イメージキャラの「たいようくん」です

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2010年12月17日〜21日 ラオス(ビエンチャン)、タイ(バンコク)

バーイディー・ラオ!


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4日目(1) -12月20日(月)- このページに出てくる主な場所のGoogleマップ


■チャオプラヤークルーズ&ノンタブリー散策

【サトーンへ】

明日は帰るだけなので、今日が実質最終日になる。7時に目覚ましをかけていたが、5:50に目が覚める。睡眠時間は短いが、ぐっすり眠れたためかスッキリしている。日本時間だと7:50だもんな。

バンコクの空気が悪いのか、エアコンのせいか喉が痛いので、念のため風邪薬を飲んでおく。

朝食を7時に頼んでおいたので、それまでインターネットをすることにする。ちょっとは”重し”にも働いてもらわないとな。教えられたID、パスワードであっさりつながるが、スピードはあまり速くない、というか遅い。

インターネットをしていると、通信速度が遅いこともあってあっという間に時間が経ち、部屋のチャイムが鳴る。

朝食

朝食

鶏粥と昨夜の残りのムーサテ

朝食のメニューは前より豊富になって、4種類くらいから選べられるようになっている。チェックインの時にメニューと時間を聞かれるので、7時にお粥を持って来てくれるよう頼んでおいた。

味は取り立てて美味しいものではないので、朝食がオプションなら外で食べたほうがいいだろう。今回は朝食付きのプランだったが、断っとけば良かったかな。と文句を言いながらも、昨夜の残りのムーサテを電子レンジで温めて一緒に食べる。ムーサテはやっぱり酢の方が美味しいかな。朝からピーナツソースはくどいし。お粥は量が多くて途中で飽きたため半分くらい残す。

ベッドメークと食器の片付け用に、ベッドのサイドテーブルと食卓にそれぞれチップを置いておき、自宅のPCをログインしていないようなので、家内の携帯にこれから出かける旨のメールを入れ、身支度を整えて7:40にホテルを出る。

サイアム・スクエア

サイアム・スクエア

赤シャツの暴動の跡

今日はBTSに何度も乗るだろうから、アソーク駅で一日券(120B)を購入し、通勤ラッシュのBTSに乗り込む。

前回はチャオプラヤー・ボートに乗らなかったので、サパーン・タークシン駅まで行ってサトゥーン船着場からのんびりチャオプラヤー・クルーズをするつもりだ。まずはスクンビット線からシーロム線乗り換え駅のサイアム駅で下車。シーロム線のホームに向かうが、凄い乗客で来たBTSに乗ることができなかった。今まで満員だったことはあるが、乗れなかったことは初めてだ。

上の写真はサイアム駅のホームから見た赤シャツの暴動の跡で、この更地になった一角にお気に入りのマンゴータンゴあった。別の場所で屋台のような仮設店舗で営業を再開しているらしいが、今回は行かなかった。

【チャオプラヤー・クルーズ】

次に来たBTSには先頭で乗り込んだので、座ったままサパーン・タークシン駅まで行き、サトゥーン船着場に降りると、ちょうど無旗(各停)のボートが着いたところだった。本来ならオレンジ色等の旗をつけた急行に乗るのだが、今回はのんびり終点まで乗りたかったので、ナイスなタイミングだ。さっそく乗り込む。

切符売りのおばちゃん

切符売りのおばちゃん

金属の筒をカシャカシャいわせてやって来る

ボートに乗り込むと、上の写真の切符売りのおばちゃんが金属の筒をカシャカシャいわせながらやって来るので、20B札を差し出すと切符とおつりの7Bが返ってくる。1時間乗って40円しないのだ。

そういえば、今回初めて検札を受けた。途中の船着場から年配の女性が乗って来て、乗客の一人一人の乗船券を確認し、途中の船着き場で降りて行った。もちろん私もチェックされたが、切符を持っていたから問題ないけど、持っていなかったどうなるんだろう?買い直してもたかが13Bだが。

サトゥーン船着場を出ると両岸にシャングリラ、オリエンタル、ペニンシュラ、シェラトン、ヒルトン等、私には縁がないリバーサイドの高級5ツ星ホテルを見ながら進む。

ワット・アルン

ワット・アルン

朝日を浴びる暁の寺

プラ・ポクラオ橋を過ぎ、メモリアル・ブリッジをくぐると、プラ・ピンクラオ橋までの間に観光の目玉が続々と登場する。まず、チャオプラヤー・ボートに乗ると必ず撮ってしまうワット・アルン。暁の寺と呼ばれ、朝日を浴びるとキラキラ輝く姿が美しいと言われている。

