|
２日目 -5月4日（木）-
|
|
■歩くホーチミン
●ホテルにて①
6時頃起床。
朝の定点観測はオフィスビュー。
疲れと広いベッドでぐっすり寝たので寝起きはいい。
|
|
↓↓↓マウスオーバーでブン・ボー・フエと揚げ春巻き↓↓↓
6:40頃一階上に上がり、朝食会場のBreeze Sky Barへ。
運良くテラス席が空いたので、スタッフに片付けを頼む。日本人率が高く、その中でも小学生くらいの子ども連れの家族が多い。
ブッフェは和洋中と揃っていて、種類、味とも及第点。ただ、タイよりフルーツとジュースが美味しくない。
マウスオーバーのようにブン・ボー・フエと揚げ春巻きのローカルフードをいただく。
|
自席からトン・ドゥック・タン通りをジオラマモードで撮ってみる。
|
|
●街歩き開始
ホテル内を探索後、身なりを整えて8時頃ホテルを出ると、早速ベトナムの洗礼を受ける。
ドンコイ通りを北西に歩き始めると後ろから肩を叩かれ、振り向くと怪しげな男が足元を指差している。何だ？と警戒態勢に入る前に、いきなりサンダルを磨き始める。靴磨きの押し売りだ。ここは中途半端な態度をとるとつけ込んでくるだろうから、『No Thanks!』と立ち去ろうとする。敵もさるもの引っ掻くもの、態度を豹変させ『Money!』と詰め寄ってくる。『I said "No Thanks!". I never pay!』と、周りの注目を浴びるよう大声を出して立ち去る。
写真はJICA（国際協力機構）のプロジェクトでODA（政府開発援助）の有償資金協力を受け、地下鉄工事が行われている。
|
|
↓↓↓マウスオーバーで警備中の警察官↓↓↓
人民委員会庁舎とベトナムの象徴といえるホーチミン像。傍らではマウスオーバーのように警察官が警備中。
|
|
●戦争証跡博物館（Bao tang Chung tich Chirn tranh）
まず向かったのは戦争証跡博物館。入館料は15kVND（\75）。
|
外には戦車や装甲車、戦闘機やヘリコプター等、きれいな状態で展示されている。
写真はM-41戦車。
|
館内はブース毎に写真、タコ壺や銃などの武器、撃墜したB-51の残骸といった展示が主で、目を背けたくなる写真も多々あった。
写真はあまりにも有名な「ベトナムの少女」。ピューリッツァー賞を取った写真は他にも「サイゴンでの処刑」、沢田教一の「爆撃からの逃走」、「泥まみれの死」が展示されていた。
|
外に出ると敷地の端にひっそりとタイガー・ケージというコンダオ刑務所の一部が再現されている。
拷問の道具や実際の写真、牢屋の他、写真のように本物かレプリカかは不明だけどギロチンも。実際に切り落とした首を持って記念写真を撮ったものも展示されている。かなりシュール。
|
|
●統一会堂（Dinh Thong Nhat）
↓↓↓マウスオーバーで建物からの景色↓↓↓
次に向かったのは統一会堂。ベトナム解放軍の戦車が無血入場して、ベトナム戦争が終結した場所として有名。入館料は40kVND（\200）。
南ベトナム政権時代の大統領官邸であり、ベトナム戦争終結のシンボルともいえる贅を尽くした建物。
|
贅を極めた会議室。
|
レセプションルーム。
|
大統領執務室。
|
書斎かな？
|
ここから大統領室ですよという看板。
|
クローゼット。どんだけ服があるんだろう。
|
リビングエリア。
|
ベッドルーム。
|
屋上のヘリポートに駐機するヘリコプター。
大統領が逃亡用に利用したヘリコプターだろうか。
|
このメルセデスは大統領専用車？
|
|
↓↓↓マウスオーバーで説明（英文）↓↓↓
外には戦闘機や戦車が展示されている。写真はF-5E戦闘機。
|
|
●ベンタイン市場（Ben Thanh Market）
次にやって来たのはボッタクリの殿堂、ベンタイン市場。腕をつかまれ強引に店に引っ張られたり、スリが横行するなど、悪い噂が絶えない悪の巣窟のような場所である。なら、行かなければいいじゃんと言われそうだが、これも観光スポットのひとつなので行かなければなるまい（笑）。
警戒モードのレベルを上げ、ワレ突入ス。
|
|
↓↓↓マウスオーバーで肉屋↓↓↓
まず入ったそこは生鮮食品コーナーだ。さすがに観光客はここで買い物しないから、呼び込みが近寄ってくることはない。臭いはきついけど、警戒レベルを下げることができる。
写真は魚屋で、マウスオーバーの肉屋はやけに尻尾が長い肉塊が。何の肉だろう？
|
|
↓↓↓マウスオーバーでメニュー等↓↓↓
喉が渇いたのでマンゴー・シントーを飲む。シントーはスムージー。20kVND（\100）。味はタイのものと大差なく美味しいけど、量は少ない。
ここペンタイン市場でも同業者のエリアは固められており、客の取り合い合戦が行われる。私がチョイスしたのはセオリー通り客が多い店。
