今朝も7時にセットしたアラームより早く6時に目覚める。暮らしているような旅行になっているバンコクでの滞在の実質最終日がやって来た
皆が起きて来る前に洗濯ものを取り入れる。13階ということで風が強いので、雨が降らなければ良く乾くのだが、このベランダは怖い。
眼下は下町っぽい住宅があり、錆びたトタンやスレート葺き屋根の家屋が見て取れる。
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●朝食-7-
明日は早朝出発するので、がっつり食べられるのはこの日が最後となる。
8時過ぎに朝食会場に向かう。今日は天気が良く、外は暑そうなので左奥の屋内の席を陣取る。
あしてんままはソーセージに飽きがきたものの、パンやおかずの種類は多くて今朝も満足のいく食事であった。ごちそうさま。
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●ぷらぷらプラトゥナム、サイアム
部屋に戻り、バンコク最終日の作戦会議を行う。
今日は昼過ぎに部屋に戻り、夕方までに生活感漂う荷物のパッキングを行い、最後の晩餐に向かうということで半日で行けるのが前提条件である。
候補としてはウィークエンドマーケット、タリンチャン水上マーケット、ローカルマーケット巡り等があったが、ひとまずプラトゥナム市場に行ってみようということになった。
9:20にホテルを出て、サトーン通りを渡ってタクシーを停める。
運転手は小刻みにハンドルを揺らす癖があるが、愛想は良くて「これがエラワンプーム、これが伊勢丹だ」と説明してくれる。
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道は空いていて、サトーン通りからラーマ4世通り、ラチャダムリ通りを通って10分ほどで到着。メーターが55B(約\165)だったので60B(約\180)払って降りる。
ラチャダムリ通り沿いの歩道の屋台で、ポロシャツ、長袖シャツを何着か買う。この歩道に出ている屋台はプラトゥナム市場内の出店で、希望の色やサイズを言えば店まで取りに行ってくれるため、わざわざ込み入った市場内に入る必要がないのだ。
この店はあまり値引きに応じてくれなかったが、元々安いのと交渉の時間が勿体ないので妥協する。
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観光客向けの品物を並べた屋台で、ユウナが空き缶で作ったトゥクトゥクが欲しいと言う。昨夜のアジアティークで90B(約\270)であったのを買わなかったので後悔していたようだ。
私:アンニーラーカー、タオライ?(いくら?)
店:150Bカップ
私:ペーンパイ、70Bダーイマイ?(高い、70Bでどう?)
店:100Bカップ
私:マイアオ(じゃあいらない)
そう言って行こうとすると・・・。
店:90Bカップ!
私:80B!
店:OKカップ
ということで80B(約\240)で購入に成功する。
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ついでにプラトゥナム市場内も見て回るが、人も多くて暑いのでマーブンクローン(以下MBK)に行くことにする。移動はタクシーが時間も金銭的にも効率的なのだが、バンコクらしい乗り物ということで、センセーブ運河ボートを利用する。
停まっていた船に乗り込むと、ファランがいろんな人に「この船はチャイナタウンに行くか?」と聞いている。同胞は分からないと答え、船員は無視を決め込んでいる。出船するまでこのファランはあきらめなかったので、船員は面倒になったのか船に乗るように促す。あのファランはちゃんとチャイナタウンに辿り着けたのだろうか?
センセーブ運河ボートの体験乗船は一区間のみでラチャテウィで降りる。降りたのは私たちの他は一人だけ。料金はひとり10B(約\30)。
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ラチャテウィ船着き場から5分ほど歩いて10:35にMBK前のスカイウォークに辿り着く。
ここでオレンジの生絞りジュースを実演販売している店でオレンジとパイナップルジュースを買う。値段は前者が59B(約\180)、後者が45B(約\135)とやや高めということもあって美味しい。
ただ、オレンジは輸入物だから高いのだろうが、ウィークエンドマーケット等で売られている、地物のソムのジュースでも味は遜色ないと思うけど。
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↓↓↓マウスオーバーで虫(グロ注意)↓↓↓
東急からMBKに入り、1階から順に見ていく。服や靴、観光客向けのお土産ものまでほとんどものが揃っているが、なかなか購入するまで至らない。
結局ここでもタオルフェチのあしてんままがタオルと、ケイスケへのお土産用サンダル、バナナチップの購入にとどまる。
色んなものがありすぎて購買意欲が失せるのかもしれないな。
1時間余り滞在して、11:50にMBKを後にして昼食に向かう。
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↓↓↓マウスオーバーでバナナアイス↓↓↓
