屋根伝いになるべく濡れないように中に潜入していきます。急に雨が降り出したのか、道路に品物を出していた店や屋台は片付けにてんてこ舞い状態です。
雨が一瞬弱まった時に道を渡ったりしてましたが、だんだんと道が川になって道路の横断も困難になり、アーケード内も雨漏りするくらいの土砂降りで中にいても濡れてしまいそうです。
お腹もすいてきたので速やかに撤退を決めました。MRTルンピニ公園駅まで戻ります。
が、、、駅の入口前が池になってます。現地の方は短パンにサンダルというスタイルなのでじゃぶじゃぶと池の中を横断しています。靴を濡らすか、池の周りを大回りをしてびしょ濡れになるか究極の選択です。一足しか靴がないので後者を選択です。この時は水難の相が出てたのかと思ってましたが、このあと起こる災難に比べればかわいいものでした。
結局滞在時間25分で、びしょ濡れになりながら雨宿りをしただけのスアンルム・ナイトバザールでした。
MRTルンピニ公園駅でもポリスのセキュリティ・チェックを受け、ポリスの「アリガト」のアヤしい日本語に、「サワディ・カップ」とアヤしいタイ語でお返しして、18:55に再度地下鉄に乗ってMRTスクンビット駅に戻ります。さらにBTSアソーク駅からBTSサイアム駅まで移動し、シーロム線に乗り換えてBTS国立競技場駅に向かいます。
BTSサイアム駅まで順調に来て、到着ホームの向かいにシーロム線が停車しています。駆け足で乗り込みましたがなかなか発車しません。おかしいなと思いながらしばらく待ってるとドアが閉まりました。でも動きません。何か変です。
家内に「反対方向に行ったりして」なんて冗談を言ってるうちに出発。ホントに反対方向に行ってやんの。
急発進に急ブレーキと運転も荒っぽくて何かがおかしい。まさかBTSジャックじゃなかろうか?などと考えてるうちにラチャダムリ駅に到着です。左側通行なのになぜか右側のホームに着きました。そのうえドアが開かない。不安です。今のうちに遺書でも書いとこうか?などと考えてるうちにやっとこさドアが開きました。
不安な表情で下車したのは私たちだけではないようです。ドアが閉り人質?を乗せたまましばらくしてBTSは走り去りました。静まりかえったホームに時折タイ語放送のあと英語放送が流れます。でも、何度聞いても”30min Delay”のところしか聴き取れません。らちがあかないので改札まで降りて職員に状況を聞きます。
女性職員を捕まえて「What happened?」と問い合わせます。この女性は英語が苦手なのか、別の女性を呼んできました。ちなみに私も英語は苦手なんですけど。
その女性職員曰く「トラブルがあって単線で往復しているので30分待ってほしい」とのこと。通常サイアム−国立競技場間は2〜3分で着くところが1時間近くロスして20時前にBTS国立競技場駅に到着。
雨に降られ、BTSに弄ばれ、身も心もボロボロの状態でやっとMBKのフードコートに辿り着き、何とか晩ごはんにありつくことができました。でも、前回食べておいしかった同じ店のトム・ヤン・クンが今回はマズかった...。
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