1日目 -1月1日(金)-
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■お屠蘇にシャンペンを浴びながらバンコクへ
●山陽IC 04:58-08:00 関西国際空港
昨夜は大晦日とあって年を越してから0:45頃就寝、朝は4時にセットした目覚しに起こされる。
0:43に家内の運転で自宅を出て、0:49に山陽ICに到着する。到着時はひとり待ちであったが徐々に人が集まってくる。
バスは出発時刻の4:58に到着、私を含めてふたりが乗車して5:01に発車する。他の人は行き先が違うみたい。
乗客はおそらく12人。大丈夫か?
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5:46から5:56まで白鳥PAでトイレ休憩をとった後、6:30頃明石SAを通過、6:56に京橋ICを下りて湾岸線へ。元日とあって道中はガラガラ。
7:13に初日の出を拝む。去年は岡山空港をタキシング中の機内で、今年はバスの中からの初日の出を見ることとなった。
もっともこの辺りで初日の出が拝めると予想していたので、写真を撮り易い1Aを予約していたのだ。
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●関西国際空港
↓↓↓マウスオーバーで搭乗券、ラウンジインビテーション、ファーストレーンパス↓↓↓
予定より10分近く早い7:51に到着。搭乗案内を確認して、7:53にEアイルのチェックインカウンターに向かうと、写真のようにガラガラ。「出発時刻が10分早まっておりますのでお気を付けください。」とのこと。
ハンドリングはJALが行っていて、7:57にマウスオーバーの搭乗券、ラウンジインビテーション、ファーストレーンパスを受け取り、チェックインカウンターを後にする。
ファーストレーンパスは前回聞いた際、「お渡ししていません。」とのことであった。規定が変わったのか担当者の裁量なのかは不明。
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↓↓↓マウスオーバーで制限エリアへ↓↓↓
7:59に写真のファーストレーンに行くと利用者はゼロで、暇を持て余していたのか、係員が荷物をすべてセットしてくれるというVIP待遇で8:01に通過。一般レーンをちらっと見たが、混み具合はよく分からなかった。
エスカレーターで3階に下りるとパスポートコントロールはそこそこ混んでいる。一列に10人くらいだろうか。待ってもいいけど、せっかく登録しているので自動化ゲートを使って8:03に制限エリア内に入る。
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↓↓↓マウスオーバーで利用エアライン↓↓↓
ウィングシャトルに乗る前にKIX-ITMカードのフライトポイントの加算処理を行い、40番搭乗口を確認してサクララウンジに向かう。40番搭乗口、遠いぞ。
8:15にサクララウンジに入る。マウスオーバーのようにワンワールド以外のエアラインも多い。星組は中国国際航空とシンガポール航空。
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ダイニングエリアはそこそこの混雑具合で、サクララウンジ名物の牛肉ゴロゴロカレーとカツサンド、それにお正月ということでお節があったので遅い朝食にいただく。
飲み物は泡があったのでそれを。
さあて食べようかというところで、「中国国際航空よりご案内いたします。北京行きCA162便はただいま搭乗を開始いたしました。ご搭乗のお客様は40番搭乗口までお越しください。」との放送が流れる。マジか!
