イメージキャラの「たいようくん」です

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2015年7月17-22日 デンマーク(コペンハーゲン)、スウェーデン(マルメー)、ドイツ(ミュンヘン)

州リベンジ旅


目次1日目2日目3日目4日目|5日目|6日目おまけ(1) (2) (3) (4) (5)

5日目 -7月21日(火)-


■歩くミュンヘン、食べるミュンヘン

●朝食

1階のレストラン

夜中の安眠妨害に加え、寝返りするたびに腰に電気が走って熟睡できなかった。もしかして変な病気なのでは?とか、ドイツで入院する羽目になったらどうする?などとネガティブな思考のまま5:50に起床する。

用心しながらベッドから這い出て、浴槽に湯をため、ゆっくり腰を温めてセルフマッサージをする。

7:20に部屋を出て朝食会場に向かう。

案内をしてくれるスタッフはおばちゃんだが、にこやかで愛想がいい。窓際の席に通される。

↓↓↓マウスオーバーで二皿目↓↓↓

一皿目

飲み物は定番のカフェラテをいただく。席に着くと大抵は「Tea? or Coffee?」と聞かれるので、「May I have a Cafe-Latte?」とリクエストすると、まず間違いなく「Off course!」とか「Sure!」と返ってくるはずだ。もちろん追加チャージはない。

料理はブッフェスタイルで品数はかなり多い。メリディアンではディフォルトなのか、ここでも蜂の巣のままのハチミツがある。

旅先では極力ローカルフードを食べるようにしているので、ここでもプレッツェルやヴァイスブロスト(白ソーセージ)、レバーケーゼ、生ハムなどをいただく。ヴァイスブロストは楽しみにしていたのだが、甘いタレとともに私の口には合わなかった。エッグスタンドでは私の好きなサニーサイドアップを注文する。どれも料理の質は高い。

●ダッハウヘ

地下鉄入口

部屋に戻って歯磨きをして8:35に部屋を出る。

ホテルを出て20歩ほどで写真の地下道があり、ここを通ってミュンヘン中央駅に行ける。ただ、Sバーン(近郊列車)は駅の反対側の地下にホームがあるので、ホテルから10分近くかかる。

ここは昇りだけのエスカレーターだけど、駅側は昇り下りともエスカレーターがあるので便利なのだ。カールスプラッツやマリエンプラッツにいくUバーンはここから降りてすぐ。

ドアを開ける

S2列車をしばらく待って、8:51に発車する。

車内は空いていて快適で、しばらく走ると郊外に出てる。10分も座っていると立ち上がる時に腰が痛くなるので、ひと駅前からゆっくり立ち上がって腰を伸ばしておく。ナサケナイ・・・

電車は20分ほどかかって9:12にダッハウ駅に到着。ドアは写真のボタンを押して開ける。

●ダッハウ強制収容所

入口

ダッハウ駅前で726番バスを待つ。S2列車の全乗客が降りたのでは?というくらい人がいっぱいだ。

2連結のバスがやって来るが、私が待っている20mくらい手前で停車すると、みんな一斉にバスに走り出すが、ぎっくり腰星人は走れない。

何とか満員のバスに乗り込み、9:21に発車する。運転手は女性で、路地みたいな狭い道を巧みに通って9:34にダッハウ強制収容所に到着する。

働けば自由になれる

並木道を歩いて行くと有名な「ARBEIT MACHT FREI」(働けば自由になれる)と書かれた門に到着する。

アウシュビッツ強制収容所と比べる知名度は低いが、ここがナチスドイツが作った最初の強制収容所。ここで3万人以上の命が奪われた。

収容所を再現

まず門を入って右の記念館に入る。ここはパネルがほとんどで、食器や身分証などの展示、ビデオも流れている。

ただ、生々しいパネルもあるので、ここを訪れる人はそれなりの覚悟が必要である。

広大な敷地には基礎部分だけ残した収容所跡があり、一部は復元されている。

ベッド

蚕棚と呼ばれたベッド。

ぎゅうぎゅう詰めのイメージがあったが、再現されたものだからかさほど窮屈さや悲壮感はあまり感じられなかった。

トイレ

共同トイレ。

これも映画「シンドラーズ・リスト」で見たものより衛生的。もちろん再現されたものだから実際はどうなのか、また、人数比による過不足などは不明である。

二連バス

どよ〜んと落ち込んだ気分の中、10:25発のバスに乗り込み、10:35にダッハウ駅に到着する。

ダッハウ駅でしばらく待ってS2に乗り込み、10:49に発車する。

S2の電車の中で路線図を見ているとLaimでS1に乗り換えMoosachからU3でOlympiazentrumに行く作戦を立てたが、Laimで反対方向のS1に乗ってしまう。基本的な失敗だ。

