4日目 -1月13日(火)-
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■歩く台北、食べる台北
●華華大飯店にて
6:30頃起床。カーテンを開けて定点観測する。雨は止んでいるようだ。
今日が実質最終日であり、雨が上がってくれたことは短期旅行者にとって天候によって予定が大きく左右される。特に今回のようにホテルライフが楽しめないホテルに宿泊した場合は尚更である。
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↓↓↓マウスオーバーでカウンター↓↓↓
朝風呂を浴びて身支度を整え、7:40頃部屋を出て朝食に出かける。
朝食付きのプランなのだが、ホテルにはレストランはなく、近隣の4ヶ所の店と提携しているので、隣りの丹堤珈琲(Dante Coffee)に入る。
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朝食券を見せると、それ用のメニューがあってその中から選ぶシステムになっている。他にも提携しているホテルがあるようで、日本人女子のグループには別のメニューを出していた。
で、頼んだのはトーストとゆで卵、コーヒーというシンプルなもの。まぁ、無いよりはマシというレベルかな。
他の提携店はThe Base、7-Eleven、Bread Firstで、どこに入っても喫茶店のモーニングみたいなものだろうと推測される。
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↓↓↓マウスオーバーでゼロヨンGPスタート!↓↓↓
歯磨きをして8:20頃部屋を出る。
迪化街に向かおうと重慶北路一段を北上するが、市民大道が渡れない。台北駅方向に迂回するも、工事で途中から歩道が無くなり、地下街へ入ることができず車道を歩く羽目になる。脇をバイクやバスが高速で通り抜けていくのである。恐ろしいことこの上ない。
やっとのことでY12区から地下街に入ることができ、市民大道をくぐることができた。
写真では分かり難いけど、バイクの多さとゼロヨンGPよろしく、信号が青になった瞬間の騒音と排気ガスは酷い。
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まずやって来たのは林華泰茶行というお茶の卸問屋で、店主らしき男性は日本語が通じる。
家で飲む用の烏龍茶を買うためで、家内が以前T君にもらった高山烏龍茶が気に入っているため、大量購入の指令を受けていたのだ。
お茶屋だけあって中に入るとすぐにお茶が出てくる。卸問屋だけあって半斤(300g)単位以上で買わなければならないので、お土産には不向きである。ただ、ティーバッグが売られていたので、それも買い求める。
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林華泰茶行からT君に教えてもらった有記名茶の前を通り、永楽公有市場に向かう途中お寺を見つける。タイ人と同様、ここでも熱心にお参りしている人がいる。
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次の目的地にも迷わず辿り着く。永楽商場の入口である。
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これもT君に教わった永久號という創業100年以上のカラスミの専門店。以前T君からお土産でもらったカラスミが美味しく、お気に入りの日本酒とすごく合うのだ。今回に買い物のマストアイテムである。
ちなみに表にあるのはフェイクで、店内に冷凍保存されている。大きさによって値段が異なり、自家消費用なので一番安い150gのものを買い求める。
ちなみに試食もあり、日本語の説明書もつけてくれる。
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迪化街での用事は済んだが、せっかくなので永楽市場を覗いてみる。
一階は食料品売り場で、チェンマイのワロロット市場や沖縄の牧志公設市場と雰囲気が似ている。二階から上は生地や仕立て屋ばかりで、私には面白くない。
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こちらは牛肉専門店。
左の女性店員が肉塊を袋に詰めている。マダム風の女性が買い求めたのだろうか。
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こちらは豚肉専門店。
ヘルメットのおじさんが品定め中。そのおじさんの右には蹄付きの足が・・・。
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永楽市場の北には霞海城隍廟。
台北一の縁結びのパワースポットだとか。たしかにお参りしているのは女性が多いけど、年齢層が高めなのはなぜ?
