イメージキャラの「たいようくん」です

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2010年12月17日〜21日 ラオス(ビエンチャン)、タイ(バンコク)

バーイディー・ラオ!


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4日目(3) -12月20日(月)- このページに出てくる主な場所のGoogleマップ


■あんまで癒され、タイ料理で満たされる

【プロンポンへ】

いよいよ今回の旅行のフィナーレを迎えようとしている。旅行の前半は弾丸で観光をして、後半は買い物とマッサージといういつものパターンだ。

ここからのスケジュールはまずプロンポンへ移動して、あんまやで9か月分のコリを取ってもらう。次にプロンポン周辺である物と、アソークのロビンソンデパートのTOPSで日用品、食料品を買ってホテルに戻る。そして最後にひとり晩餐会で締めくくる予定だ。

14:40頃ホテルを出発する。

コンビニ前の果物屋台

コンビニ前の果物屋台

元気そうに営業していた

ホテルを出て、Soi19に向かって左にあるファミマの前にいつものフルーツ屋台の兄ちゃんが出ている。あちらは憶えていないだろうが、こちらは懐かしく感じる。

過去二回このホテルに泊まった時は、前を通るたびにこの兄ちゃんから果物を買っていた。主にパイナップルとスイカだが、いつ買っても美味しかった。素材のみで勝負する商売なので、いい目利き(仕入先?)をしているのだろう。

今回初めてひとりで泊まったので、果物を買うことはなかった。ひとりで食べるにはちょっと多すぎるかな。おしんの国から来た者にとって、捨てる前提で食べ物を買うことはなかなかできないのだ。

巡回中?の兵士

巡回中?の兵士

非常事態宣言継続中

私がホテルからアソーク駅まで行く方法は二通りあり、ひとつはロビンソンデパートを入ってエスカレータで2階に行き、そのまま駅に直結している通路に出る方法で、遠回りだがロビンソンデパートの中を通るので涼しい。もう一つはSoi19からスクンビット通りに突き当たる所にあるエスカレータ(上りのみ)を利用する方法で、こちらの方が断然早いのだが、バイタクの基地や屋台があって猥雑としていて歩き難い。今回は後者の利用が多かったかな。

上の写真は、アソーク駅で三階のプラットホームに向かう階段を昇っている時に兵士を見つけたので、こっそり撮影してみた。さすがに小銃は担いでいなかったが、治安の良い日本では見られない光景だ。

スクンビットSoi24

スクンビットSoi24

プロンポン駅からの様子

ホテルを出発してから10分ほどでプロンポン駅に到着する。

ホテルからアソーク駅に向かうのに二通りの方法あるように、あんまや(前回はアジア・ハーブ・アソシエーションが多かった)方面に行くにも、涼みながらエンポリウムデパートを通り抜ける方法と、東側の改札を出て、階段を下りてSoi24に出る方法がある。

【あんまやで癒される】

意図があるわけではないが、後者の方法でSoi24に降りる。目指すあんまやはターミナルプラザの中にあり、スクンビット通りから僅か数十メートルのところにある。

ターミナルプラザ

ターミナルプラザ

”タ ミナルプラザ”になっている

上の写真があんまやが入居するターミナルプラザ。このSoi24に限らず、プロンポンは日本人向けの店が多くあり、この怪しさ漂うターミナルプラザも日本語を多く見ることができる。

前回、初めて来た時は少し躊躇ったが、今回は堂々と入ってエレベーターで2F(日本だと3F)に上がり、降りた正面のあんまやに入店する。

受付でマッサージ・メニューから日本式按摩の90分コースを選ぶと、担当のマッサージ師に連れられマッサージ室に入る。といってもカーテンで仕切られただけの病院の大部屋と同じだ。

マッサージ服に着替え、マッサージ師が戻って来るまで薄暗い部屋を見回す。雑居ビルだけあってコンクリート剥き出しの殺風景な部屋だが、壁に掛けられた一輪の花に安らぎを感じる。

