2日目 -2月22日(木)-
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■与那国島で日本最西端の地に立つ
●石垣空港へ
1時頃目が覚め、電気を消して二度寝するも、当然早く目覚める。ということで5時過ぎに起床する。恐るべし泡盛・・・
それでも二日酔いしなかったのは不幸中の幸いかな。7時開始に合わせて朝食会場へ行くと、すでに先客が5人ほど。
左上から時計回りに、海藻サラダ、モズク、ピーマンの焼びたし、ひじき煮、スンシーちゃんぷるー、ごはん、野菜スープ、野菜のトマト煮、飲み物は牛乳ね。野菜中心でヘルシーなんだけど、肝心のご飯がイマイチ。
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朝の連ドラを見て、8:06に部屋を出る。
8:12に東バスターミナルに到着して8:30発のバスに乗り、9:04に石垣空港に到着する。
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↓↓↓マウスオーバーで在りし日のぱいーぐる↓↓↓
フライトまで1時間ほどあるので、駐車場にいらっしゃる”ぱいーぐる”に会いに行くと、何と台座だけになってるじゃない。台風で飛ばされた?
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●RAC741便(石垣 10:10-10:45 与那国)
気を取り直して、オンラインチェックインをしているので、9:10に保安検査場へ向かい、9:11に制限エリアに入る。
10:10発だけど、機材の到着が遅れて10:00に事前改札が始まり、10:03に歩いて搭乗する。
10:12にドアが閉まり、10:16に出発、10:21にRWY22から離陸する。与那国の天候は晴れで気温は25℃とのこと。
10:24にシートベルトサインが消えるけど、6分後の10:30にシートベルトサインが点灯。10:42にRWY26に着陸して10:44に到着、10:46にドアが開いて10:48に降機する。あっという間だね。
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●与那国空港にて-1-
10:52にレンタサイクルの受け渡し場所に指定されていた、JALのチェックインカウンターに行き、搭乗手続きの列に並んで順番が来ると「搭乗手続きが終わるまで15分ほどお待ちください。」とのこと。
仕方なく、小さい空港内をぶらついたり、外に出て空港の写真を撮っておく。
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●与那国島一周サイクリング
結局20分ほど待って自転車が運ばれてきたのは、台湾製のGIANT社製のクロスバイク。「前ギアを使うとチェーンが外れるので使わないでください。」だって。乗ってから分かったことだけど、最も軽い一段に入れるとチェーンがスポークか何かに当たる音がするので使用することができず、24段変速なのに7段しか使えず、後ほど苦労することになる。
何はともあれ、今日一日苦楽を共にすることになった自転車。ジャイ子と命名する。さぁジャイ子、出発だ!
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11:12に与那国空港を出発して、反時計回りに進む。
しばらく走って集落を抜けると、本日のメインイベント、西崎(いりざき)への分岐点に到着する。その三叉路を右折すると延々と登り坂が続く。24段変速装備の7段変速ジャイ子の一番軽いギアで、ジグザグに走らなければならないほどの急坂。
距離にして500〜600mだろうか。何とか登り切って駐車場の傍らにジャイ子を停める。でも、まだこのくらいの坂は序の口だったんだよね。
何はともあれ、11:37に日本四極で唯一民間人が行くことのできる、日本最西端にたどり着くことができた。バンザイ!
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年に何度か台湾が見えるそうだけど、この日は見えず。別にいいし。
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苦労して登って来た道も、下りる時はあっという間。
先ほどの三叉路を右折すると、最初のテキサスゲートに出くわす。これがあると牛や馬はこの先に行けないんだって。ウチの犬もグレーチングには絶対上がらないもんなぁ。2mくらいだから飛び越えられそうなんだけどね。
事前に「テキサスゲートは自転車から下りて押して渡ってください。」と言われていて、今回回ったところでは4-5箇所くらいあったかな?大抵は下り切ったところにあるので、せっかくスピードが乗ったのに、一旦停止しなければならないんだよね。
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与那国馬。
最初は珍しくていちいち停まって写真を撮っていたけど、進むに連れそこら中にいるし、見に見える地雷が大量に敷設されてるんだよね。
この辺りで電話が鳴る。電話に出ると、明日波照間島の予約をしている安栄観光からで、「明日は時化そうなんで、帰りの第二便が欠航する可能性が高いけどいいですか?」といった内容のもの。最終便だと帰りが遅くなるけど、次にいつ来れるか分からないので、「大丈夫ですよ。」と答えておいた。
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↓↓↓マウスオーバーでゴジラ岩の反対側↓↓↓
ゴジラ岩。
進行方向からはマウスオーバーのようにまったくゴジラに見えないので、1kmほど通り過ぎてしまった。
思っていたより小さく、人間と同じくらいの大きさ。
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12:20にDr.コトー診療所のロケ地に到着。
年末だったか正月だったかにスペシャル番組を見ていたので感慨深い。ドラマの中では志木那島という、架空の島だけどね。
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受付で診察券ではなく、小型金庫みたいなのに入場料300円を入れるという、野菜の無人販売所のスタイル。
