3日目 9/19(土)-その1-
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■鉄路カンチャナブリからバンコクへ
この日は昼頃までにカンチャナブリからバンコクへ移動し、あしてんままのハイライトともいえる15時に予約しているエステに間に合わせることで、難易度は高くありません。
移動手段も往路と同じくロットトゥ、本数が多いバス、時間がかかって本数も少なくて不便な鉄道の三種類からの選択になります。値段はほとんど同じで、一番早く街中まで運んでくれるロットトゥか本数が多いバスを選ぶところですが、ここはあえて不便で時間がかかるけど旅情をかきたてる鉄道で行くことにします。
この場合、終点のトンブリ駅からどうやってホテルに辿り着くかが問題ですけど、そこはマイペンライの国です。何とかなるでしょう。では、今日も冒険を始めまることにしましょう。
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6時に携帯電話のアラームをセットしていましたが、なぜかそれより30分早く起床して荷物を整理し、6:00には全員が起床。予定より早く6:53にGHをチェックアウトしました。昨夜のナイトバザールは跡形もありません。その反対側にはSLが置かれています。
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カンチャナブリ駅には6:58到着。
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窓口ではお年を召した白人が切符の変更をしていて手間取っているようです。その間、あしてんままは駅の周りの刈り込みを撮影してました。コブラやゴジラのような怪獣などたくさんの刈り込みがあります。
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泰麺鉄道(ナムトック線)の料金は外人価格が存在していて一人100Bです。1,000B札を出すともっと細かい金を出せと高圧的な態度をとります。外人価格を取る上にこの女性職員はサービスの”サ”の字も知らないようです。写真はクウェー川鉄橋方面です。
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振り向いてバンコク方面を写します。こちらもずっと真っ直ぐに線路が続いています。
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この黄色いトロッコのようなのは観光列車でクウェー川鉄橋を往復しているそうです。近くで写真を撮りたかったけど、写真に写ってる怪しそうなおじさんがいたので近寄りませんでした。
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カンチャナブリ駅にも売店と食堂があり、朝から活気があります。朝食代わりに私は豆乳、あしてんままは牛乳、ユメはジュースを購入します。でも、ナムトック線は一日上下各3本の計6本しか運行してないんだけど、ちゃんと商売になっているのかなぁ。マイペンライ。
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ORD260列車は予想通り25分遅れて7:44に入線してきました。トンブリ駅10時着ですが10:30頃到着でしょうか。マイペンライ。
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この列車は観光列車ではないのか、最後尾の車両を陣取ります。開けっ放しのドアから真っ直ぐ伸びた線路を写します。踏切りは大きな道路にしかなく、手動式でガラガラガラと引っ張り出す鉄製のバリケードタイプです。
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その様子をあしてんままに撮られてました(笑)。
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ナムトック駅→クウェー川鉄橋駅間と異なって見どころもなければ街らしい街もなく、単調な平原が続きます。そしてこのふたりはまたしても眠りの中へ。
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向かいの席の白人カップルも夢の中。でも、日本じゃ考えられないくらい保線状態が悪くて時折ジャンプを繰り返すことがあります。さすがにその時は目を覚ましていましたけどね。よく脱線しないものだと思います。
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単線のため途中の駅で待合せで15分ほど停車し、更に遅れが増した模様。別の駅では昨日乗ったORD257列車と擦れ違いますが、きっとずい分待っていたでしょう。時間通り運行しようなんて思っていないでしょうね。マイペンライ。
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車内は飲み物や串焼き、ご飯などの物売りが来ます。あまり食指が動かなかったので買いませんでしたが、写真の中華饅頭のようなものを1つ購入。5B。味のない蒸しパンで芋あんのようです。マイアローイ(おいしくない)でした。
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大きな街で世界一大きな仏塔(工事中でした)があるナコンパトムを過ぎると徐々にバラック家屋が増え、都会になってきて間もなく到着のようです。写真は貨車の下でハンモックを吊るして休んでいるおじさん。マイペンライ。
(3日目(2)へつづく)
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