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↓↓↓マウスオーバーで豚肉解体ショー(グロ注意)↓↓↓
迪化街から荷物を置きにホテルに戻る。
往路とは違う道を通り、長安西路を歩いていると写真の庶民の市場のような小路を発見。早速入ってみると想像通りで、マウスオーバーのように豚一頭を解体して、それを売り切れば閉店という感じの店も。
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道中気になる店を発見、夕方寄ることにしよう。
往路で学習したので、Y13区から地下街に入ると、Y区はオタク系の店が多い。活動は夜なのか、どこも閉まっていて昼間なのに真っ暗。
Z8区から地上に出て、10:15頃ホテルに戻る。汗をかいたので水分補給。昨夜買った五香蒟蒻乾でビールを飲む。
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11時過ぎに部屋を出て、もうひとつの台湾土産のパイナップルケーキを買いに行く。
まずはみやげ物全般を売っている写真の新東洋という店を覗いてみる。う〜ん、いかにもお土産物屋という感じで食指が伸びない。
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ホテルを通り越して新光三越に行ってみる。さすが三越で、日本人客を意識してか食品売り場の一角にパイナップルケーキやお茶のコーナーがあったり、日本のスーパーのような陳列で買い物がしやすい。
ここでパイナップルケーキを大人買いする。
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↓↓↓マウスオーバーで店の入口↓↓↓
昼食は昨夜のリベンジに點水樓(ディエンシュイロウ)に行く。
頼んだのは小籠包(ノーマルとバジル各5個)とスープのセットが180NTDで、別途サービス料が10%加わり198NTD(約\750)。
九層塔小籠包という皮と餡に台湾バジルはイマイチかな。ノーマルな小籠包の方は普通に美味しい。スープは酸っぱくてコショウ辛い。これも私の舌にはイマイチ。
お店は高級感のある雰囲気で、台湾人のネット投票で小籠包が1位になったとのこと。これを基準に他の店と比べてみよう。
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↓↓↓マウスオーバーで二二八平和記念公園↓↓↓
食後に二二八平和記念公園まで歩く。入ってすぐにSLが展示してあり、立派な国立博物館も。
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散歩がてらに二二八平和記念公園をぶらぶら歩き、毎正時に衛兵交代式がある中正記念堂に向かう。
写真は広場から門を写したところだが、かなりでかい。
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でも、なぜか人が少ない。そして衛兵交代式もなかなか始まらない。
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↓↓↓マウスオーバーで蒋介石像から見た景色↓↓↓
汗だくになりながら上まで上がると、蒋介石のでかい銅像も半開きになった扉から辛うじて見ることができる。
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↓↓↓マウスオーバーで日本語の説明↓↓↓
その理由は写真の通りで、補修工事のためだとか。残念!
ちなみに写真の中国語や英語の説明を理解したわけではなく、マウスオーバーの日本語の説明を読んだからである。(笑)
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↓↓↓マウスオーバーで書道展↓↓↓
調査不足だが、本殿の下が博物館になっていたので入ってみる。
するとジオラマがあったのでこの角度で撮っていると、次から次へとジモティが真似してこの角度から写真を撮り始める。(謎)
マウスオーバーのように書道展もやっていたが、誰のものかは不明。
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↓↓↓マウスオーバーでオーダー用紙↓↓↓
次に向かったのは抗州小籠湯包。先ほどの點水樓は高級店で、こちらは庶民の店。
店は中正記念堂の真裏にあって見えているのに外廊からなかなか出られず、かなり遠回りして店に辿り着く。
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↓↓↓マウスオーバーでスープでプルプル↓↓↓
店内は混雑しているけど、運良く空席があって店員に案内される。注文は自分で伝票に記入する方式。
ノーマルな小籠包と汗をかいたのでビールを伝票に記入するが、飲み物は冷蔵庫から自分で取ってこいとのこと。
マウスオーバーの通り、お目当ての小籠包はスープでプルプル。點水樓よりこっちの方が好きかな。
代金は小籠包が120NTD(約\480)でビールが50NTD(約\200)。
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↓↓↓マウスオーバーで食堂↓↓↓
来た時とは違う道を通り、再度二二八和平公園を歩く。