マッサージ室

マッサージ室

マッサージ服と呼吸穴付きマッサージベッド

肝心のマッサージの方は、凝りをほぐすので凝っているところは痛いが、そうでないところは気持ち良くて、ベタな表現だが痛気持ちいい。あまりの気持ちの良さに2/3くらいは意識が朦朧としていた。TVの音が聞こえている昼寝と同じで、違いは”TVの音”が”心地よい痛さ”だ。

ちなみに私の凝ってる箇所は、左足のふくらはぎと右の肩甲骨の内側で、今回のマッサージ師からもここを徹底的に攻められた。前回同様、今回のマッサージ師も絶妙な力加減で、特に左足のふくらはぎは、悶絶しそうになる直前の力加減だったり、もう一回やられたらギブアップしようと思っていたら他の場所に変えたりと、ここのマッサージはすこぶる相性がいい。

至福の90分を終え、着替えて受付でハーブティーをいただき代金を支払って店を出る。担当のマッサージ師はエレベーターの前で待っていて、私が店から出てくるのを見計らってエレベーターのボタンを押し、見送ってくれる。技術だけでなく、日本式のマネージメントがしっかりできていて値段は350Bと格安。見送りのマッサージ師にチップを渡してエレベーターに乗り込み、マッサージ師のワイに見送られて店を後にする。

ここに毎日通えるどこでもドアが欲しい・・・。

【ちょこっとお買いもの】

16:30頃ターミナルプラザを出て、Soi24に面した入口からエンポリウム・デパートに入る。残念ながらどこでもドアが無かったので、いつも通りトイレを拝借する。(笑)

ここでもマーキングを済ませ、BTSプロンポン駅直結の出口からスカイウォークを通って、ある物を買いにSoi33/1に向かう。マッサージをする前は階段の下りで足が痛かったが、今は全然痛くない。ある物もあっさり手に入り、文字通り足取りも軽い。凄いぞあんまや!

そのある物とは保険のようなもので、あまり市場に出回っていないだろうから、無くなる前に購入したのだ。

エンポリウム・デパート

エンポリウム・デパート

大きなX'masツリー

Soi33/1に向かう時に見つけていた、スカイウォークにある本屋で歩くバンコクの最新号を買い、BTSに乗ってプロンポンから17時頃アソークに戻る。そのままロビンソンデパート地下のTOPSで食料品の買い物をしてホテルに戻ることにする。

前にロビンソンデパートでメレルの靴が安売りしてたので、二匹目のドジョウを狙ったがメレルの靴は売り場から無くなっていた。ニューバランスのサンダルが格安だったので、かなり食指が動いたが用途が思い浮かばなかったので断念した。他に衣料品も見たが、値段的にもクオリティ的にもここで買うメリットはないので、何も買わずに地下のTOPSへ向かう。

TOPSでは定番品と気になるものを購入する。マンゴー、いちご、パイナップルのドライフルーツを家内に頼まれていたが、他にも良さそうなものがあったら買って来てとメールを受けていた。ドライフルーツはずっしりと重く、1袋の平均が500g以上あるので、良さそうなものはなかったことにする。他にも家内に頼まれたチョコレート・チップが見当たらず、代替品のチョクフレークを買う。私が欲しかった物も見つからず、店員に探してもらったがどうやら売り切れの模様。残念。

誰も並んでいない一番左のレジに行くと、レジのお姉ちゃんからここは現金払いだけどいいかと聞かれる。もちろん現金で払うつもりなのでOKだが、みんなカード払いなの?

リポビタンD

リポビタンD

最後の夜にファイトぉ、いっぱ〜つ!

