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2016年10月20-25日 タイ(バンコク)

よならアエロプラン(2)悲しみの国タイ


|目次|1日目2日目3日目4日目5日目おまけ(1) (2) (3) (4)

-INDEX-


■0-1日目 -10月20日(木)-21日(金)- シンガポール経由でバンコクへ

■2日目 -10月22日(土)- バンコク三昧な一日

■3日目 -10月23日(日)- ラグジュアリーな一日

■4日目 -10月24日(月)- 王宮へ弔問に

■5日目 -10月25日(火)- 満席近いA380で帰国

おまけ

■ヒルトン・スクンビット・バンコク(Hilton Sukhumvit Bangkok)

■ウェスティン・グランデスクンヴィット,バンコク(The Westin Grande Sukhumvit, Bangkok)

■コンラッド・バンコク(Conrad Bangkok)

■おみやげ

-まえがき-


●いきさつ

旅行の経緯は前回のさよならアエロプラン(1)タイ満喫旅の通りで、今回はその第二弾。

結果的に失敗したのが日程。アエロプランの改悪が2015年12月15日からなので、もちろん会社のカレンダーは決まっていない。ただ、毎年10月の下旬に金曜日を絡めた三連休があり、2016年は21〜23日か、28〜30日のどちらかになるはず。それに有給休暇を絡めて三泊六日(機中二泊)として、後者は月末だからと前者を選択する。2016年3月に会社のカレンダーが発表されると、はいハズレ。日程変更にお金がかかるし、どうせ有給休暇は余るからヨシとしよう。

第一弾はアクティブな旅行だったけど、今回はビジネスクラスで飛び、三か所の5つ星ホテルを泊まり歩いてホテルライフを満喫するという、観光なしの沈没旅とする。何もしないことをやりに行くってとこかな。

●航空券の予約 ※KIX:関西空港、SIN:シンガポール・チャンギ空港、BKK:バンコク・スワンナプーム空港

フライトは関空発着で、今回はあしてんままのマイルを使用して、12/2に以下のフライトの発券を行う。12月まで発券を待ったのは燃油サーチャージが下がると思っていたからで、結果は待った甲斐なく変わらずであった。

【往路】10/20 KIX 23:30 (SQ615) +1 05:10 SIN 07:10 (SQ970) 08:35 BKK

【復路】10/24 BKK 23:30 (TG622) +1 07:00 KIX

ポイントはシンガポール経由の往路。シンガポール航空(以下SQ)は燃油サーチャージが不要で、到着時間は遅くなるけど、結果的にいい時間帯に到着することができるようになった。これは前回出てこなかった便で、復路は前回と同じタイ国際航空(以下TG)。そのおかげで燃油等はひとりあたり209.1カナダドル(\19,490)と、前回よりひとりあたり11,726円安くなった。復路もSQ便があれば1万円を切っていたかもしれない。

●ホテルの予約

ホテルは他の旅行と同時進行で、シェラトン系のスターウッド(以下SPG)のホテルからチョイスする。

時系列にいくと、3/2に10/22-23のウェスティン・グランデスクンヴィット,バンコク(以下ウェスティン)に朝食付きで4,500THB++(総額5,296.50THB)で予約を入れる。後日決済は\17,208。決して安くないのに、何でこの値段で予約を入れたのか分からない。酔った勢いか(苦笑)。まぁ、前回ベストレートギャランティー(以下BRG)で安く泊めさせてもらっているのでヨシとしよう。

次に3/21にアロフト・バンコク・スクンヴィット11(以下アロフト)を3,000スターポイントのアワードで10/21-22の予約を入れる。本当は立地、格的にフォーポイントバイシェラトン・バンコク,スクンヴィット15の方が良かったのだが、知らない間にSPGカテゴリー3に格上げされ、3,000ポイント(週末)から7,000ポイント必要になっていた。ありえんし・・・。

後は最終日の10/23-24の予約のみとなったが、5月頃StatusMatcherというサイトを見ていると、ヒルトン系のヒルトンHオナーズ(以下HHonors)でステータスマッチの大バーゲンをやっていて、メリットの少ないSPGゴールドでHHonorsゴールドをもらえるとか。HHonorsゴールドはSPGゴールドのメリットに加え、部屋のアップグレード、一人分の料金で二人宿泊、二人分の朝食等のベネフィットがある。ダメ元でSPGゴールドと宿泊実績のスクリーンショットをHHonors status matchから送ると、二日後には宿泊実績0なのにHHonorsゴールドに変わっていた。これはHHonorsの策略に乗らない手はない。

