●朝食-2-
この日も7時に目覚ましをセットしていたが、この日は目覚ましが鳴る直前に目が覚める。
あしてんままは目覚ましが鳴ってから目を覚まし、続いて子どもを起こす。
身なりを整えて8時頃朝食会場に行く。今日は窓際のテーブルが空いていたので、そこに座ると奥の席のファラン家族の父親がフレンドリーに話しかけてきて写真を撮ってもらう。
料理内容は昨日と少し変わっていて、飽きないよう工夫されている。写真は大体の料理を取ったもので、これにパンとヨーグルトが数種類、スープとサラダ等がある。
飲み物は冷たいものがオレンジ、アップル、2種類の牛乳。温かいものはコーヒー、紅茶、ミルクで、これらは毎日同じだった。
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●JIM THOMPSONアウトレットへ
この日は午前中に買い物をして、午後から子どもは勉強の予定である。まずはJIM THOMPSONアウトレットに向かう。
9時過ぎにホテルを出て、昨日と同様にサラディーン駅で1日券を買ってBTSに乗り込む。サイアムで乗り換えたスクンビット線は満員であったが、乗る人より降りる人の方がはるかに多く徐々に空いてきて、プラカノン運河を越える頃にはガラガラになる。
かつての終点だったオンヌットの次のバーンチャーク駅で降りると、乗って来た車両がマンチェスター・ユナイテッドにラッピングされていたことに気付き、慌ててカメラを取り出して運良く香川の写真を撮ることができた。
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この辺りに来るとすっかり景色が変わり、建物も低くローカルな感じになる。
進行方向とは逆の改札を出て、歩道を最も先まで進んでスクンビット通りの奇数側に降りる。すぐにソイ93は見つかり、100mあまり進むとKUMONの隣にJIM THOMPSONアウトレットはあった。
中に入ると1階は反物の生地ばかりで、奥のエレベータで5階に上がる。
この5階から徐々に下りていき、各階でレジを済ませて1階でVAT(付加価値税)還付の書類を作ってもらう。これで多少なりとも税金が返ってくるはずだ。
ここで予定のおみやげが買えなければ本店に行く予定だったが、予定通り買えたようなのでひと安心。
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●ぷらぷらプロンポン
11時過ぎにジム・トンプソン・アウトレットを出て、今度はソイ95のローカル市場を通ってバーンチャーク駅に向かい、BTSに乗ってプロンポンで降りる。
ここでふた手に分かれ、私はひとりミラクル・モールに向かう。
ミラクル・モールは5分ほど歩いたソイ41にあるTOPSマーケットなどが入っている小っちゃなショッピングモールで、目的はその2階にあるみなと理容室で散髪をすることである。
みなと理容室の詳しい記事はこちらを見てもらうことにして、散髪は日本と同様のフルサービスに加え、肩・首・頭のマッサージをしてもらえる。値段は440B(約\1,300)とタイでは高いのかもしれないが、十分満足のいく内容であった。
12:07にミラクル・モールを後にする。
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一方女子三人組はエンポリウムでジュースを飲み、その後NaRaYaに移動して買い物をしていたという。
私が合流した時も各々が買い物かごを抱え、まだ買い物の最中であった。
しばらく付き合って買い物を終えるが、しばらくぶりにやって来たNaRaYaは大量の中国人で占められていた。ちなみにこの写真の右端でタバコを吸っているのも中国人で、おそらく奥さんが店内で買い物をしているのだろう。
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●イムちゃん食堂
昼食はスクンビット通りを渡ったパクソイ37にあるお気に入りのイムちゃん食堂で取ることにする。タイ初心者の子どもに、いきなり屋台もどきの食堂でタイ料理を食すというのはある意味ギャンブルだが、私にとっては勝算あってのことなのだ。
適当にタイ料理っぽいものを注文して、一番にやってきたのはこれ。(笑)
屋外で飲む氷入りのビールは美味しいんだよなぁ。
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↓↓↓マウスオーバーでセンミー↓↓↓