|
ペンタイン市場内部の観光客向けの雑貨コーナーはこんな感じ。チャトチャックとにていて、噂ほどしつこくなかった。ちょっと警戒しすぎたかな？
|
ペンタイン市場を出たのが11時頃。外に出ると影がほぼ真下にある。
炎天下の下歩くのはきついのだが、ホーチミンは大きな街路樹が植えられているので、極力その下を歩くようにして体力の温存に努める。
|
|
●ホーチミン市立博物館（Bao tang Thanh pho Ho Chi Minh）
↓↓↓マウスオーバーでエントランス↓↓↓
次にやって来たのはホーチミン市立博物館。入館料15kVND（\75）、カメラ持込み20kVND（\100）。
ここに来館する予定はなかったが、道中にあったので立ち寄ることにした。
古代から抗仏戦争、ベトナム戦争に関する展示物が主で、フランス統治時代の建てられたのだろう、この白い宮殿が印象的。
|
古銭。中国文化の影響の強さがうかがえる。
|
社会主義国らしくプロパカンダっぽい看板。
|
1968年のMAU THAN攻撃作戦図と、ロケットランチャーや小銃などの武器類。
|
庭にはF-5戦闘機とUH-1ヘリコプターが展示されている。保存状態は良くない。
|
次はタンディン地区を目指す。暑い時間帯で歩くのはキツイので、Googleマップでバスを調べると#03バスが通るみたい。
Hai Ba Trung(ハイバーチュン)通りまで歩き、やって来た#03バスに乗り込むと写真のようにぎゅうぎゅう詰めの満員。
乗り込んだのは後部ドアで、車掌は前部ドアあたりにいる。どうやってお金を払うのかと見ていると、お金を客伝いに車掌まで届け、お釣りとチケットを客伝いで戻すというスタイル。
私も真似て「早くよこせ」と言わんばかりにこちらを見ている前の客にお金を渡す。運賃が分からないので20kVND（\100）を渡すと、客伝いに14kVND（\70）とチケットが返ってくる。何と\30とは・・・。
|
|
●バインセオ46A（Bahn Xeo 46A）
Googleマップを見ながらボーティサウ（Vo Thi Sau）通りを渡ったところでブザーを押してバスを下りる。
やって来たのはバインセオ46Aというお店。写真のように店先で次々とバインセオというベトナム風お好み焼きを焼いている。
|
|
↓↓↓マウスオーバーで生春巻きの断面↓↓↓
注文してまずやって来たのは生春巻きと333ビール。
メニューには生春巻きは”10本でいくら”という風に載っていたが、2本でもいいか尋ねるとOKとのこと。
マウスオーバーの通り具材は米の細麺とハーブ、エビ。肝心の味の方はニラが固くてピーナツソースもイマイチ。ちょっと残念。
|
|
↓↓↓マウスオーバーで中身↓↓↓
しばらく待ってバインセオがやって来た。
具材はマウスオーバーの通りで、エビ、豚バラ、玉ねぎとたっぷりのもやし。
これをちぎりながら右上の野菜やハーブで包み、左下のナマスのようなニョクマムベースのタレにつけて食べる。
残念だけど私には油っぽくて期待するほどの味ではなく、完食することはできなかった。
お代は122kVND（\610）。
|
|
●タンディン教会（Nha tho Giao Tan Dinh）
↓↓↓マウスオーバーで閉鎖時間かな？↓↓↓
ついでにすぐ近くのピンクの外観のタンディン教会に向かう。
このタンディン教会はフランス統治時代の1876年にフランス人によって建てられ、サイゴン大教会に次いでホーチミンで2番目の大きさだとか。
でも、マウスオーバーのように閉鎖時間だったらしく、中に入ることはできなかった。
|
|
●タンディン市場（Tan Dinh Market）
さらについでにタンディン市場にも寄ってみる。
こちらはベンタイン市場と異なり、観光客相手ではなく地元密着型の市場。
|
|
↓↓↓マウスオーバーでバナナ専門店？↓↓↓
肉や魚はもちろん、南国らしく写真のように果物屋があったり、マウスオーバーのようにバナナ専門店もある。こういう店のバナナは美味しいんだろうけど、買って帰ることができないのが残念。
|
タンディン教会前のバス停まで戻り、#03バスに乗る。今度は空いていて車掌に直接払う。往路と同様6kVND（\30）。
何となくホテル前まで行きそうなので、Googleマップを見ていると予想通りハイバーチュン通りのロータリーをトンドクタン（Ton Duc Than）通りに右折したのでボタンを押し、ホテル手前のバス停で降りる。
|
|
↓↓↓マウスオーバーでサイゴン・スペシャル（Saigon Special）↓↓↓
13時頃部屋に戻り、まずゾロックビール（ZOROK BEER）で水分補給。。
