4日目 -9月22日(火)-
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■最終日は帰るだけ
●CA970便(シンガポール00:15-16:25北京)
23:52に乗り込む。後ろの席は往路でも一緒の便に乗っていた日本人夫婦。中央から後ろはファランの若者グループで、Cの搭乗率は21/30。
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ウェルカムドリンクはシャンペンをもらう。運良く隣りは空席。
ここでCAが驚きの行動をとる。中央列の男性が自分のブランケットだけでは足らず、もう一枚所望するとCAは私のブランケットを持って行くではないか。
すぐに抗議をすると、驚きの表情で平謝りをして新しいブランケットを持ってきたが、私がいることも気付かなかったの?
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写真はパンダのセーフティビデオその2。
0:14にドアが閉まり、0:23にプッシュバック、0:40にRWY20Rから離陸する。
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相変わらずシートベルトサインは点きっ放しだが、何らかのサインがあったのかCAが席を立ち始める。
さぁ寝ようかと思っていた矢先、食事のサービスの開始だ。深夜だけど?と思いつつ、貧乏人はやはり食べてしまう。
左上の皿はサラダ、茶そば、てりやきサーモン、日本産きゅうりと日本食。右下はラム肉とネギの炒めものとイエローライス。
さすがにパンは断った。
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食後トイレに行き、フルフラットにして1:30頃ブランケットにくるまって就寝する。
5:40頃目が覚める。北京まであと50分ほどの場所を飛んでいる。さすがにビジネスクラスだけあって熟睡できたが、20分ほど遅延のようだ。
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6:23にRWY36Rに着陸。6:32に22分遅れでE13ゲートに到着、6:35にドアが開いて降機する。
写真のようにかなり霞んでいる。これがPM2.5か?
9月3日、抗日戦争勝利70周年のパレードの間は規制をかけていたが、普段はこんな感じなのだろう。ちなみに日本と戦ったのは国民党軍で、対立関係にあった共産党軍ではない。歴史を捏造しているのは中国共産党である。
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【CA970便諸元】
機材:Airbus A330-343X、機体番号:B-5957、型式:A330-343X、製造番号:1570、登録:2014/10
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●北京首都国際空港-3-
到着したE13ゲートは遠からず近からずと言った場所で、6:39に乗り継ぎのチェックを受けて6:42に3階に下りる。ここでおそらく普通に出国した人と合流して保安検査を受け、6:51に制限エリアに入る。
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6:55にAir CHINA Bussiness Class Loungeに入る。
パスポートを機械にかざしてフリーWiFiのパスワードを手に入れる。けど、スピードはダイヤル回線並みに遅く、SNSなどはつながらない。
さすが中国。・・・マダマダセカイキジュンニハホドトオイ。
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↓↓↓マウスオーバーでコカ・コーラ可口可楽↓↓↓
ダイニングエリアは朝食の準備がなされ、食べている人もいたが私は食指が伸びず、アルコール類も美味しいものはないのでコカ・コーラをいただく。
ちなみにコカ・コーラを漢字で書くと可口可楽。
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7:48にAir CHINA Bussiness Class Loungeを出て搭乗口に向かう。ゲートはE13で先ほど到着したゲートと同じ。ということは同じ機材だろうと想像がつく。ちなみに同じ席なので、何か目印をつけておけばよかったかな。
写真のように管制塔から先はPM2.5?で霞んでいる。
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7:58にE13搭乗口に到着すると、ちょうど搭乗が始まったところ。
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●CA927便(北京08:40-12:40関空)
8:02に搭乗する。やはり同じ機材だ。
ボーディングパスに書かれているボーディングタイムは出発30分前になっているが、CAはすべてのフライトで約40分前に搭乗を開始していた。
ANAは30分前に搭乗開始してもほとんど出発時間前に全乗客が搭乗を済ませていたが、CAの場合は民度を想定してオンタイムのために10分早めているのかもしれない。
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↓↓↓マウスオーバーでチェリー入り?シャンペン↓↓↓
Cの搭乗率は14/30。日本人が4人、中国人3人、ファランが7人という割合。運良く今回も隣りは空席だ。
ウェルカムドリンクはここでもシャンペンをもらう。何かのカクテル勘違いしているのか、マウスオーバーのように今回はチェリー入り。
特筆すべきは一日遅れだけど日本の新聞を積んでいたこと。日経新聞を所望したが、一面はラグビーW杯で日本が南アフリカから歴史的勝利を挙げたこと載っていた。
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↓↓↓マウスオーバーでエアボーン↓↓↓
8:29にドアが閉まり、8:36にプッシュバックされる。20分遅れで到着したのに定時前に出発できたのは整備士が手抜きをした頑張ったのだろう。
滑走路の先はPM2.5で霞んでいる。8:50にRWY01から離陸する。マウスオーバーのように視界は最悪。