こちらはオースワンという、小ぶりなカキともやしのお好み焼きというか卵とじのようなもの。残念ながらこれはハズレ。
マウスオーバーはセンミー・ナームで、米でできた細麺のタイ風ラーメン。スープはあっさり味なので、ナンプラーや砂糖、酢、トウガラシなどを使って自分好みの味に仕上げて食べる。
こちらは及第点。
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↓↓↓マウスオーバーで揚げ春巻き↓↓↓
これは私の大好物のソムタム・タイ。未熟のパパイヤと人参の千切りに、いんげん、トマト、ニンニク、トウガラシ、落花生、干しエビなどをナンプラー、砂糖、マナオ(ライム)で味付けしたもの。
昨夜はトウガラシ1本だったのでユメ以外も食べれたが、これはノーマルバージョンなのであしてんままとユウナも味見したくらいで、ビールのアテに私がいただく。いつも通り美味しい。
マウスオーバーで子どもが頼んだ揚げ春巻き。これも及第点。
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↓↓↓マウスオーバーでガパオ↓↓↓
写真はラープ・ムーで、豚肉の酸っぱ辛いサラダ。これは以前食べたオートーコー市場にあるスッチャイ ガイヤーン ソムタム オートーコーというイサーン料理の店の方がはるかに美味しかった。
味付けは悪くないのだが、肉が悪いのかパサついて口当たりが悪い。期待していただけに残念。
マウスオーバーがこの店イチオシのガパオ。正式にはパッ・ガパオ・ガイ・カイダーオで、ホーリーバジルの鶏肉炒め目玉焼き乗せごはん。
こちらはホーリーバジルの香りと爽やかさであしてんままも気に入った様子。
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↓↓↓マウスオーバーでパッタイ↓↓↓
世界三大スープのひとつと言われるトム・ヤム・クン。主役のエビは小ぶりであったが、頼んだユウナは満足した模様。
写真右上の”味ぽん”は辛いものが食べれないユメように持って来たもので、食事に出るときは常に持ち歩いていた。
マウスオーバーのパッタイはまずまず及第点。38屋台の名物パッタイの味を知っているだけに、あれを超えるのは難しいだろう。
子どもたちは初屋台メシとなったが、特に抵抗もなく満足したようだ。中にはハズレもあったが、これにビールと水をそれぞれ2本ずつ頼んで625B(約\1,900)と格安。支払い後チップを置いて店を出る。
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●ぷらぷらシーロム
プロンポンからBTSを乗り継いでサラディーンで降りる。構内にあるHISのブースには写真のようなタイ人向けと思われる広告が掲載されていた。
7月からタイ人はビサが免除されたことによる、タイ人観光客を取り込むための広告なのだろう。
シーロムコンプレックスでおやつのワッフルを買い、いったんホテルに戻って子どもは勉強、大人は再度外出する。
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↓↓↓マウスオーバーで店構え↓↓↓
まず向かったのはスラウォン通りにあるC.C.T.ビルの半地下にあるニュー・ハリウッド・ファッションというオーダーメイドのお店。そもそも冬用のスーツを作ろうと思っていたのだが、比較的滞在期間の長いこの旅行で作ることにしていたのだ。
まずは生地を選んで値段交渉をする。生地はカシミア・ウールを選び、柄は無難に濃紺の縦にストライプが入ったもので、スタイルは日本でオーソドックスな3つボタンのジャケットに2タックのパンツ。ついでに長袖カッターシャツも2着オーダーする。
渉外担当?のJhonyとの会話はもっぱら英語だが、分かりやすい英語なので私の中学生レベルの英語でも意思疎通に問題はなかった。
値段交渉も変な仕事をされてはいけないので適当なところで妥協し、「もしいい仕事をしたら今度は夏用のスーツを作る」と餌をまいておく。(笑)
手付金として代金の半分を払い、明後日の午後には仮縫いができるので、その時にフィッティングに来ることを約束して店を後にする。
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次に向かったのはパッポン通りにできたアジア・ハーブ・アソシエーションというSPAとマッサージの店。プロンポンのソイ24のお店はあしてんままも私も何度か行ったが、このお店は初めて。
店内に入るとカウンターがあり、そこでメニューを見てコースを決め、その奥の待合室でマッサージ師のお迎えを待つ。
