2日目 -9月20日(日)-
|
■マラッカの夕陽は見れたのか?
●CA975便(北京00:05-06:25シンガポール)
日付は変わっていないが、ここから2日目ということで。
一般客の列に混じって23:36に搭乗する。ボーディングブリッジ内部でエコノミークラスとビジネスクラスの分かれ道を左に行く。
|
座席は12Aで隣りは空席。30席中20席が埋まっていた。
|
0:01にドアクローズ、0:04にプッシュバック、0:23にRWY01から離陸する。
ウェルカムドリンクに引き続き飲み物はシャンパンをいただく。今回はちゃんとエイゴが通じたんだよね。
|
↓↓↓マウスオーバーで前菜↓↓↓
いい加減酔っ払ったから寝ようかと思ったら食事が運ばれてくる。
でも出されると食べてしまうのが貧乏人の性。この時間に食べるとどうなるか分かっていても食べてしまう・・・。
|
1:20頃眠って一度トイレに起きたものの5:40まで熟睡する。もうこんなところまで来ていた。
6:00にシートベルトサインが点灯、6:20にRWY20Lから着陸、6:28にD34スポットに到着する。ここもほぼ定刻通り。
6:30にドアが開いて降機する。
|
【CA975便諸元】
機材:Airbus A330-343X、機体番号:B-5956、型式:A330-343X、製造番号:1563、登録:2014/09
|
|
●クイーンズストリート・バスターミナルへ
6:36にパスポートコントロールに到着、待ち時間なしで6:38に入国、6:41にバゲージクレームに行って6:42にリモワをピックアップ、不要な荷物をリモワに詰めて6:46に制限エリアを出る。
イミグレーションはフリーパスで、イミグレーションカードのAddress in Singapore欄は”TRANSFER”でOKだった。
|
チャンギ国際空港から7:07にMRTに乗ってタナメラで乗り換え、7:31にブギスで下車する。有効期限を確かめていなかったが、3年前に買ったEZ LINK Cardはまだ使えた。
ゴミのポイ捨てどころか吸い殻が大量に捨ててあるのは日本以上かも。ゴミひとつ落ちていないイメージのシンガポールはこんなもの。
|
↓↓↓マウスオーバーでチケット↓↓↓
7:39にクイーンズストリート・バスターミナルに到着。予定では9:00発のバスのチケットを買い、その辺のホーカーで朝食でも食べるつもりだ。
チケットカウンターに行くと、その前の7:45のバスがあるというのでそのチケットを買う。20SGD(約1,450)。バスはカウンターの道の反対側に停まっている写真のバス。チケットはマウスオーバーのように、手書きの座席番号と、バスのナンバープレートがスタンプで押されている。
自分でトランクに荷物を入れてバスに乗り込む。外観と違って中はくたびれている。座席は1-2の3列シートで、右側の2列シートが空いていたのでドアが閉まると移動する。
|
●マラッカへ
7:52にクイーンズストリート・バスターミナルを発車。F1グランプリ開催期間中のせいか、レースコースを迂回するようにマリーナベイサンズの南を通ってハイウェイに入る。ウッドランズのチェックポイントに行くものとばかり思っていたが、8:25にセカンドリンクのチェックポイントに到着する。
バスを下りてイミグレーションに行く。荷物はバスに残したままで良いらしい。
出国スタンプを押してもらい、制限エリアに入る。バスはすでに待っていて8:34に発車。写真のセカンドリンクを渡る。
|
8:43にマレーシア側のイミグレーションに到着。建物はシンガポール側に比べてかなりショボい。ここは荷物検査があるので、トランクの荷物を各自が持って建物に入る。
若い係員はボショボショ喋って何を言っているのか分からない。「ソーリー? パードン?」を繰り返しているうち、だんだんと腹が立ってくる。荷物のX線検査は自分でコンベアにおくが、おしゃべりに夢中で誰もモニターを見ていない。
8:47に外に出るけどバスがいない。同乗者を覚えておいて見逃さないようにしておかなければならない。