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↓↓↓マウスオーバーでシャンペン↓↓↓
しばらくして機内サービスが始まり、ここでも卑しく朝食をいただく。
左上から時計回りにアヒルの塩漬けゆで卵、ピクルス、フルーツ、点心、お粥。
ここぞとばかりにシャンペンをがぶ飲みする。意外にもCAはラウンジ以外食べ物と飲み物の質、サービスは良かった。
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しばらくすると日本の領空に入る。写真は大山。
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日生(ひなせ)と鹿久居(かくい)島を結ぶ備前(ハート)日生大橋。
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岡山ブルーラインに架かる片上大橋。
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小豆島。写真中央が内海湾。
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大鳴門橋の渦潮もくっきり。
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日本海からこんなルート。
蛇足だが、CAのフライトマップはなかなか秀逸。
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機長のアナウンスによると関空の天候はくもりで気温は26℃とのこと。
12:25にRWY06Rから着陸する。すべてのフライトにおいてソフトランディングであった。
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定刻より10分早い12:30に32番ゲートに到着、12:33にドアが開いて降機する。
予想外に今回は3/4の確率の定時運行であった。ただ、掃除が行き届いていないことを証明するように、わずか3時間ほどのフライトながら新品のスリッパは写真のように汚れていた。
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【CA927便諸元】
機材:Airbus A330-343X、機体番号:B-5957、型式:A330-343X、製造番号:1570、登録:2014/10
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●関西空港-2-
ほぼ先頭で降機したものの他の便が先着したようで、ウィングシャトルも満員の状態で中央ターミナルに移動する。
12:39にパスポートコントロールに到着。5人ほど並んでいるが、仕事が早いので12:42に入国。トイレに行って12:44に6番レーンで待つ。
12:46にファーストバッグが流れ始め、12:47にリモワが出てくる。そのまま14:48に税関に向かい、直前の外国人が別室送りになって係官が交代したこともあり、14:50に制限エリアを出る。もちろん今回も私はノーチェック。
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今回はお土産をほとんど買っていないので、2階に上がって関空KABというお土産店で蓬莱軒の豚まんとシュウマイを買う。KIX-ITMカードの提示で5%引きになる。
ついでにローソンでおにぎりを買い、1階に下りてバス乗り場でバスを待つ。
予約をしていた14:05発のバスが13:56に到着。予約者優先で乗り込み、定刻通り14:05に発車する。
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●帰宅へ
車内でおにぎりを食べる。日本に帰ってくるとこういうシンプルな食べ物が美味しく感じるんだよね。
乗客に中国人母親と娘2人が斜め後方にいて、子どもはおそらく年子で3〜5歳くらいだろうか。姉妹喧嘩をしたり、前の椅子を蹴ったりドリンクホルダーを開け閉めしたりとやりたい放題。もちろん母親は放置。前に座っていた男性も時折振り向いて睨みつけていたが、母親はどこ吹く風。この年からすでに声が大きく、協調性が欠落しているのはDNAがなせる業か。男性はさすがに耐えかねて後方の空席に移っていった。
復路は目立った混雑はなく、15:55から16:08まで白鳥PAでトイレ休憩をとる。
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バスは15分早着の16:52に山陽ICバス停に到着する。そしてこの写真を撮ったと同時にカメラが壊れた。(泣)
迎えに来ていた家内の運転する車に乗り込み、17:07に帰宅して今回の旅を終えた。
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-あとがき-
初期の目的のCAのビジネスクラスは想定外に快適であった。質という面ではANAには敵わないだろうが、ここまで格安でビジネスクラスに乗ることはできないだろう。
遅延が常態化しているのかと思っていたが、遅延は4フライトで1回だけ。客室乗務員も不愛想なイメージがあったが、ANAやTGほどではないしにしろ、米系よりは好感が持てるかな。
悪い点はAir CHINA Bussiness Class Lounge。広いこと以外褒め言葉が見つからない。時間帯によるのかもしれないが、フードとアルコールが貧弱。キャパの割にトイレの数が少ない。WiFiの感度が低すぎるなど。
結論としては利用価値あり。帰国後、既に次の予約を入れている。
これで今年の海外旅行はこれで終了の予定。4ヶ月連続の海外旅行でレポが終わらぬ間に次の旅行に行っていたので、調査も不十分な感もあった。
ちなみにカメラの故障はレンズカバーが閉じなくなり、電源のオフ、オンをするとエラーが表示されて使えることができなくなった。5年間保証に入っていたので、後日カメラ店に持って行き、約1ヶ月後レンズ部分が新品になって戻って来た。めでたしめでたし。
-おしまい-
本日の歩数
歩数:11,798歩、消費Cal:480Kcal、距離:9.4km
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