重い買い物袋をさげて17:40頃部屋に戻り、早速買ってきたものと買い物リストと見比べ、買い忘れがないかチェックする。買い忘れはないが、売り切れてたのかチョコレート・チップが無かったことが気がかりだ。まぁ、無かったんだから仕方ない。諦めてもらおう。

さて、最後の晩餐は何にしようか。昨夜買っておいたリポビタンDを冷蔵庫から取り出し、ひとり作戦会議を開く。前にスアンルムナイトバザールに行ったけど、スコールで引き返したことを思い出し、リベンジに行くことが採択された。ちなみにひとり作戦会議の投票結果は、賛成1票、反対0票の圧倒的多数での可決だった。フードコートでビールメーカーのキャンギャルに注いでもらうビール食事を楽しむことにしよう。

スクンビット通り

スクンビット通り

BTSナナ駅からフードランド方面

18:25にホテルを出る。スアンルム・ナイトバザールに行くには、MRTスクンビット駅から一本でMRTルンピニ駅に行けばいいのだが、BTSの一日券を買ったので、ケチくさくBTSとMRTを乗り継いで行くことにする。

BTSアソーク駅からBTSに乗り、すぐ隣りのBTSナナ駅に着く直前に、前回の家内接タイ旅行で立ち寄ったFood Landにチョコレート・チップがあるかもしれないと思い立ち、緊急下車することにした。

上の写真はBTSナナ駅からFood Landに向かっているスクンビット通り奇数側の歩道の様子。観光客目当ての屋台が軒を並べ、ローカルな夜店と違って猥雑な雰囲気で個人的にはあまり好きになれない。

読み通りFood Landでチョコレート・チップを見つけることができた。家内にとってはファインプレーだが、荷物を重くしてしまったので自分の首を絞めたことにもなる。

【相性最悪のスアンルム・ナイトバザール】

BTSナナ駅に戻り、BTSサイアム駅でシーロム線に乗り換え、BTSサラディーン駅でBTSを下車、連絡通路を通ってMRTシーロム駅からMRTにひと駅乗って19:30にMRTルンピニ駅に到着する。

MRTの進行方向と逆方向の改札から出て、スアンルム・ナイトバザール前の出口から地上に出る。あれ?真っ暗で何もないぞ。しばらく浦島太郎モードになる。

観光案内所

観光案内所

真っ暗

我に返って出口を間違えたかときょろきょろしてみるが、間違えていないようだ。とりあえず記憶を頼りに、暗闇の公園という感じで不気味だが、ナイトバザールの入口があったところから入ってみる。

瓦礫の横をすり抜けると、暗闇の中から見覚えのある観光案内所を発見する。上の写真の通り電気も点いていないので、近くに行くまで気が付かなかった。

ちなみに帰国後、12月24日にスアンルム・ナイトバザールが閉鎖し、12月25日に新たにサイアム・パラダイス・ナイトバザールがオープンしたというニュースを見た。場所はスクンビット101/1の反対側で、BTS終点のオンヌットの更に東だ。

ほとんど閉店

ほとんど閉店

開店率は2割程度だろうか?

折角来たのでとりあえず一周してみる。道路に面した店はちらほら営業しているが、中に入ると上の写真のようにほとんど閉店していて、客もほとんどいない。

もちろんフードコートも営業していないのでビールメーカーのキャンギャルにビールを注いでもらうこと食事もできない。

以前から閉鎖の噂はあったが、こことは相性が悪かったようだ。

さて、どうしようか?ここに居ても仕方ないので、MRTに乗ってMRTスクンビットまで戻ることにする。再び真っ暗な道を通ってMRTルンピニ駅に向かう。

【今夜もトンローへ】

MRTの車内でティダ・イサーンに行くか、またトンローSoi38に行くか思案する。そうだ、トンローSoi38の反対側に、オースワンで有名な55ポーチャナーという店があるじゃないか。よし、そこに行こう。

この緊急動議も賛成1票、反対0票の圧倒的多数で可決された。

55ポーチャナー

55ポーチャナー

Soi55を渡った有名店

MRTスクンビットで連絡通路を通ってBTSアソーク駅でBTSに乗り換える。ここを出発したのが18:30で現在20:00。1時間30分かけて一周してきたことになる。