しばらくしてバスはやって来て、8:51に発車する。道中は油椰子のプランテーションばかりでつまらない。
|
↓↓↓マウスオーバーで移動販売車↓↓↓
バスにトイレはなく、10:39にパーキングエリアに着く。といっても設備はトイレがあるだけで、マウスオーバーのような移動販売車がいるだけ。
売っているものはお菓子や飲み物、果物など。その中から写真のソイミルクとこしあんまんを買う。3.3MYR(約\110)。ソイミルクはビールを売っていなかったから、こしあんまんは”KELAPA、KAYA、LEMBU、AYAM、KACANG”の中からのチョイス。”KAYA”以外は知らない具で、いわゆるギャンブルであった。その結果、中がこしあんだっただけのこと。
|
●マラッカ到着
11:39にマラッカセントラルに到着する。
バスを降りると乗客は霧散したため、どこに行けばいいのか分からない。バスターミナルも非常に大きい。
建物の中に入り、”BAS DOMESTIK”の看板を見つけるが、非常に狭いドアで看板がなければ分からなかっただろう。
ちなみに”BAS DOMESTIK”はスペルミスではなく、本当にそう書いてある。
|
バスターミナルがあるマラッカセントラルはいわゆる新市街で、見所満載の旧市街へは17番バスで行ける。
バス乗り場に行くとすぐにバスはやって来たので乗り込む。料金は乗り込む際に行き先を告げて払うシステム。運転手がひとりずつ相手にするので時間がかかる。ダッチスクエア(オランダ広場)へは1.5MYR(約\50)。
客がぞろぞろやって来るのもあってなかなか出発しない。バスは新しく、エアコンが効いていて快適だからいいけど。11:59にようやく発車。
|
12:25にオランダ広場に到着。
降りる場所は景色で間違えることはないが、観光客のほとんどここで降りるようだ。
ひとまずホテルに行って荷物預けて出かけるつもりであったが、マラッカ川を渡ったところで行列ができていたのでその列に並ぶ。
|
↓↓↓マウスオーバーで店↓↓↓
中華茶室 海南鶏飯(Kedai Kopi Chung Wah)というチキンライスボールの人気店で、35分並んで13:03にようやくテーブルに通される。
頼んだのは写真のチキンのハーフ、チキンライスボール、ライムジュース。チキンはひとりには多過ぎで、骨が付いたままなので食べ難い。チキンライスボールはその名の通りチキンスープで炊いたご飯を丸めたもの。不味くはないけど、ここまで並んでまで食べる必要はなかったかな。
ちなみにこの店はビールは置いていない。代金は26MYR(約\844)。
|
13:25に店を出て、ジョンカーストリートを歩く。真ん中あたりで写真の変な象がある。
これはマレーシアの伝説のボディービルダーで、Taman Warisan Dunia Jonker Walkという公園にある。てっきりお寺かと思っていた。
|
13:35にホテル・プリに到着。看板がなければ通り過ぎそうな佇まい。
レセプションに行くと、「あなたラッキーね。チェックインは15時だけど一部屋空いてるわ。」ということで部屋に入ることができた。
ひと通りホテルの撮影を終え、シャワーを浴びて街歩きスタイルに着替え、15:05にホテルを出発。
|
●マラッカ街歩き
マラッカ川まで来ると、結婚式の写真撮影でもしているのか華やかな衣装のカップルが。
でも暑そう。
|
定番のマラッカキリスト教会。
1753年に完成したプロテスタント教会で、赤色の壁に純白の十字架が印象的。
|
オランダ広場から東へ100mほど行くとフランシスコ・ザビエル教会がある。
こちらはカトリック教会で、マラッカキリスト教会とは外観が異なる。
|
↓↓↓マウスオーバーでやじろうのプレート↓↓↓
敷地内にはふたつの像があり、右がフランシスコ・ザビエルで、左はザビエルが日本へ渡るきっかけを作った日本人のやじろう。
日本でザビエルの名前を知らない人はほとんどいないが、やじろうの名を知っているのはほとんどいないのではなかろうか?