この時の時間は8:22頃。ボーディングパスの搭乗時間は8:30となっている。じっくり味わう間もなく流し込むようにお腹に入れ、8:27にサクララウンジを後にする。
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●CA162便(関西国際空港09:00-11:20北京首都国際空港)
↓↓↓マウスオーバーで貸切ビジネスクラス↓↓↓
8:30に搭乗ゲートに到着。搭乗待合には誰もいない。そのまま8:30に搭乗する。エコノミー、ビジネスの区別なくボーディングブリッジは一本のみ。
AirbusのA321というナローボディの小さな機材で、マウスオーバーのようにビジネスクラスはハズレシート。ほとんど最後に搭乗したにもかかわらずビジネスクラスは誰もいない。
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↓↓↓マウスオーバーでスリッパ↓↓↓
2-2配列×4列のビジネスクラスは私ひとりで貸切。ウェルカムドリンクはシャンペンをもらう。ちなみにエコもガラガラで20%程度の搭乗率。
マウスオーバーのようにスリッパは赤から紺に変わっていた。新聞は日経とスポーツ報知の二誌をすぐに持って来てくれる。中国人らしくないサービスで、シャンペンが減るとすぐにお代わりを持って来てくれる。
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↓↓↓マウスオーバーで搭乗機の影↓↓↓
8:37にドアが閉まり、8:46にプッシュバックされる。14分も早い出発だ。この便がこの機材の初便なので、最終便までの遅延の緩衝措置であろうと予想する。
8:57にRWY06Rから離陸する。相変わらずシートベルトサインは消えないが、まだ上昇中の9:00頃からCA(客室乗務員の方)は立ち上がって作業を始める。
ちなみにCAは飛行中は電波を発する電子機器(携帯電話やiPhoneなど)の電源はオフにしておけとのこと。飛行モードでもダメらしい。
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↓↓↓マウスオーバーで児島湾を望む↓↓↓
My Home Town上空。撮影時刻が9:11だから離陸から14分でここまで来たことになる。バスだと3時間かかったのに・・・。
マウスオーバーで児島湾を望んでいるが、右下に岡山空港、児島湾に流れ込む左から吉井川、百間川、旭川、笹ヶ瀬川、倉敷川まではっきり見える。
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この機材は引き出し式のモニターが付いている。
日本語のエンターテイメントはないのでフライトマップを眺めていた。飛行予定ルートはこんな感じ。
ちなみに修正途中なのか前回間違えていた竹島の位置に表記はなかった。
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↓↓↓マウスオーバーで修正版↓↓↓
今回は機内誌に間違いを発見。
台湾を自国の領土にしているし、九段線と呼ばれる勝手に引いた国境線は認めることはできない。
マウスオーバーのように国境線を引き直してあげた。もちろんテストだと0点である。
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↓↓↓マウスオーバーでデザート↓↓↓
機内食は「ビーフorフィッシュ?」と聞かれてビーフを選択。すき焼きであった。
ワンプレートでの提供で左の皿の前菜は鴨の燻製とマグロの刺身?左上は卵サラダで、右上はガーリックトースト。バスケットでいっぱいのパンを持ってきたので、残りはエコノミーに配ったのだろうか?味の方は日本での積み込みなのでまずまず。
飲み物は新しいボトルを開けるのが申し訳ないので、ずっとシャンペンをもらい続けて6杯いただいた。
マウスオーバーのようにデザートはフルーツと和菓子。飲み物にジャスミンティーをもらうと、ちょっと減るとすぐに注ぎにくる。3杯くらい飲んだ(飲まされた)かな。満足じゃ。
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ここから時計を1時間遅らせて中国時間で。
1時間ほど寝ていて10:50頃客室乗務員に起こされる。既に降下を始めていて、雲を抜けると黄色っぽく霞んでいる。着陸直前、写真のようにPM2.5で有視界飛行には危ないレベル。
11:11に(たぶん)RWY36Rにタッチダウンして、ほぼ定刻の11:18にE27ゲートに到着、11:21にドアが開いて降機する。エコからなだれ込んでくるのを客室乗務員が阻止できず、3番目くらいの降機であった。この民度の低さ、日本では考えられん・・・。
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【CA162便諸元】
機材:Airbus A321-232、機体番号:B-1878、型式:A321-232、製造番号:6308、登録:2014/10
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●北京首都国際空港
パスポートコントロールまで行くとトランスファーは長蛇の列。11:27に列の最後尾に並ぶ。
写真中央から右にかけて並んでいるカウンターが入国審査でガラガラ。写真左の太い柱のちょっと右に見える奥の方にある柱の辺りがトランスファーのチェックポイント。パスポートと搭乗券をチェックするだけだが、30分以上並んで12時頃通過する。
その後、下の階に下りて保安検査に向かう。当然ながらここも長蛇の列で、途中からパスポートコントロールを出た乗客が合流するので、さらに列の進みが悪くなる。
途中プレミアムレーンがあったので何人かショートカットできたが、もっと早い段階でプレミアムレーンを設けるべきだろう。
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↓↓↓マウスオーバーで内部↓↓↓
12:13に再度制限エリアに入る。