イギリスのEU離脱を受けて円高に走った6/26に、まずはアロフトをキャンセルして、HHonorsの日本語サイトから、10/21-22をヒルトン・スクンビット・バンコク(以下ヒルトン)、10/23-24をコンラッド・バンコク(以下コンラッド)の予約を入れる。

ヒルトンは一番安いDELUXE ROOMで3,900THB++(総額4,590.30THB)。後日決済は\13,706。コンラッドは下から二番目のDELUXE CORNER ROOMで4,725THB++(総額5,561.33THB)。後日決済は\16,843。果たしてその目論見は当たるのか?

●座席指定

復路のTG622便がB747からA380にシップチェンジしたのは前回と同じ。早々にTGに電話をしてB747の二階席を指定していたけど、A380なので同じ二階ではあるが後部中央席に追いやられた。ついでに機内食の事前オーダーもしていたが、これも7月に事前予約機内食サービスは終了したのに、前回は一勝一敗。今回はどうなることやら・・・。

SQに関しても早々に電話をして座席指定と、ブック・ザ・クックという事前予約を行う。電話に出たのは愛想の悪い(たぶん年配)男性。こちらの要望も聞かずに「SQ619便、670便とも14H,Kで予約しました、ブック・ザ・クックの予約はできません」と言われる。アワードだから仕方ないのかなとその時は納得したけど、Web上にそんなことは書かれていない。

●プミポン国王崩御

10/13にプミポン国王崩御という戦慄のニュースが走る。お亡くなりになる数日前から腎臓機能の低下で人工透析、血圧低下、人工呼吸器装着の措置が施されるなど容体が悪化。前日の12日にはプラユット暫定首相が公務を取りやめて急きょバンコクに戻り、外国に行っていたワチラロンコン皇太子が急きょ帰国してシリントン王女ら国王の実子4人全員が入院先のシリラート病院を相次いで訪問。国王の病状が深刻である様子をうかがわせたいた。

在位70年の長きにわたり国民に愛され、内戦になりかねない状況下でも双方の指導者を跪かせて和解させるなど、信望厚きプミポン国王の亡きあとの混乱が心配だ。今まで幾度となく貧困層(赤服)と富裕層(黄服)の対立が話題となったが、プミポン国王がいたからその程度で済んでいたとも言える。

国民は30日間服喪せよとのご達示が出たので、その間は暴動等は起こらないとは思うが、タイは未知の世界に突入したと言っても過言でない。今後どこに向かうのか注視していきたいと思う。

ということで今回はプミポン国王へ哀悼の意を表して白黒ベースでレポを行います。

●出発直前

時を同じくしてSQ970便がA330からB772へシップチェンジとなり、メールに書かれたシートは配列を見るとあり得ない席に変更されている。SQに確認の電話を入れるとメールが間違いだそうで、ついでにブック・ザ・クックの質問もする。

私「ブック・ザ・クックの予約ってできるんですか?」

嬢「もちろんです!」

ということであっさりブック・ザ・クックの予約ができたではないか。おい、おっさん。"(-""-)"

ちなみに朝食時間のフライトなので、ブック・ザ・クックにある(朝食にもご注文可)と書かれたメニューからの選択となる。

今回の荷物

パッキングは出発前日の帰宅後の10/19に行う。Topazが10.2kg、Classic Flightが10.4kg、PORTERのショルダーが1.9kg、montbellのデイバッグが2.3kg、あしてんままのショルダーバッグが1.2kg。最近は直前過ぎて気が緩み過ぎ。ユメからも注意を受ける。

さてさて、大半の国民が悲しみに暮れる中、自粛、自粛で経済活動がなければ明日の糧を得られない人がたくさんいるのも事実。現状を直視して来ようと思う。

※今回のレートは移動平均で1タイバーツ(以下B)あたり約3.016円ですが、本文中は3円/Bで換算して表記しています。


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