日の出の頃に来ようかと思ったりしたが、夜明け前に旧市街をウロウロするのはどうかなと今回は自粛した。夜はライトアップされていて、それを見ながら夕食を楽しめるレストランもあるらしいが、男ひとり旅に用はない。

王宮(ワット・プラケオ)

王宮(ワット・プラケオ)

エメラルド仏が納められている

ワット・アルンの対岸はター・ティアン船着場で、タイ古式マッサージの総本山で、タイ初の大学、バンコク最大敷地面積と最古の歴史を誇るお寺のワットポーがあり、次の船着場のター・チャンには王宮(ワット・プラケオ)がある。

この辺りがバンコクの観光銀座とも言える一角で、観光客やそれを狙った土産もの屋や詐欺師の巣窟になっている。(笑)

シリラート病院

シリラート病院

プミポン国王が入院中

王宮を過ぎると、プラ・ピンクラオ橋の手前には現在プミポン国王が入院中のシリラート病院が見えてくる。

シリラート病院は博物館としても有名で、別名死体博物館やシーウィー博物館などと呼ばれている。シャム双生児のホルマリン漬けを始め多くの標本や、拳銃で頭を撃ち抜かれた人の断面の展示、シーウィーという凶悪殺人犯を死刑後も晒し者にしたりしているそうだ。

私は行く気が起こらないがこのサイトに詳しく載っている。かなり強烈な画像があるので、自己責任でアクセスしてほしい。

水上家屋

水上家屋

昔ながらの生活感が漂ってくる

鉄道橋、ラマ7世橋をくぐると、徐々に建物が低く、まばらになってきて、景色が変わってくる。

上の写真はトンブリー側(西側)の水上家屋で、バンコク側(東側)には立派な水上家屋があったりする。どちらがいいと言う訳ではないが、急成長を続けるバンコクと、置いてきぼりになっているトンブリー地区の明と暗が垣間見れたりする。

結構楽しめたチャオプラヤー・クルーズだが、この船の操舵手は着岸が下手で、何度か着岸に失敗した。あまり減速せず、いきなりリバースに切り替えるものだから、立っている乗客は前につんのめるし、船着き場で停船しきれないのだ。

ラマ5世橋をくぐると、間もなく終点のノンタブリーだ。

【ぶらっとノンタブリー】

右前方に水色のノンタブリー県の旧庁舎が見えてきて、終点のノンタブリー船着場には、サトゥーンから1時間ちょっとかかって9:20に到着した。

朝夕にはここから更に北上して、パーク・クレットが終点のボートもあるらしいが、乗客は全員降りたのでこのボートはここが終点なのだろう。私もここが今回の目的地なので、ここで降りる。

ノンタブリー船着場

ノンタブリー船着場

13Bで1時間のクルージングが楽しめる

日本で港といえば海を連想するが、ここノンタブリーは川の船着場でありながら、港町のようにここを中心に町が形成されているようだ。バンコクの船着場は、路地を通って大通りに出るが、ここは下の写真の時計塔のロータリーに直接面していて、どことなく風情がある。

ここで忘れものに気付く。ノンタブリーの見どころをまとめた自作のしおりを忘れたのだ。記憶にあるのは100年コーヒーとクイティアオのお店が、路地の中にあることくらい。仕方ない、忘れた自分が悪いのだ。適当にぶらっと見て回ることにしよう。マイペンライだ。ちなみに路地をぶらついた時、100年コーヒーの店の前を通っていたようで、ここでも第六感のセンサーの感度が良くないようだ。

時計塔

時計塔

ロータリーになっている

ボートを降りると、出迎えてくれるのが上の写真の時計塔。1957年からここで時を告げているらしい。

この時計塔を中心にロータリーになっていて、ここが終点なのか経由地なのか分からないが、多くのバスがここでUターンをして折り返して行っていた。通るバスの番号をバンコクバス路線図で調べると、アヌサワリー(戦勝記念塔)に行くバスも多い。帰りはバスを使ってもいいかな。とこの時は思ったりした。

ノンタブリー旧庁舎

ノンタブリー旧庁舎

写真はほんの一部で、大きな木造建築物が渡り廊下でつながっている

上の写真は船着場を降りて右(南)に行ったところから撮ったもの。旧庁舎はとても大きく、何枚か撮影したがこのアングルから撮ったものが一番良かった。ただ、大声で叫びながらふらふらと徘徊している(ラリってる?)おじさんがいたので、この場をすぐ離れることにした。