搭乗案内を見るとE28なので西側のエアサイドだ。CAのラウンジは東側がビジネスクラスラウンジで、西側がファーストクラス・ラウンジになっている。12:17にダメ元で搭乗口に近いファーストクラス・ラウンジに行くとあっさり入れた。
ただ、マウスオーバーのように内部はビジネスクラス・ラウンジとほぼ同じ。ということはエコ利用でも*Gだとどちらでも入れるのかな。
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↓↓↓マウスオーバーでラウンジ食を味見↓↓↓
ソファを陣取ってふと外を見るとSTAR WARS塗装機が到着したところだった。慌てて写真を撮る。10/20に羽田でたまたま出張で見て以来の再会だ。
ランチ時でミールも出ていたが、この後も機内食が控えているので、マウスオーバーの味見程度にしておく。味の方は可もなく不可もなく。飲み物(アルコール)の種類が少ないのが難点かな。
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●CA959便(北京首都国際空港09:00-11:20スワンナプーム空港)
13:02にCAファーストクラス・ラウンジを出て、E28はすぐ近くだったので13:04に到着。
ボーディングパスのボーディングタイムは13:10になっているが、既に搭乗が始まっていて長蛇の列になっている。乗客は若いファランが目立つということは安いのだろう。
搭乗機の写真を撮って13:08に搭乗する。
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↓↓↓マウスオーバーで何とモニターレス↓↓↓
ビジネスクラスは2-2-2配列が5列の30席。
シートは斜めに向いて配置され、マウスオーバーのように何とモニターレス。シートはフルフラットになって先細りのオットマンに足を乗せるタイプ。B-777だからと期待していたのだが、前回乗ったA330の方がはるかに良い。
ちなみに今回はデイフライトのためかアメニティはなし。
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ウェルカムドリンクはシャンペン。持ってきた客室乗務員が衝撃の事実を伝える。
客:「あなたはラッキーですね。」
私:「どうして?」
客:「ビジネスクラスはあなただけですよ。」
私:「マジ?」
客:「私たちにとっては悪いことですけどね。」
ということで、このフライトもビジネスクラス貸し切りとなった。開けてしまったシャンペンは責任も持って空けてあげよう。(笑)
13:41にドアが閉まり、5分遅れの13:45にプッシュバック。ところがタキシングを始めてすぐ停止する。機内放送はなし。
30分ほど経って突如動き始め、14:28にRWY36Rから離陸する。
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↓↓↓マウスオーバーでデザートとチーズ↓↓↓
機内食はチキンorフィッシュだったかな?メニューはなく、口頭でオーダーを取りに来る。
チキンを選択すると写真の筑前煮のようなものが出てきた。鶏肉は治部煮のような感じのなんちゃって和食。
サイドディッシュは素揚げした魚を甘辛く煮たものとキンピラのようなもの。はっきり言ってハズレで、完食には至らず途中で下げてもらった。
マウスオーバーのチーズとフルーツはいただいた。
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↓↓↓マウスオーバーでお年玉?↓↓↓
食後、写真のプレミアムレーンのパスとイミグレーションカードが配られる。
「Present for you.」と客室乗務員がマウスオーバーのチョコレートを持ってくる。別にいらないけど日中友好のためありがたくもらっておく。ちなみにこのチョコレートはホテルの枕チップと一緒に置いたので味は不明。
ここからさらに時計を1時間遅らせタイ時間で。(日本時間からマイナス2時間)
14:50頃から意識を失い、16:30頃目覚める。機内エンターテイメントがないのでどこを飛んでいるのか不明だが、曲がりくねった川と湖が見える。メコン川だとするとラオスとタイの国境あたりか。
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この便でもしっかりシャンペンを6杯呑み、ほぼボトルを空けることができたと思う。(笑)
すっかり日が暮れ、左手にスワンナプーム空港を見ながら通り過ぎ、タイ湾に出て左旋回をして18:38にRWY01Lにタッチダウン。40分あまり遅れて18:47にイミグレほぼ正面のD6ゲートに到着、18:49にドアが開いて今度は一番に降機する。
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【CA959便諸元】
機材:Boeing 777-2J6、機体番号:B-2066、型式:777-2J6、製造番号:29745/290、登録:2000/06
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●ホテルへ
1ゲート分歩いて18:52にプレミアムレーンへ。途中のVISA on arrivalの前には大量の人民がいるのはいつもの光景。
さすがにプレミアムレーンは空いていて、各カウンターに1〜2人待ち。イミグレでは係官から無料SIMをもらう。こんなの初めて。サクッと入国して18:57に制限エリアを出る。降機から僅か8分で制限エリアを出れたのは最短記録かもしれない。
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いつもならDTACに寄ってSIMカードを買うところだが、今回は48時間程度の滞在ということでSIMフリーのポケットWiFiは持って来ていない。そういう時に限って無料SIMをもらったりするんだよなぁ。
ということで地下のエアポートリンク(ARL)の駅に向かう。ホームに下りると既に入線していて19:01に乗り込むと19:02に発車。すこぶる順調である。
19:20にランカムヘンに到着。道を渡ってタクシーを待つがなかなか来ない。何で?