目的の55ポーチャナーは、BTSトンロー駅を降りてトンローSoi55を渡るとすぐに見つかった。店内にもテーブルはあるが、店員に断ってスクンビット通り沿いの女性グループの隣りのテーブルに座り、ビアシンとオースワンを注文する。

玉石混合

玉石混合

アメージング・タイランド

隣りの女性グループ、若い女性らしくワイワイ、キャーキャーと賑やかに会話をしているが何か違和感がある。一部の女性の声がやけに太いのだ。

オースワンが来るまでビールをチビチビ飲みながら更に観察を続ける。

太い声の持ち主でガタイの良いのはたぶんオ○マだ。でも明らかな女性もいる。(彼女ももしかしたら?)

私の能力では全員は鑑定できない。アメージング・タイランド・・・。

店主?

店主?

まだまだ現役

上の写真はこの店の店主らしきお爺さん。

ヨボヨボ歩きで私の所にも注文を取りに来たが、既に店員に注文したので、あの店員に注文したと身振り手振りでその旨を伝えると、その店員の所まで行って確認をしていた。また、オースワンを運んできたのもこの爺さんだ。

この爺さんが一代でこの店をここまで大きくしたのかは知る由もないが、店が大きくなって後継者に経営を任せた今でも、情熱は変わっていないのではないだろうか。こんな年寄りを働かせてと思う人がいるかもしれないが、気力が続く限りこの爺さんから仕事を取り上げないでもらいタイ。

絶品オースワン

絶品オースワン

ぺろりと平らげてしまった

ヨボヨボ歩きのお爺さんが、手をプルプル震わせながらオースワンを持って来た。

前言撤回。爺さん、火傷するといけないから、熱くて重いオースワンは若い店員に任せた方がいいよ。

オースワンは熱した鉄板にもやしを敷き、卵に片栗粉かタピオカ粉と調味料を合わせた生地に小ぶりの牡蠣をたっぷり入れたものを流し込み、仕上げにフライドガーリックをふりかけたものだ。

私は自他とも認める猫の舌を持つ男なので、ひと口ひと口をフーフーしながら慎重に食べる。う、美味い、美味すぎる。ちょっと味が濃い気もするが、じゅうぶん及第点だ。出てきた時はこんなに食べれないと思っていたが、夢中で食べてるうちにビールと共に四次元ポケットに消えていた。

内訳は分からないが、お勘定は全部で250B。満足したのでチップを置いてテーブルを立った。

最後の夜に乾杯

最後の夜に乾杯

これまた絶品!肴はコンビニ前のルークチン屋台

トンローからBTSに乗り、21時頃ホテルに戻る。

重石のノートPCをホテルのWiFiにつなぐと家のPCがログオンしていたのでメッセージを送ってみる。

すぐに家内から返事があったので、音声チャットを試みるがどちらのPCも音声が出ない。家でテストした時はうまくいったんだけどなぁ。

仕方ないので22時(日本時間24時)過ぎまでチャットをして、翌朝7時(日本時間9時)までにメールが無かったら電話するよう頼んでPCを切る。明日は寝過ごすわけにはいかない。

ビールが無くなったので、ホテルの前のコンビニに補給に行く。ついでにコンビニ前のルークチン屋台で酒の肴を買う。今回初めて買ったがこれもまた絶品だ。1本10Bでたっぷりのキャベツ(食べなかった)とタレが付いていた。ソムタムの屋台もいたけど、そちらはまた今度チャレンジしよう。(いつだ?)

シャワーを浴び、歯磨きをして最後のパッキングをする。ホテル備え付けの目覚まし時計と携帯電話の目覚ましをセットしておく。翌朝使う小物は机の上に置いて24時過ぎにベッドに入ると、この日もあっという間に気を失った。


本日の歩数

歩数:26,053歩、EX歩数:16,865歩、消費Cal:1,067Kcal、距離:19.38km


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