●いきさつ
それは去年の10月中旬頃のこと。歩けポストマンのレポの作成をしながらチェンライひとり旅の計画をしているという、非常に充実している時(笑)のことでした。
忙しいながらも充実した日々を送っている私の横で、特にチェンライひとり旅の計画を練ったり相談すると「いいなぁ、いいなぁ。」とジャブを繰り出してきます。そして歩けポストマンの作成中やできあがったレポを見ては「エステは1回じゃ効果ないよなぁ。」、「また○×が食べたいなぁ。」、「もっと△□を買いたかったなぁ。」とジャブからボディブローのコンビネーションへの攻撃になってきました。
防戦一方のまま「じゃぁ、今度はエステ、買い物、グルメな旅にしよう」と苦し紛れの言葉をこぼしてしまい、「じゃあいついく?」とスケジュール調整を始めるのでした。
まぁ、今後もひとり旅を続ける為に接タイしといてもバチは当たらないでしょうし、たまにはこういう旅行もアクセントになっていいかもしれません。ということで今回は弾丸なしの、グルメ、ショッピング、エステを満喫する家内接タイに徹する旅になりました。
ただ、これが病みつきになると困りますけどね・・・。
●航空券の手配
旅行の日程は学校の行事予定(特にユメの卒業式)がなく、3月の三連休に有給休暇を1日つけることにして、往路は3/19(金)、復路は3/21(日)のフライトで検索します。
往路はタイ国際航空(以下TG)のいつもの関西空港0:30発のTG673便。復路はスワンナプーム空港23:50発のTG672便または23:00発のTG622便で検討します。
みんなこの時期はまだ年末年始の計画をしているのか、TG673便、TG672便、TG622便どれもほとんど空席です。支払いの関係で11/4にTG673便、TG672便で予約完了です。
その後1ヶ月もしないうちに満席になっていました。
●スケジュール
紆余曲折ありましたが、今回はあくまでも家内接タイ旅行なので家内の意見を尊重してショッピング、エステ中心のスケジュールにしました。といってもあくまでも暫定で、予約しているエステ以外は気分次第で変更します。
3/18(木)
会社 (車) 神戸空港海上AT (ベイシャトル) 関西空港 00:30(TG673)05:00 スワンナプーム空港
3/19(金)
関西空港 00:30(TG673)05:00 スワンナプーム空港 = サムットプラカーン クロコダイルファーム&ズー = ホテルにチェックイン = エステ・マッサージ = 夕食 = 社会見学 = ホテル
3/20(土)
ホテル = ウィークエンドマーケット = ジアンハーイで昼食を = おやつ = ショッピング = アフタヌーンティー = 夕食 = ホテル
3/21(日)
ホテル = ショッピング = エステ・マッサージ = 夕食 = ホテル = スワンナプーム空港 23:50(TG673)07:00 関西空港
3/22(月)
スワンナプーム空港 23:50(TG673)07:00 関西空港 (ベイシャトル) 神戸空港海上AT (車) 自宅
●ホテルとエステの予約
今回の滞在ではエステ、マッサージが中心になるため、日本人向けのエステやマッサージ店が多いBTSプロンポン駅周辺のホテルを検討していました。
その第一候補が最初の弾丸トラベラー・タイに行くで泊まった4ツ星ホテルHope Landです。その時泊まったスタジオルーム(約40u)は2,500B前後(約7,500円)、1ベッドルーム(約60u)が2,700B前後(約8,000円)だったのでここに決めようとした矢先、5ツ星ホテルの”グランド・スクンビット by Accor(UPグレード有り)”というプロモーションを発見。そのプロモーション特典をよ〜く読んでみると、、、
1.ウェルカムドリンク、ウェルカムフルーツプレートご進呈。
(ふむふむ、さすが5ツ星ホテル)
2.BULAKON SPA料金20%OFF。
(う〜ん、使うかどうか分からんからどうでもいいか・・・)
3.スイミングプール、フィットネスセンター、サウナご利用無料。
(そんなん普通はタダじゃないの?どうせ利用せんだろうし)
4.2連泊でプラチナ1ベットルーム・スイートへUPグレード!!!
(えっマジ?殉職じゃないのに2階級特進なんて!←何のこっちゃ)
5.レイトチェックアウト18:00迄無料。
(これは嬉しい、シャワーして空港に行けるじゃん)
さっそく家内にホテルのHPを見せながら相談するとすっかり気に入った様子で、家内にとって”5ツ星ホテル”というのは地理的不利など負の要素がすべてひれ伏す水戸黄門の印籠のようなものです(笑)。
ということで予約しかかっていたHope Landをやめ、グリーンホリデータイランドで予約を入れると翌日には予約OKのメールが来ました。初めて利用する代理店ですが、レスポンス、メール内容(文章)からしっかりした代理店のようです。
今回のスケジュールの核となるエステは、前回最有力候補だったアジアハーブアソシエーションのホームページで吟味した結果、初日は3時間30分のコースを、最終日はアラカルトを組み合わせて2時間30分の予約を入れました。こちらも日本人経営のためかレスポンスよくOKの返事が来ました。
●準備
準備と言っても特にいつもと変わりません。今回は重要度ごと我が家なりに分類してみました。
重要度:大
パスポート、eチケット、クレジットカード、お金、自作の旅のしおり
重要度:中
ホテル、エステ等のバウチャー、2組程度の着替え、ガイドブック、指さし会話帳、デジカメ、携帯電話、筆記用具、ウェットティッシュ(←レストランでもおしぼりが出ないので結構重要かも)
重要度:小
アイマスクやイヤーウィスパー、スリッパ等の機内セット、ファーストエイド、身の回り品(ひげそり、化粧品、ハンドタオル、ティッシュ等)、コミュニケーション用の飴、お土産持ち帰り用のバッグ、文庫本、万歩計、各種充電器
漏れがあると思いますが大体こんな感じです。あとはレジ袋、事務用クリップ(書類を束ねる黒いやつ)、ロープ等のあったら便利な小物くらいかな。
これらの荷物をいつものようにバックパックに詰め込み、あとは出発を待つのみです。んっ?バックパックで5ツ星ホテル?
そうなんです。今回もいつも通りバックパックで行きます。手が使えて移動が楽だし、スーツケースに入れる荷物もありませんから。というよりスーツケースを持っていません。ホテルではどのようなリアクションをされるのでしょうか?まさか門前払いにはならないでしょう。マイペンライ。
●出発直前
それは準備がすべて整った2月下旬のこと。タクシン元首相派の反独裁民主戦線(UDD=通称”赤シャツ”)が3/12から3/14にバンコクに集結し、アピシット政権に退陣を求めて100万人規模の集会を行うとのニュースが流れました。
それから情報収集をすると、今回は資金があまりないため長続きしないのでは・・・、というのが大方の予想みたいで、タイ在住の従弟からの情報と外務省の「海外安全ホームページ」で判断することにしました。
その後、3/14に主催者予告の1/10程度の約10万人(それでも凄いと思うけど)が首都バンコクに集まり、3/15には軍施設で爆発があって兵士二人が負傷。3/16には首相私邸前に赤服が採取した血液(と思われる液体)を撒くなど徐々に抗議行動がエスカレートしていくではありませんか。
その後出発当日まで政府VS赤シャツの膠着状態は続き、治安維持法の発令下予断は許さないものの中止するような大きな理由もないことから、危険な地域に近寄らないことにして決行することにしました。年に1〜2回の恒例行事(?)とはいえ、観光立国なんだから何とかしてほしいものです。やれやれ・・・。
では、行ってきます!
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