MBKの2階からパヤタイ通りの上を通ってサイアムスクエアに通じる連絡通路を通り、やって来たのはクルアイ・クルアイというバナナスイーツの専門店。場所はサイアムスクエア・ソイ1にある小汚いリドプラザの階段を2階に上がった先にある。クルアイ・クルアイという店名は「バナナ・バナナ」という意味で、Take it easy.的な慣用句だそう。
頼んだのは冷たい系が写真のチョコバナナシェイク(40B≒\120)、バナナミルクシェイク(35B≒\105)、マウスオーバーのバナナアイス(25B≒\75)。シェイクは4人でシェアしてちょうどいい量で、濃厚なバナナの味がとても美味しい。バナナアイスもバナナシャーベットに近く、甘酸っぱい味とねっとりとした食感でこれも美味しい。
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↓↓↓マウスオーバーでバナナワッフル↓↓↓
加熱系は揚げバナナ(40B≒\120)とマウスオーバーのバナナワッフル(35B≒\105)。
揚げバナナはバナナを丸ごと揚げているだけだが、衣がカリカリで中はトロっとしている。火を通すとそうなるのか、そういう種類なのかは不明だが、焼きいもを甘くしてねっとりさせたような味でとても美味しい。ボリュームもあって1本(写真の半分)でお腹いっぱいになる。
マウスオーバーのバナナワッフルはフワフワでバナナの味が効いている。これもウマし!満足して12:20に店を出る。
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●ホテルにて-1-
サイアム駅からサラディーン駅までBTSに乗り、シーロムコンプレックスでおやつを買って13:25にホテルに戻ってパッキングを始める。
往路の預け入れ荷物はキャスターバッグが3つであったが、キャスターバッグの中にもう1つキャスターバッグを入れていて、大きめのスポーツバッグも2つ入れていた。
買い物三昧で苦労するかな?と思っていたパッキングも、思いのほか荷物が少なくスポーツバッグが1つ余るくらいだった。
目処が立ったところでおやつタイムにする。
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機内持ち込みと機内預け荷物に分け、明朝詰めるスペースを開けてパッキングを終える。
明日は6:30にAOTリムジンが迎えに来ることになっているがここはタイ、バウチャーを持ってレセプションに行き、リコンファームをお願いする。
部屋に戻ると東の方から雨の境が見える黒い雲がやって来てスコールになる。
最後の晩餐をどこにするか作戦会議をする。同じ店への再訪でもいいし、ジャンル別にまだ行っていない店の候補を提示するが、意外な結論に達することになる。
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●最後の晩餐
↓↓↓マウスオーバーで食後↓↓↓
雨が収まるのを待って18:35にホテルを出る。そして最後の晩餐に選んだのは4日目に行ったイサーン料理のHAI。
ユウナはコームーヤーン、ガイヤーン、カオニャオが気に入ったのと、その日ユメは体調不良で留守番をしていたのがここを選んだ理由である。
頼んだのはガイヤーンのL、コームーヤーン、サイクローク・イサーン、ソムタム・タイ、プラームックヤーン(イカの炭火焼き)、カオニャオ、そしてビア・シンの大瓶と水を2本。
初HAIのユメもコームーヤーン、ガイヤーン、カオニャオが気に入った様子。プラームックヤーンも持参のポン酢で美味しく食べられたようだ。
もう少し食べたいところだが、部屋飲みのお腹を残しておく。お会計は589B(約\1,800)で19:30にチップを置いて店を出る。
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↓↓↓マウスオーバーで愛想のいいフライ屋台↓↓↓
まずシーロムコンプレックスで飲み物を買い、次にシーロム通りの屋台街で食材を調達する。
フルーツ屋台でパイナップルをふたつ(20B≒\60)、絶品の焼き鳥を4本(40B≒\120)を買い、写真のロティー屋台でバナナロティ(30B≒\90)を頼む。見ているとバター、砂糖、練乳をたっぷり使うので、激甘でハイカロリーなのは間違いない。練乳と砂糖を指さして「マイ・アオ」(いらない)と伝える。とにかくこのロティー屋台は見るのが楽しい。
最後にマウスオーバーのフライ屋台で味見をさせてもらう。エビが40B(約\120)、イカが60B(約\180)だったがミックスにしてもらい、60B払おうとするが40Bでいいと言う。なかなか愛想のいいお姉さんだ。コップンカップ!
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●ホテルにて-2-
20:17にホテルに戻り、シャワーを浴びて部屋飲みを始める。
屋台で買ってきたものや冷蔵庫に残っていたジュースを並べる。写真右端の皿のボウルに入っているはパイナップルで、その横にあるのが初トライの釈迦頭。英語では食感と甘さからカスタードアップルと言うらしい。味の方は名前ほどではないかな。
エビとイカのフライ、焼き鳥、ロティは絶品。ちなみにロティは練乳、砂糖なしでも十分な甘さで、もし両方ともかけてもらっていれば大変なことになっていたかもしれない。(笑)
明日は早いので、バンコク最後の夜は夜更しすることなく23時に就寝する。
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