●チャンギ空港-2-続き
現地時刻は23時(日本時間は8月5日の0時)過ぎだが、このラウンジ内で日が変わるため、ここから最終日とする。
まだSGDも残っているので、レストランで食事もできると提案するが、ゆっくり休みたいということで、KrisFlyer Gold Loungeに向かう。
レセプションに行くと、写真のように二人組のファランがいたが、しばらく待たされた挙句入室を拒否されていた。その間我々は待たされたまま。お・も・て・な・しの国・日本では別のスタッフが飛んで来るケースであろう。我々は1分もかからず受付を終える。
ちなみにここにはシャワーどころかトイレもなく、BKK同様に外へ出なければならない。
|
↓↓↓マウスオーバーでおつまみ↓↓↓
昨年経験したビジネスクラス搭乗者用のSilver Kris Loungeと比べると内容が落ちるのは仕方ないが、評判のいいSQのホームグランドにしてはしょぼい気がする。評価の低いUnited ClubやKIXのANA Loungeと大差ないかな。
そうは言いつつビールの他にワインをよばれる。ただ、人があまりいなくてゆっくりできたのは良かったかな。
0:30にKrisFlyer Gold Loungeを後にする。
|
搭乗ゲートはA19と、ネットで確認すると一番端のゲートだ。BOADING TIMEは0:55で、ゲート前で保安検査があるため余裕を持って出てきたつもりだが、想像以上に遠い。
0:45に搭乗ゲートに到着すると既に搭乗が始まっているようだ。保安検査を抜けるが、まだ時間がありそうなのでトイレに行って歯磨きをする。
|
●SQ618便(SIN 1:25→8:55 KIX)
↓↓↓マウスオーバーでエコノミーにもアメニティ↓↓↓
0:58に搭乗するが、次々に乗客が乗り込んで来て、1:27にようやくドアクローズする。搭乗ゲートが遠いのと、見渡す限り満席なのがその理由だろうか。
さすがにこの時間になると眠い。1:32に7分遅れでプッシュバックされるが、これはうとうとしている時に”ガクン”という衝撃で気付く。
引き続きうとうとしているうちに誘導路を移動して1:46にRWY20Lから離陸する。これは”ポーン、ポーン”という離陸する合図で気付いた。ちなみにRWYは時計の方位計とターミナルの位置を元に勘案する。
1:52にシートベルトサインが消え、いつの間にか意識も消える。(笑)
|
↓↓↓マウスオーバーで和食↓↓↓
ここからは時計を1時間進めて日本時間で。
6:30に起こされる。SQはエコノミーでもメニューが配られ、私は写真の洋食を、あしてんままはマウスオーバーの和食をチョイスする。
味の方はどちらもイマイチで、口をつけた程度でほとんど残す。SQの機内食は定評あるのだが、たまたまなのかBKK-SIN間に続いてハズレであった。ちなみに到着後運転があるので飲み物にアルコールは選べない。
8:38にシートベルトサインが点灯し、8:55にRWY24Rに着陸する。定刻から7分遅れて、9:02に41番ゲートに到着する。奇しくも出発が7分遅れたまま7分遅れの到着である。スケジュール通りの飛行時間である意味すごいと思う。
9:13にドアが開き、9:06に降機する。
|
【SQ618便諸元】
機材:Airbus A330-343X、機体番号:9V-STA、シリーズ:A330-300、型式:A330-343X、製造番号:978、登録:2009/01
|
|
●関西空港
SQが加盟しているスターアライアンスは北ウィングが本拠地だが、前回同様SQ618便は南ウィングを利用する。こちらは目新しくていいのだが、スターアライアンス加盟前はJALと提携していたことがその理由だろうか。
利用機会が少ない南ターミナルからウィングシャトルに乗り、赤ずくめの怪しいおじさんに続いて2番目にイミグレーションに着き、9:15に書類上の帰国を果たす。
プライオリティ・パスが付いているので、荷物は4つとも早く出てきた。いつも通り税関はフリーパスで、9:20に制限エリアを出る。
|
ちょっと早めにベイシャトル乗り場がある関西空港アクセスターミナル行きのバス乗り場に並ぶ。この時点では一番前であった。
少し時間があるのであしてんままと子どもたちが飲み物を買いに行くが、その間に次の乗客が私の後ろではなく横に並び、次々来る客はそちらの列に並び始め、私が割り込んでいるような格好になる。(泣)
9:51にバスがやって来て、なぜか乗り込むのも向こうの列から・・・。当然座ることはできず、シンガポールでの中国人の悪夢が蘇るような光景となる。
お客も多く、1台のバスにすべての乗客が乗ることはできなかった。これだけ利用者がいればベイシャトルは安泰だろうか?
|
●ベイシャトル
バスは9:58に関空ATに到着し、荷物を係りの人に預けるも置き場が分かれる。
我が家の女子は乗り物酔いが得意なので、真ん中の列の席に座る。後続のバスの乗客が乗り込むのを待って10:02に出航する。
航海中は目を閉じて寝ることに努めるが”睡眠”にまでは至らない。それに引き換え、女子3人は即熟睡状態に入っている。羨ましい・・・。
うとうとしているうちに10:36に神戸ATに接岸する。女子を残して過去一番遠い場所までキラリンを取りに行く。日本は何て暑い・・・いや、熱いんだろう。絶対バンコクより暑い。大げさかもしれないが、車を取りに行くまでに倒れそうなほどだ。
|
●自宅へ向けて
ターミナルに戻り、荷物と女子3人を乗せて10:50に神戸ATを後にする。
せっかくここまで来たので、京橋ICから渋滞の中阪神高速、名神高速を通って豊中のケイスケの下宿先に寄る。荷物の出し入れをして昼食を一緒に取る。
|
●帰宅
13:30頃ケイスケの下宿を後にして、ひとり睡魔と闘いながらキラリンを走らせ、中国自動車道、山陽自動車道を通って15:50頃帰宅して全日程を終了する。
それにしても暑い。就職以来最も長い休暇であったが、明日から社会復帰できるだろうか?入社以来最も長い休暇であったが、職場に戻ってもちゃんと私の席はあるのだろうか?
-おしまい-
|