シャワーを浴びてすっきりしたところでマウスオーバーでサイゴン・スペシャルを飲む。生き返ったじぇ。
|
|
●サイゴン大教会（Nha tho Due Ba Saigon）
↓↓↓マウスオーバーで内部↓↓↓
14:40頃再度部屋を出る。
ドンコイ通りを北西に進んでやって来たのはサイゴン大教会。1880年に建てられたネオゴシック様式のカトリック教会。統治時代に建築資材を全てフランスから取り寄せて建てられたとか。
内部はマウスオーバーのような感じ。ただ、ここでも中国人の団体がウザい。バスを横付けしてくるんだもんなぁ。過去の中越戦争のおかげせいか、中国人より日本人率の方が高いのでは？と思えるほど中国人率は低いように感じた。
|
|
●サイゴン中央郵便局（Saigon Central Post Office）
↓↓↓マウスオーバーで内部↓↓↓
次にやって来たのはサイゴン中央郵便局。といってもサイゴン大教会とは隣接していて、道を一本渡っただけ。
フランス統治時代の1891年に、郵便・電信施設として建てられ、今も現役の郵便局として使われている。ただ、現在は郵便事業が縮小気味なのか、土産物屋が多くを占めている。ぶらっと見て回ったが、私の琴線に触れるもモノはなかった。
マウスオーバーのように内部は中央にホーチミン氏の大きな肖像画が飾られている。
|
|
●ニューラン（Nhu Lan）
ホテルに戻る途中、ラッキープラザにあるサトラマート・タックススーパーに立ち寄り、土産物を買う。ラッキープラザはバンコクのMBKのように小さなテナントでチープなものやバッタものが売られている。
サトラマート・タックススーパーはその2階にあり、ロッカーで持ち物を預けて入場しなければならない。食べ物だけでなくお土産物もあり、しかも安いのでここで買い求めるのがベターだと思う。
部屋に戻って荷物を置き、小腹が空いたのでハム・ギー（Ham Nghi）通りのニューランにやって来た。
|
|
↓↓↓マウスオーバーで中身↓↓↓
頼んだのは20kVND（\100）のバインミーと、同じく20kVNDのパイナップル・シントー。
バインミーはこの店の名物で、フランス統治時代の功罪のフランパンに、アジア風の具材をはさんだサンドイッチ。具材はマウスオーバーのようにハムとたっぷりの野菜。レバーパテが塗られ、ベトナムらしいのが具にパクチーと唐辛子が使われ、チリソースがかけられていることかな。
シントーは美味しいけどここでも量は少なめ。バインセオの方は・・・、パンを絶賛しているコメントが多いが、以前ビエンチャンで食べた同じフランスパンのサンドイッチのカオ・チーの方が炭火で炙られた皮がパリパリで美味しかった。
|
ホーチミンで一番高い68階建てのビテクスコ・フィナンシャルタワー。49階にはサイゴン・スカイデッキという360度見渡せる展望台がある。ちなみに円盤状の場所はヘリポートだとか。
高層ビルの少ないホーチミンではランドマークとなり、景色もいいことだろうが、私は高いところが苦手なのでパス。入場料も200kVND（\1,000）と観光客向けのため高価。
|
ニューランでのシントーの量が少なかったので、部屋に戻って水分補給をしながらひとり作戦会議を開く。
|
|
●フォー24（Pho 24）
ひとり作戦会議の結果、軽く麺をすするためフォー24という評判の高い店に行く。
ホテルから写真はちょっと分かり難いけど、赤い看板から若者がたむろしているあたりが目的の店。
|
|
↓↓↓マウスオーバーでトッピング後↓↓↓
入口のレジで注文、前払いで番号札をもらい、料理はできたらテーブルまで持って来てくれるシステム。
注文したのはフォー・ガーのレギュラーサイズ。49kVND（\245）。
マウスオーバーのようにハーブやもやしをトッピング後、まぜまぜして食す。肝心の味の方は・・・、これまたしょっぱくてイマイチ。朝食のヌードルスタンドの方が上。
今日行った三軒は上位にランクされる店なんだけどね・・・。
|
|
●M Bar
↓↓↓マウスオーバーでサイゴン川の夜景↓↓↓
部屋に戻ってひと休みし、昨夜行ったファミマでマンゴージュースを20kVND（\100）でビタミン補給をする。
最後の夜なので、ルーフトップのM Barへ赴く。日本人も数組いるが、アテンダントが声をかけると退店していたので、ツアーか何かの団体だったのだろう。
ビール一杯が145kVND（\735）と高価。まぁ、マウスオーバーのサイゴン川の夜景が料金の大半を占めているのだろう。
|
20時過ぎに部屋に戻り、シャワーと洗濯をして軽くパッキングをしておく。
その後はNHKワールドを観ながら部屋呑みをして22:30頃就寝。今日はよく歩いた。
|
本日の歩数
歩数：36,166歩、消費Cal：1,491Kcal、距離：28.9km
|
