-まえがき-
●いきさつ
今回も単純に昨年の明けましておめでタイの時と同様、年末年始にもかかわらず中国国際航空(以下CA)のビジネスクラスが格安で出ていたから。
行き先は時間効率がよくて通い慣れたバンコクか、マイル効率の良いシンガポールの二者択一とした。どちらも年末年始のビジネスクラスで、すべて込みで10万円を切るという驚愕の価格。国内のレガシーキャリアのエコノミーより安いのではないだろうか。CAということを割り引いても買いと判断して、最終的に行き先はシンガポールとした。理由は単純に前回はバンコクだったことと、バンコクより遠いのに4千円ほど安いのでマイル(PP)効率が良いこと。
日程は年末年始でも良かったが、シンガポールはホテル代が高いこと、予定では2016年もプラチナ基準に達しそうだったことを理由に1月1日出発、1月4日帰着とした。
●航空券の予約 ※KIX:関西空港、PEK:北京首都国際空港、SIN:シンガポール・チャンギ空港
7月12日にCAのHPに以下のフライトで予約・発券する。87,150円。内訳は運賃が75,200円で諸税が11,950円。※[]は機材
【往路】
・1/1 KIX 13:40 (CA928[B737-800]) 16:00 PEK
・1/2 PEK 00:10 (CA975[A330-300]) 06:30 SIN
【復路】
・1/4 SIN 00:15 (CA970[A330-300]) 06:30 PEK 06:30(CA927[A321])12:40 KIX
問題は往路の北京での乗り継ぎが8時間近くあること。同じフライトだった格安ビジネスで夕陽を見にマラッカへの時は北京市街へ観光に出かけたが、今回は真冬ということで市街地には出ずに空港で過ごすことにした。制限エリアを出るかどうかはその時の気分次第としよう。あとは当局を刺激して、間違ってもスパイ罪で捕まらないようにしないとね。
ちなみに往路は他に以下のフライトがあったが、覚え書きとして。
1. KIX 09:00 (CA162[A321]) 11:20 PEK 15:35 (CA969[A330-300]) 21:55 SIN
2. KIX 18:00 (CA462[A320]) 22:05 成都 +1 09:55 (CA403[A320]) 14:55 SIN
3. KIX 09:00 (CA162[A321]) 11:20 PEK +1 00:10 (CA975[A330-300]) 06:30 SIN
復路の他のフライト。
1. SIN 00:15 (CA970[A330-300]) 06:20 PEK 16:05 (CA161[A21]) 20:10 KIX
2. SIN 16:00 (CA404[A320]) 20:35 成都 +1 12:05 (CA461[A320]) 17:00 KIX
3. SIN 09:30 (CA976[A330-300]) 15:30 PEK +1 08:40 (CA927[B737-800]) 12:40 KIX
往路は1.のフライトは乗り継ぎ時間が少ないから一番よさ気だけど、定刻通り飛んでもホテルのチェックインが23時頃になりそうなので、ホテル代が一泊分かかるのでボツとして、結果一泊四日機中二泊となった。
●ホテルの予約
前述の通りホテルでの宿泊は1月2日の一泊のみ。
旅行の検討時点ではFSPの関係でスターウッド系(SPG)とヒルトンHオナーズ(HHonors)の二者択一をまず行う。これはさよならアエロプラン(2)悲しみの国タイでSPGとの訣別を決意したことにより、必然的にHHonorsからの選択となる。
候補はヒルトン・シンガポール(ヒルトン)、コンラッド・センテニアル・シンガポール(コンラッド)の二つであるが、国境を越えたダブルツリーbyヒルトン・ジョホールバル(ダブルツリー)も候補となり得るので、その三者択一となる。
コスト的にはコンラッド>ヒルトン>>>>>ダブルツリーで、ざっと30千円、25千円、12千円といったところか。まぁ一人だし、国境を越えるという面倒はあるが、節約して暫定でダブルツリーに傾いていた。ところが11月になって4日間限定でコンラッドが40%オフのキャンペーンがあり、下から二番目のデラックスルームが261SGD++とヒルトンより安くなっている。さよならアエロプラン(2)悲しみの国タイの時のコンラッド・バンコクが凄くよかったので、お正月ということで思い切ってコンラッドに泊まることにした。
さっそく11月7日にHHonorsのアプリから予約を入れる。ちなみに予約したのは下から二番目のデラックス・キング。コンラッドの場合、ゴールド会員のベネフィットは1ランクアップグレードだそうで、ラウンジアクセスが付くエグゼクティブ・キングの1ランク下の部屋。目論見通りアップグレードされるかどうかは当日の空室状況によるけど、アップグレードは無くてもラウンジアクセスくらいは付けてくれるんじゃないかな。(アサマシイ・・・)
●出発直前
10月から眼科通いをしていて、地元の病院から専門病院に移って検査を重ね、12月中旬になってようやく病名と治療方針が固まる。年末から治療が始まり、この旅行が終わってから人生初の手術・入院することになった。そのため今回は準備も調査も不十分で、ホテルライフとマリーナ周辺をうろつくだけの入院前の充電旅行に決める。
ということで、荷造りは出発前日の大晦日の12月31日に行う。といっても2日分の着替えを詰め込むだけ。大事なものはパスポートとeチケットやバウチャー類、そしてお金とクレジットカード。これだけあれば取りあえず旅行ができる。
荷物はいつも通りリモワとポーターのショルダーバッグ。前者が8.2kgで後者が1.7kg。
円安が進んでシンガポールドル(以下SGD)の実勢レートは1SGDあたり約82円であるが、手持ちが167SGDほどあるので今回はこれでやりくりするつもり。
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