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一台空車を見つけるが「パイ・タノン・スクンビット・パクソイ(スクンビットの入口まで行って)」と言うと乗車拒否される。二台目でOKが出るも「100B(約\350)」と言う。「メダ〜イ、パイ・ミーター(ダメ、メーター!)」と言うと渋々「OK」してメーターのスイッチを入れる。
19:40にホテルに到着。メーターは59Bだったので60B(約\210)払って降りる。最初から何も言わずにメーターを使えばもう10B(約\35)余分に払ってたんだけどなぁ。
チェックインはスムーズに終える。デポジットは現金を1,000B(約\3,500)預ける珍しいやり方。チェックアウトで揉めることになるとはこの時は予想だにしなかった。
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●周辺散策
部屋の写真をひと通り撮り、荷解きをしてシャワーを浴びる。NHKプレミアムと画質は悪いが日テレが映るので、このままTVを見ながら寝てしまいそう。小腹が空いたこともあり、邪気を追い払って出かけることにする。
22時頃ホテルを出る。陸橋でスクンビット通りを渡って、奇数側のソイにあるWディストリクト内のWマーケットに行ってみる。時間が遅いからかちょっと閑散としているが、ファラン中心のオシャレでオープンなフードコートという感じ。ちょっと私のストライクゾーンとは違う雰囲気。
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ソイ71(プラカノン通り)に出ると、道を渡ったソイ2が明るいので行ってみる。
ローカル向けの屋台街で、表示もタイ語ばかりでかなりハードルは高い。これ以上行くとヤバいかなというところでUターンする。
明るい時に見ればもう少し危険度を見極めることができるだろうから、明日再訪することにして今日は見送ることにする。
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↓↓↓マウスオーバーで店構え↓↓↓
プラカノン通り沿いにも屋台は出ているが、ソイ3の角にあるローカル食堂に入ってみる。
英語メニューはないが、写真を指差してガオラオ(モツ煮込みスープ)とバミー・ヘン(汁なし中華麺)を注文する。ビールは隣りの7-11で買ってこいとのこと。
写真右のガオラオは思っていたのとちょっと違って上品な味。写真左のバミー・ヘンが具だくさんで麺のボリュームもたっぷり。麺はこれに入れて食べてもいいよと上のスープもつけてくれた。バジルなどの薬味も入れ放題。
代金は93B(約\330)。ガオラオが40Bでバミー・ヘンが50Bだからビール用の氷が3Bかな。味も値段も大満足。いい店を見つけた。
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23:30頃ホテルに戻ってくる。
日本時間だと翌日の1:30である。眠いけど汗をかいたので再度シャワーを浴びる。このままだと着替えがなくなるので、下着の洗濯をしておかなければならなくなった。
洗濯を干し、ビールを呑んで1時頃就寝。長い一日が終わった。
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本日の歩数
歩数:10,709歩、消費Cal:437Kcal、距離:8.5km
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