時計塔に戻り、商店街を東に歩いてみることにしよう。

焼き物のお店

焼き物のお店

箸置きくらいの大きさ

時計塔の周りにはトゥクトゥクやサムローがたむろしているが、ここを訪れる外国人観光客が少ないからか、まったく声がかからない。ここでは地元民のための交通手段なのだろう。

上の写真のお店は小さな焼き物を置いている。用途は分からないが、実用品ではなく、装飾用なのかもしれない。

タイ・スイーツ屋台

タイ・スイーツ屋台

買えばよかったと後悔

さらに歩いて行くと、コンビニの前にタイ・スイーツの屋台が出ていた。一見営業妨害のようにも思えるが、ここがタイの懐の深いところで、たいていのコンビニの前には食べ物屋台が出ている。コンビニに来たついでに屋台で買い食いしたり、屋台が目的で、ついでにコンビニで飲み物を買ったりと、共存共栄しているのだろう。もしかしたらコンビニがショバ代を取っているかもしれないが。

カノムはタイの伝統的なお菓子は素朴な味で、ルーク・チュップは色(ケバい色もあるが・・・)や形でも楽しませてくれくれるところなど、どことなく和菓子と通じるものがある。飛び上るほど美味しいものではないが、お土産にちょっと買えばよかったかなと少し後悔した。

外国人観光客があまり来るようなところではないので、庶民向けのお店なのだろう。(屋台だから当たり前か・・・)

カオソーイ

カオソーイ

こんなところで出会えるとは思わなかった

さらにぶらぶら歩いてると、レッドカレーの香りが漂い、ガラスケースに置かれた揚げ麺が目に入る。それってカオソーイじゃないか?と気付くまで10mほど通り過ぎてしまった。私のCPUは演算処理が遅いのだ。店に戻って店の女性に揚げ麺を指さし「カオソーイ?」と聞くと頷くではないか。ここまで感度が良くなかった第六感センサーだが、この時だけ反応したようだ。

出てきたカオソーイは鶏肉たっぷりでとても美味しかった。高菜漬けみたいなのは最初からトッピングされていたが、ホムデンとマナオが無かったのはマイナスポイント。今までなかった茹で卵のトッピングはプラスポイントだ。記憶を美化しているかもしれないが、今のところチェンライで食べたものが1番かな。

完食して代金は35Bと良心価格。カロリーは高そうだが、満足度も高い。

【バンコクへ戻ろう】

ジモティ(地元民)に付いて交通量の多い道を渡り、反対側の道を船着場に向かって歩く。

ノンタブリー旧庁舎は博物館になっているようなので入ってみる。総チーク造りということだがあまり保存状態がないようでなんかチープだ。建物はいくつかの家屋が渡り廊下でつながっていて、正直途中で飽きてきた。バンコクへ戻るとするか。

停泊中のチャオプラヤー・ボート

停泊中のチャオプラヤー・ボート

一番奥のボートに乗船

アヌサワリー行きのバスもあることは確認できたが、ここは船にこだわって再びチャオプラヤー・ボートに乗ることにする。

結局ノンタブリーには40分ほどの滞在で、結果的にカオソーイを食べに来たようなものだったが、知らない街を歩くのも悪くないし、何よりチャオプラヤー川クルーズを満喫できたのが良かった。

船着き場に戻ると急行を示すオレンジの旗を掲げたボートが三艘並んでいた。一番奥のボートに乗客がいたので私も乗り込むと、ほどなくしてボートは出航した。

プラ・アティット船着場

プラ・アティット船着場

やっぱり急行は早い

このボートの操舵手の操船は上手く、船着場手前でニュートラにして惰力で近付き、過ぎる寸前でリバースにして着岸する。衝撃も少なく非常にスムースで、往路の操舵手と技量の差を感じずにはいられなかった。

次に向かうのはカオサン通りに近いプラ・アティット船着場だ。中華街に行くのもいいかなと考えていたが、カオサンには久しく行っていないし、センセーブ運河ボートにも乗りたいということで、中華街は次回以降に行くことにする。

さすがに急行は早く、各停と比べて1/3くらいしか停船しないので、目的地のプラ・アティット船着場には30分ほど乗って10:35頃到着した。ちなみに料金は14Bで往路と1Bしか変わらないが、もしかしたら区間によって料金が異なるのかもしれない。何れにしても安いことには変わりない。


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