●BMWヴェルト

エントランス

ミュンヘン中央駅で降り、U8に乗り換える。ところが乗っていたUバーンがScheidplatzで運行を停止する。Olympiazentrumが終点じゃないの?しかも案内はドイツ語だけで、女性が?な顔をしていた私に教えてくれたのだ。

ScheidplatzでU3に乗り換え、11:38にようやくOlympiazentrumに到着する。

ここに来た目的は、まずこのBMWヴェルト。

BMW展示車

もちろん展示車はBMWが多い。

ロールスロイス・ファントム

超高級車のロールスロイス・ファントム。

私の中ではロールスロイスはイギリスのメーカーだが、自動車部門は1998年にBMWに売却されたらしい。

そしてファントムはロールスロイスの中で高級サルーンに使われてきた名称。

三輪車

昔のミゼットと反対に前二輪、後一輪の三輪車。かわいい。

ミニのリキシャ?

ミニのリキシャ。

ミニも私の中ではイギリスのメーカーだが、こちらも1994年にBMWの傘下に入ったそうだ。

この他、バイクなども展示されていたが、バイクのみならず中国人が写ってしまうのでやめておいた。

BMW本社とBMWヴェルト

BMWヴェルトを出てオリンピアパークに向かう途中、BMW本社が見えたのでBMWヴェルトとともに。

ちなみにBMW本社の右下に写っているのがBMW博物館。ここにはクラシックカーなども展示されているとか。

●オリンピアパーク

オリンピアパーク

次に訪れたのはオリンピアパーク。1972年に開催されたミュンヘン五輪の会場を整備した公園。

あまりにも敷地が広く、暑いので適当な場所でUターンする。ツタンカーメンの展示会が開催されていた。

●アリアンツ・アレーナ

↓↓↓マウスオーバーでアップ↓↓↓

アリアンツ・アレーナ

12:09にOlympiazentrumからU3に乗ってMunchner Freiheitで下車、U6に乗り換えて12:30にFrottmaningに到着する。

ご存知ブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘンの本拠地で、2006年ドイツW杯の試合会場として6試合に使われた。

日本人に有名なのは独特の外壁に旭硝子製の特殊フィルムが使われていること。

●白バラ記念館

記念館のエントランス

FrottmaningからU6に乗って12:50にUniversitat下車。

ここに来たのは、ミュンヘン大学の構内にある「白薔薇」の資料館を訪れるため。

「白薔薇の祈り」という映画にもなった、ナチス抵抗運動をして処刑されたショル兄妹を始めとするミュンヘン大学の学生グループの舞台である。

パネル

「白薔薇」に関する資料館もパネルが中心。ビラを作ったタイプライター(実物?)も展示されている。

写真中央の女性が映画の主人公のゾフィ。

ビラをまいた階段?

ゾフィがビラをばら撒いたのはここかな?

その後中心メンバー6名はゲシュタポに逮捕され、わずか4日後にギロチンで処刑される。彼女は若干21歳。ただビラをまいただけなのに・・・。

●最後の観光

地下鉄のトイレ

Universitat駅でトイレを発見、入ってみる。さすがに無料だけあって、公園のトイレといった感じで臭いもきつい。

ヴィクトリアリエンマルクト

Uバーンに乗って13:10にマリエンプラッツで下車。

昼食に向かったのはやはりヴィクトリアリエンマルクト。そしてやっぱりこの列に並ぶ。

ビールとドイツ風ホットドッグ

昼食はヴァイスビアの0.5リットル3.7EUR(約\500)と、セオリー通り行列のできている店でヴラートブロスト(焼きソーセージ)のホットドッグ2.9EUR(約\400)。

ソーセージの種類が何種類かあるので、一番売れているものを観察して指さしで注文した。ケチャップとマスタードはセルフでかける。

うまい!ってわけじゃないけど、こういうB級グルメはまんざらでもない。

昨日行列のできていたパン屋でプレッツェルを買い、13:45にマリエンプラッツを後にする。

●チェックアウト

荷物

Sバーンに乗ってミュンヘン中央駅で降り、14時過ぎにホテル戻る。

16時チェックアウトなのでパッキングをしてのんびりシャワーを浴び、ビールを飲んで時間ぎりぎりまで部屋で過ごす。

21:25のフライトなので、チェックインカウンターのオープンは18:25のはず。空港まで1時間かかるとして、17:25にホテルを出ればいいのだが、1時間でできることもないので空港に向かうことにする。

