-INDEX-
■ 1日目 -5月31日(水)- 舞鶴港めぐりをしてフェリーに乗船
■ 2日目 -6月01日(木)- 北海道に上陸していきなり車中泊
■ 3日目 -6月02日(金)- 札幌郊外を巡り、新しくなったアメリカ大統領官邸へ
■ 4日目 -6月03日(土)- オロロンラインに感動して日本最北端の地に立つ
■ 5日目 -6月04日(日)- 雨につき稚内市内観光
■ 6日目 -6月05日(月)- エサヌカ線を走り、つまみ食いしながら網走へ
■ 7日目 -6月06日(火)- 凄ぇな北海道、網走を拠点に感動の連続
■ 8日目 -6月07日(水)- この世の果てと、日本最東端に立つ
■ 9日目 -6月08日(木)- ルパンの一味を探せ!
■10日目 -6月09日(金)- 襟裳の春は何もないことなかった
■11日目 -6月10日(土)- 王道観光地を巡って旭川へ
■12日目 -6月11日(日)- 日本一長い直線道路を走り、室蘭で地震に遭遇する
■13日目 -6月12日(月)- 霧の海岸線を走る
■14日目 -6月13日(火)- 松前半島をぐるり一周
■15日目 -6月14日(水)- 絶景道路の日本海追分ソーランラインを走って最後の宿泊地へ
■16日目 -6月15日(木)- ノーマル車でシャコタンへ、そしてさらば北海道
■17日目 -6月16日(金)- 想い出に浸りながら帰路へ
おまけ
■おみやげ
-まえがき-
●いきさつ
前回の日本地図塗りつぶしの旅・最終回で和歌山県に泊まり、死ぬまでにやりたいことのひとつをやり終えた。
その緒戦の日本地図塗りつぶしの旅第一弾で主に東北を一周したけど、当初はGoToトラベルの再開を見越して東北だけでなく北海道を一周するプランを練っていた。その後GoToトラベルの後継として全国旅行支援(以下全国割)が2022年10月中旬から開始されたが、その時期から北海道に行くのは厳しいので、泣く泣く北海道を除外した経緯がある。
まあ、北海道には札幌を二度、函館を一度訪れているけど、九州・四国を足しても北海道の方が広いほどだから、これだと二県しか訪れていないことになるからね。
そこで最後の仕上げに北海道一周を延長戦として行うことを計画する。時期は雪や凍結の心配がなく、混雑が予想されるGWや夏休みを外すと6月がベストという結論に達する。北海道は梅雨もないからね。
●ホテルの予約
費用を抑えるため、当初宿泊はキャンプを中心に検討していた。北海道は無料や安くて良いキャンプ場がたくさんあるからね。半面、荷物が増えること、設営・撤収に時間が割かれること、そして何より天候の心配が尽きない。
その後、全国割は3月末まで延長され、更にGWを除いて4月1日以降も再延長される運びとなった(終了日は自治体によって異なり、北海道は7月14日宿泊まで)。これ幸いとキャンプ中心から全ホテル泊へと切り替える。
3月中旬から各旅行サイトでホテルを探す。IHG・ANA・ホテルズグループジャパンは既に予算に達しているのか全国割は利用できず、スーパーホテルは全国割対象のプランが出てこず、楽天トラベルは3月17日からクーポンの配布が始まるが、秒殺なのか元からなのか、宿泊クーポンは無かった。皆の行動が早いのか、それとも予算がかなり絞られているのか、今までと違って今回の予約はかなり厳しい。
結果的にはコスパ重視でじゃらん、Yahoo!トラベル、ホテル直接といった手段を駆使して何とか全日程の予約を入れる。観光云々は後回しにして、何とか宿を押さえたという感じ。
その後、宿泊予定のホテルをリサーチしていたところ、北海道上陸初日に泊まる小樽のホテルの評判が悪いことに加え、値段が高いと思っていたこともあり、出発5日前の5月26日にキャンセルする。元々初日は健康ランド的なところに泊まる予定にしていたので、いざとなったら車中泊からそちらに切り替えればいいかなと判断した。
最終的に13泊で総額103,806円のところ、全国割で83,790円(一部駐車場代、入湯税含む)。クーポンが24,000円分付くから実質59,490円で一泊当たり約4,600円。すべて朝食付きで、その内8泊は夕食付きだからかなり支出を抑えることができたんじゃないかな。
●フェリーの予約
北海道へは直接車で行けないので、愛車で行く場合はフェリーの利用が必須となる。青森まで自走して大間-函館という最安の航路もあるけど、コスパに優れ、寝ている間に連れて行ってくれる新日本海フェリーの舞鶴-小樽航路を選択。
【往路】5/31 舞鶴 23:50 (はまなす) +1 20:45 小樽
【復路】6/15 小樽 23:30 (あかしあ) +1 21:15 舞鶴
運賃はGWを除いて6月30日までの最安値の期間Aで、車長が5m未満の35,900円。運転手は大部屋・個別ベッドのツーリストAが付いている。
そこに往路は”春旅GOGO割”で25%オフ、復路は”夏旅GOGO割”で15%オフというキャンペーンを見つける。ツーリストAより2つ上のステート以上の部屋(個室)を利用することと、55歳以上で1ヵ月前までに予約することがその条件。キャンセル料の条件は厳しくなるけど、予定が決まっているのであれば使わない手はない。
往路はステートBツインで34,810円、復路はステートB和室で39,450円の合計74,260円。最安のツーリストAの往復割運賃(68,210円)より6,050円高くなるけど、片道10,500円の差がある部屋のシングルユースなので、コスパは良いと思ふ。
往路は4月13日に、復路は4月23日に予約を入れる。ちなみに新日本海フェリーは早々に4月1日以降の全国割の予算は取れなかったようで、残念ながら今回はこれがベストチョイスなんじゃないかな。
●予算とスケジュール
計画時の予算は、フェリー代+1諭吉先生×宿泊数+2野口先生×日数で、ざっくりと72,000+140,000+34,000=246,000円+α(お土産代)。ホテルやフェリーの費用が確定すると、ホテル代+フェリー代+走行予定距離÷燃費18km/l(仮)×燃料単価150円(仮)+有料道路+2野口先生×日数で約24諭吉先生+α(お土産代)となる。当初の概略予算とほぼ同じ。これを努力目標とする。
スケジュールは、左図のように予め行きたい場所をGoogle Mapsに登録して概略ルートを決めておき、天候や体調によって前日or当日に最終決定するという作戦。これは過去の日本地図塗りつぶしの旅と同じ行き当たりばっ旅(byシェルパ斎藤)スタイルでもある。
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