ぶらぶら漢口街を歩いていると、写真のようなローカル市場を発見。早速入ってみる。
マウスオーバーのように、屋台のような庶民向けの食堂もある。食べてみたいけど、中途半端な時間なので自重する。
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ホテルに戻り、荷物の整理をしながらビールを呑み、18時前にホテルを出る。
昨夜行けなかった寧夏夜市へリベンジであるが、午前中見つけていた脆皮鮮[女乃]甜甜圈(読み方不明)に立ち寄る。
一種類のドーナツのみの店で、写真の通り行列ができているものの回転が早いため、待ち時間はそうでもない。
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18:15頃寧夏夜市に到着。リベンジを果たす。
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夜市は縁日みたいで、大人が射的やスマートボールに興じている。
毎日縁日があるなんて少し羨ましい。
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射的やスマートボールのコーナーを抜けると、道路の真ん中が通路になっていて、その両脇に食べ物屋台が出ている。長さは100mくらいだけど、人が多くて歩き難い。
ひと通り歩いてみて、鉄則通り混んでいる写真の方家(読み方不明)という屋台に入ってみる。
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↓↓↓マウスオーバーでメニュー↓↓↓
マウスオーバーのメニューから指さしで鶏肉飯と現煮猪肝湯を頼む。
鶏肉飯は甘辛く炊いた鶏肉のぶっかけご飯で、猪肝湯は豚レバーのスープ。どちらも美味しいが、猪肝湯はまったく臭みがなくてかなり美味しい。
漢字だからある程度料理の想像がつくが、「下水湯」って何だろう?さすがに試す勇気はない。(笑)
鶏肉飯が30NTD(約\120)で猪肝湯が40NTD(約\160)。
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↓↓↓マウスオーバーで屋台↓↓↓
もう少し食べたりないので、郭董という屋台で[虫可]仔煎という牡蠣オムレツを食べてみる。
こちらもひっきりなしにお客がやって来る人気店のようだ。
代金は60NTD(約\240)と安くて美味しい。だが、タイ料理のオースワンという似た料理の方が好きかな。
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一旦ホテルを通り過ぎ、事前に調べていた峰圃茶荘という店に寄って、パイナップルケーキを買ってホテルに戻る。
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時間はまだ20時。夜市では呑めなかったので、部屋でビールを呑みながらひとり作戦会議を行う。ちなみに屋台でビールは売ってなく、持ち込み禁止の張り紙があった。
地下鉄や国鉄を使って夜市のハシゴをする案もあったが、移動に費やす時間と天候を考慮して、台北駅と地下街を散策ことにした。
最寄りのZ8区から地下街に入る。台北の地下街は写真のようにかなり深く、ほとんどエスカレーターがないため帰りは足に堪える。
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写真のように顔なしや、前述のオタク系の店、UFOキャッチャー等、日本の若者の文化が根付いている。
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↓↓↓マウスオーバーでトップレスのマネキン-2-↓↓↓
チェンマイと同じようにトップレスのマネキンが。マウスオーバーの様に他の店でも。
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台北駅構内は写真のようにむちゃくちゃ広い。
台北捷運(地下鉄)のショップや臺鐵便當本舗(いわゆる駅弁)も発見。駅弁が気になって覗いたたけど、飲み物とパンくらいしか残っていなかった。
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Z6区から地上に出て、新光三越の向かいに和民を見つける。
昼間は気が付かなかったけど、昨夜見つけていたら夕食難民にならずに済んだかな。でも、海外で日本食は私のポリシーに反するんだよね。
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21時頃部屋に戻る。
パッキングをして風呂に入り、五香蒟蒻乾を肴にビールを呑む。
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昼間はあれだけ晴天だったのに、窓を覗くとまた小雨が降っている。遠出をしなくて正解だったかな。
24時頃就寝する。
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本日の歩数
歩数:38,991歩、消費Cal:1,560Kcal、距離:31.1km
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