ちなみにあしてんままは100%ピュアブレンドオイル・ボディマッサージ&オーガニック生ハーバルボール治療の120分コースで値段は1,450B(約\4,400)、私は100%ピュアブレンドオイルフットマッサージ&ヘッド・ショルダーマッサージ120分で値段は700B(約\2,100)のコース。
施術は同じ部屋で行われ、期待が大き過ぎたのか技術的に二人ともイマイチの評価。プロンポン店との技術の差は歴然であった。
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マッサージ師は一生懸命だったので各々100B(約\300)払い、18:30頃店を後にする。
外はすっかり薄暗くなっていて、何もなかったパッポン通りは写真のようにナイトバザールの準備で大あらわ。
ぱっと見は縁日のようで楽しそうなのだが、観光客向けで値段も高く、バチものも多いのとゴー・ゴー・バーの密集地帯なので子どもを連れてくるわけにはいかない。
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●永和豆漿
いったんホテルに戻り、19時過ぎに子どもを連れて夕食に出かける。やって来たのはチョンノンシー駅前にある永和豆漿という、中華料理の店。
台湾に本店がある小籠包の名店・鼎泰豊(ディンタイフォン)がバンコクにも出店しているが、以前からバンコク一美味しい小籠包を出す店としてガイドブックにも載っている店である。
ホテルからは10分少々歩いて19:20頃到着する。
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↓↓↓マウスオーバーで挟む前の饅頭と東坡肉↓↓↓
料理を出てきた順に紹介すると、まず最初に出てきたのは饅頭と東坡肉(トウロンポウ)。
マウスオーバーが挟む前の饅頭と東坡肉の写真だが、饅頭は文字通りまんじゅうで、肉まんやあんまんの生地だけのもの。東坡肉は日本でいう豚の角煮であるが、皮がついているのが特徴。
この饅頭を二つに割り、東坡肉を挟んで食べると無茶うま!ほっぺが落ちるかと思ったが、何とか落ちずに済んだ。(笑)
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↓↓↓マウスオーバーで針生姜を乗せて↓↓↓
そしてこれがバンコク一と評判の小籠包。
マウスオーバーのようにレンゲに小籠包を乗せ、その上に黒酢をかけた針生姜を乗せてかぶりつく。薄皮が破れると美味しいスープがあふれ出し、生姜の爽やかさと黒酢の酸味が脇役となって美味しい。ちなみに敷いてあるのはキャベツなので、一緒に食べることができる。
でも、上の饅頭の東坡肉包みの方が美味しい。
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こちらはユウナがセレクトした油餅夾牛肉(ユウピン・ジア・ニュウロウ)。キュウリとネギを牛肉で巻き、さらにその上からパイ生地で巻いて焼いたもの。
決しておいしくないわけではないが、いい加減お腹が膨らんでいたのに、結構ボリュームがあって途中で飽きてくる。
出てくる順番が悪かったのかもしれないな。
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メニューには鍋貼と書いてあったが、所謂焼き餃子である。
ただ大きさが半端じゃなく、普通の餃子の倍くらいある。ということは体積は4倍か。(笑)
味は普通に美味しいのだが、如何せんこの時点で既にお腹いっぱいである。最後は罰ゲームのように上の油餅夾牛肉とともに1人1個のノルマを課す。(笑)
お会計はビール1本とお茶を含めて653B(約\2,000)。実にリーズナブルで、チップを置いて20時頃店を出る。
それにしても頼んだものを見直すと粉ものばかり。お腹が張るはずだ。(笑)
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●ホテルにて
↓↓↓マウスオーバーでズーム↓↓↓
20:15分頃ホテルに戻る。
各々順番にシャワーを浴び、洗濯おばばの異名を取るあしてんままは洗濯機を回す。
リビングのベランダの下にはバスケットとフットサルのコートがある。今晩はバスケットのみが行われている。このベランダは怖い。
明日は早いので23時頃就寝する。
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