待合室や診察室、病室もドラマと同じような感じで、往診用カバンを載せる大きな台座がある自転車も展示されていた。
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12:30にDr.コトー診療所を出てからが大変だった。急な上り坂が延々と続き、カーブの先が坂の頂上だと言い聞かせて頑張るも、カーブを曲がり切るとまだ登り坂で心が折れそうになる。それと失敗したのが飲み物を持ってこなかったこと。道中、コンビニはおろか自販機も無いんだね。これは明らかな調査不足で、炎天下、マジで熱中症の心配をしたほど。
何とか登り切ったものの、その後は下っては上りを繰り返し、13:00に立神岩正面展望地に到着。この時点で足はガクガク。写真では分かり難いかもしれないけど、断崖絶壁なんだよね。
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更に500mほど進んで立神岩展望台へ。
こちらの方が立神岩の姿がよく見えるよね。
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東崎(あがりざき)への分岐を過ぎた辺りの建物の東側に珍しく牛の群れがいて、
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その建物の反対側には馬の群れ。縄張りがあるのか共存してのか分からないねどね。
ちなみにこの四頭は家族なのか、雄馬が道の真ん中でしきりに私に睨みを利かせていたので、しばらく、といっても2-3分だけど動けなかった。
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●与那国空港にて-2-
13:49に与那国空港に戻って来た。2:37で島を一周したことになる。ちなみにGoogle mapsのタイムラインによると、自転車による移動が27.0kmで2:03とのこと。平均時速は約13.17km/hってとこか。
自転車を返却すると、
ス「まだ時間がありますが、よろしいですか?」と聞かれ、
私「島を一周してきたから、もういいです」と答えると、
ス「え!もう一周してしたんですか?」と驚かれた。というのも、オススメコース1は日本最西端の碑を目指す島内半周コースで3〜4時間(約16km)、コース2が東崎灯台を目指すショートコースで1時間〜1.5時間(約13km)だからね。
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何はともあれ水分補給。
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↓↓↓マウスオーバーで昼食難民宣告↓↓↓
そして到着時にこの看板を見て、空港食堂で遅いランチにしようと思っていたので行ってみると・・・。
が〜ん!マウスオーバーのように17時まで休憩とのことで昼食難民決定(泣)。
自転車は返却したし、食べに出る気力もないのでアクエリアスで我慢することにした。まぁ、お腹周りを中心にたっぷり蓄えがあるからね(汗)。
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●RAC746便(与那国 16:30-17:00 石垣)
2時間あまり空港で過ごし、RAC746便はほぼ定刻通りで、16:15に改札が始まり、16:17に搭乗、16:24にドアが閉まって16:29に出発、16:33にRWY08から離陸、16:36にシートベルトサインが消える。
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16:44にシートベルトサインが点灯。16:53にRWY22に着陸して16:55に石垣島空港に到着、16:57にドアが開いて16:59に降機する。石垣空港は歩いてターミナルに入り、いったん二階に上がって意味なく一階に下りて到着ロビーへという無駄な動線になっている。
写真は石垣空港到着前に車輪を下ろした時に撮った写真。
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●ホテル帰着
17:00のバスが出たばかりなので、空港で時間を潰して17:30発のバスに乗り、18:11に東バスターミナルに到着する。後から気付いたんだけど、終点の東バスターミナルで降りるより、二つ前の博物館前で降りた方が近くて早いよね。
今日は気になっていたホテル近くのWさしみ屋十二銭Wというさしみと天ぷらのお店に立ち寄る。
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「ひとりだから少しでいい?」で入れられたのがこれ。野菜のかき揚げと魚の天ぷらが4個ずつでたったの300円。沖縄の天ぷららしく衣が分厚いけど、揚げたてなので美味しい。
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もちろん刺身も買ったよ。こちらもこれでたったの300円。新鮮で身はぷりぷりだけど、味はちょっと淡白かな。
ちなみに醤油は別売りで50円。
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お腹も満たされたのでシャワーを浴び、オリオンビールをいただく。美味いなぁ。
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そして今日も〆に沖縄そばをいただく。実は昨日行ったハッピーマートほんなに行ったんだけど、売り切れていたので、ホテル横のファミマで買ったもの。これもなかなか美味しいね。
結構ハードな一日だったけど、日本最西端に到達した充実感に心地良い疲れで22時過ぎに就寝して二日目終了。
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【本日のタイムライン】
【本日の歩数】
歩数:18,265歩、消費Cal:720Kcal、距離:13.6km
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