15:50に部屋を出てチェックアウトを行う。チェックイン時と異なり、チェックアウトはいたってスムーズ。ロビーの無料WiFiで家内に連絡を入れ、16:01にホテルを出る。

●空港へ

Sバーンの案内

駅舎を横切ってSバーンのホームには16:08に到着。

写真のようにどの列車があと何分でやって来るか分かるようになっている。私が乗りたいS8は3つ目の4分後にやって来ることが一目瞭然。

●フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港

ルフトハンザのパネル

S8列車は16:19に発車し、地上に出てしばらくすると田園風景の中を走り、16:59にフランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港に到着する。

工事中でごちゃごちゃしているが、ルフトハンザのお膝元ということもあって、大きな看板が掲げられている。

税金還付-1-

チェックインカウンターが開くまで1時間あまりあるので、先に免税処理に向かう。

事前情報だとチェックイン後に行うとあったが、チェックイン前にできるという情報もあったので試してみたのだが、「Check In First!」とあっさり突き返される。担当官は若い女性で態度が高慢。

とぼとぼとまだ開いていないANAのチェックインカウンターに戻る。

↓↓↓マウスオーバーで重量↓↓↓

チェックイン

荷物があるのと腰が痛いこともあり、動き回る事は諦めて辛抱強く待ち、18:17にチェックインカウンターが開くと同時にチェックインを行う。もちろん一番乗りだ。(笑)

預け入れ荷物は2つで、1つはリファウンドを行うことを告げると、写真のようにタグを付けられる。

往路で7kgだった重量が帰りはマウスオーバーのように22.5kg。もっともRIMOWAふたつで10kgくらいあるから仕方ないか。

税金還付-2-

18:25に二度目の税金還付処理に行く。

今度は待ち時間ゼロで、書類の不備もなくハンコが押される。今度は若い男性でやはり態度が悪い。

事前情報では、この後専用のドロップバゲージのカウンターで荷物を預けるとあるが、現在はここで荷物を預けるようになっている。そのためにチェックイン前に免税処理ができなくなったのだろう。

18:27に処理を終える。

還付場所

18:28にすぐ隣の保安検査場に行き、18:32に制限エリアに入る。するとすぐBMWのクーペが展示されている。でもここはシェンゲンエリアのフロアーかな。

1つ上の階に上がって18:35にイミグレーションに行き、18:37に国際線の制限エリアに入る。

分かり難いとの情報もあったが、税金の還付場所もすぐに発見。約10%が還付された。

ちなみに私が選んだ現金での還付の手数料は、レシート毎に3EUR(約\400)取られたので、同じ店で一緒のタイミングで買うのが賢い方法かな。

LH Senator Lounge

18:47にルフトハンザのラウンジに行くと、Senator Loungeの方へどうぞと通される。Business Loungeとの違いは何?

ついでにシャワーを使いたい旨告げると、ANA Loungeのようにブザーを渡される。

水分補給

まずはビールをいただく。瓶のものもあったが、サーバーがあればやはりそちらをいただいてしまう。

日本人の利用者も多いのか、日経新聞がおいてあった。ありがたく読ませてもらう。

↓↓↓マウスオーバーでアメニティ↓↓↓

シャワールーム

ビールを呑み終えた絶妙のタイミングでシャワーのブザーが鳴る。

シャワールームはこんな感じで広々としている。トイレの反対側にマウスオーバーのアメニティが置かれたベンチが、シャワーブースの反対側は洗面台とドライヤーが備え付けられている。

↓↓↓マウスオーバーでおかわり↓↓↓

スパークリングワイン、チーズ&ピクルス

シャワーを浴びてスッキリし、ダイニングでチーズやピクルス、マウスオーバーのようにレバーケーゼをいただく。

飲み物はスパークリングワインが大盤振る舞いされていたので3〜4杯いただいたかな。ロゼは甘すぎてちょっと口に合わなかった。

搭乗機

ほろ酔い気分で20:51にLH Senator Loungeを出て20:54にH32搭乗口に行くとすでに搭乗が始まっていた。

21時前なのだが、高緯度のためやっと日没の時間ということで写真のようにまだ明るい。

予約当初はB787-8であったが、早々に最新のB787-9に機材変更されていたので、これも楽しみにしていたのだ。

まだ日は変わっていないけど、搭乗から先は次ページで。


本日の歩数

歩数:21,050歩、消費Cal:862Kcal、距離:16.8km


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