|
再びオランダ広場に戻ってスタダイスへ。
スタダイスは旧総督邸で、現在はマラッカの歴史博物館になっている。
先を急ぐので中には入らず。
|
セントポール教会へはスタダイスを過ぎて左にある歩道を上がっていけばよかったのだが、知らずに車道を行ったのでここから行かなければならない。
これがまた急でタイなどでよくあるピッチが異なる階段で足にくる。途中飲み物を売っているのだが、やはりビールはない。
|
汗だくになりながらセントポールの丘に辿り着く。写真は入口にあるザビエルの像。
1545〜1552年の間にこの教会を訪れて布教活動を行い、中国で布教活動中に殉教した後、この教会で9ヶ月間安置された。その後遺体はマドラスへ送られたが、右手は切り取ってポルトガル本国へ送られ、この像が建てられた後、遺体と同じ様に嵐で右手が落ちたとか。
|
セントポール教会の内部は屋根が落ちて壁だけが残っている。
これはポルトガル支配時代はカトリック教であるが、後にオランダ支配になってプロテスタント教に変わったため、メンテナンスがなされなかったからだとか。
内部はポルトガル人の墓石が残されている。
|
↓↓↓マウスオーバーで内部↓↓↓
1511年にポルトガル人によって建設されたサンチャゴ砦。ファモサ要塞、エー・ファモサとも呼ばれている。
マウスオーバーのように何もなく、観光客が休んでいたり、ストリートミュージシャンが演奏している。
|
↓↓↓マウスオーバーで看板↓↓↓
マラッカ川の西に戻って来て、ジョンカー・ストリートの一本北のハーモニー・ストリートを歩いてみる。
写真はカンポン・クリン・モスク(Kampung Klling Mosque)。1868年にマラッカに住むインド人イスラム教徒によって建てられた、ピラミッドスタイルの屋根が特徴のモスク。
信者じゃないので建物には入らず。
|
↓↓↓マウスオーバーでジョンカーデザート88↓↓↓
ジョンカー・ストリートに戻り、マウスオーバーのジョンカーデザート88という店に入る。
頼んだのはマンゴー・アイスカチャン。5.3MYR(約\172)。小豆やトウモロコシを底に敷いたマンゴーのかき氷。蜜は素朴な黒蜜でクールダウンできた。
|
店を出て街歩きを続けようと思ったが、黒い雲が出てきて今にも降りだしそうなので、いったん部屋に戻ることにする。
その途中、なかなか見つからなかったビールがホテルの近くの個人商店で見つける。タイガービール2本とオレンジジュースを買うが、ビールは8.3MYR(約\270)と高い。
でも、せっかく見つけたのに久々に飲むタイガービールはあまり美味しくない。
|
シャワーを浴びてビールを呑みながらクールダウンしていると、大粒の雨が降り始めたがポツポツだけでスコールまでには至らなかった。
部屋に1時間ほどいて18過ぎに部屋を出る。曇り空に変わりないが、黒い雲は通り過ぎたのでスコールはないだろう。
写真はオランダ広場にたむろする、マラッカ名物のトライショー。キティちゃん、アナ雪、ドラえもんのデコレーションが多いかな。著作権は・・・。
|
●夕陽を見に
夕陽を見るために再度セントポールの丘にやって来た。
雲がかかっていて太陽は出ていない。
|
↓↓↓マウスオーバーで猫とKFC↓↓↓
セントポール教会の入口のゴミ箱はこのように残念な状態。
ただ、マウスオーバーのようにKFCというごちそうを手に入れた猫もいる。
|
同じように夕陽を見に来たのか、カップルや家族連れもいる。
|
巣に戻る鳥の群れが次々に飛んで行く。
|
写真はこの日の日没の19:08頃。残念ながら”マラッカ海峡に沈むとてつもなく大きく赤い夕陽”を見ることはできなかった。いつの日かリベンジに再訪することにしよう。
|
●ジョンカー・ウォーク
セントポールの丘からジョンカー・ウォークに下りてきた。
日もすっかり暮れ、ジョンカー・ウォークの東の入口は客待ちの電飾トライショーでいっぱい。
|
週末はジョンカー・ウォークは歩行者天国になり、場所によっては歩くのもままならぬほど混雑している。
台北の寧夏夜市に雰囲気が似ている。
|
ジョンカー・ストリートとハーモニー・ストリート交わる辺りで何かイベントをしていて、有名人が歌っているのかと思いきや、ただのカラオケ大会の様子。
|
岩手焼きって何?
|
↓↓↓マウスオーバーで7-11↓↓↓
ジョンカー・ストリートの外れに7-Elevenを見つけ、ハイネケンとスーパードライを買う。11MYRと11.4MYR(約\360)と高いうえに、320mlと微妙に量が少ない。
さっそく店先のテーブルで一気飲みする。
|
↓↓↓マウスオーバーで食べた店↓↓↓
食べ物の店が並んでいる辺りはやはり賑わっている。その中でマウスオーバーの店に入ってニョニャ・ラクサをいただく。5MYR(約\165)。
スープはピーナツ風味のレッドカレーという感じで、麺は細麺と太麺の二種類。独特の風味でなかなか美味しい。
|
豆腐炒めを売っていたのでつまみ用に買う。
KUIH LOBAK RADISH CAKEと書かれていたが正式名称は不明。4MYR(約\130)。
|
20:40頃ホテルに戻る。シャワーを浴びて21時頃から一人宴会を始める。
左が豆腐炒めで、ピリ辛で濃い醤油味。量が多過ぎて途中で飽きてしまった。
右が”POH PIAH 薄餅”と書かれていたクレープ状の皮に野菜や肉を巻いたもの。チリソースのピリ辛はあるものの、どちらかといえばあっさり味。3MYR(約\100)。
さすが疲れていて22:30頃就寝。
|
本日の歩数
歩数:25,483歩、消費Cal:1,055Kcal、距離:20.3km
|