7Fに戻ります。飛行機で食べる用の小袋と箱入りを購入。これでやっと買い物終了です。(やれやれ・・・)
時間は16時前です。食事にはちょっと早いし、たくさんの荷物で身動きもとりにくいためホテルに荷物をピックアップに行くことにします。
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