タクシーに乗り込んでさぁ出発。すると運転手が、
運:空港は遠いから400バーツでいいか?
先ほどまで感傷に浸ってたのにここからバトルモードです。
私:ダメだメーターを使え!
運転手は”言ってみただけだからそんなに怒んなよ”と言わんばかりに「OK」と言ってメーターのスイッチを入れます。次に「高速使っていいか?」と聞いてくるので「OK」して100B(\300)渡します。すると調子に乗った運転手はさらに手を出し、
運:帰りの分は?
私:片道だけだ!
と怒鳴ると「Sory Sory」と謝ってきます。言うだけ言ってもらえたら儲けものって感じがありありです。運転手は二度目の料金所を過ぎたところできちんとおつりの30B(\90)を渡してきました。根っからの悪人ではないようです。
さすがに高速を使うと早く、30分ちょっとで到着です。メーターは214B(\642)だったので240B(\720)渡してタクシーを降ります。高速料金の70B(\210)と合わせても310B(\930)です。安いなぁ。
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ラートナー・ムー
菜っ葉の芯がたくさん入ってます
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クイッティオ
ユメに初パクチーの洗礼
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入り口で200B(\600)のクーポンを買い、ユメが食べれそうなタイ料理を探します。
まずはラートナー・ムーです。豚肉と菜っ葉のあんかけ揚げ麺で、豚肉と菜っ葉の茎はストライクゾーンではなかったようですが、あんかけ揚げ麺はストライクだったようです。
二番手はクイッティオ。あえてパクチー入りにしてもらいました。これも麺食いのユメにはストライクだったようです。でも予想通りパクチーはダメだったようです。
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ソムタムとビア・シン
ソムタムは全然辛くなくて残念
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持ち込みのソム・ナーム
次回はいつ飲めるのか?というか次回はあるのか?
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私の方はというとソムタム(パパイアのスパイシーサラダ)があったのでビールのアテにオーダー。”crab”と書いてあったので「Without crab please.」(カニは入れないで)と言うと、おばちゃんは頷いてました。ソムタムに入れるカニはサワガニの塩漬けのことで、中りやすいので有名です。でもサワガニが入ってたのと同じクロック(臼)で和えるんだからリスクはそれなりにあるのかも・・・。
味の方は観光客向け用なのか全然辛くありません。唐辛子が入っていないわけじゃないけど、かなり辛さを抑えているようで期待してただけに残念でした。
ユメは食後の口直しにBTSアソーク駅のジューススタンドで買ったオレンジジュースを飲みます。このジュースを除いた3品とビールでお会計は128B(\384)でした。
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歩道エスカレーター?
ユメのツボに入って三周しました
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二階の客待ちゾーン
今日もまた旅行者がやって来るのでしょう
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フライトは23:55でゲートには30分前の23:25、混むといけないので22時に出国審査に行くにしても時間があります。空港内をうろうろ探検しましょう。
ユメのツボに入ったのが左の写真の三階と四階が周回できる歩道エスカレーター(仮称)。スーパーのBig-Cにもありますが、カートを乗せるとロックされて動かなくなります。Big-Cのと違うのは、途中でフラットになる箇所があることで、昇りの歩道エスカレーターに乗って右の写真の二階の客待ちゾーンを覗いてたりするとフラットな部分にさしかかった時に前のめりになったりします。
なぜかユメが面白がって三周するはめになりました。
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にぎやかな三階
お店がいっぱいあってにぎわっていました
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四階が見渡せる六階
展望室のような部屋には入れません
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三階を歩いてみましょう。人もたくさんいてとても賑やかです。スタバなどカフェが何軒か、軽食レストランやコンビニ、本屋、お土産もの屋、マッサージ店などがありました。チェックイン後は三階で時間をつぶすのがよさそうです。
四階に戻ると奥に展望室のようなものが見えます。行ってみましょう。
ここはエスカレータとエレベータがありますが、誰も利用している様子がありません。別に立ち入り禁止ってわけじゃなさそうなのでエスカレータで上がっていきます。展望室のようなところがありますが中に警備員がいて入れそうにありません。仕方ないので右の写真を撮って今度はエレベータを使って四階に戻ります。ちなみにここは六階と表記されていて五階はありません。
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ヤックとツーショット
出国前の撮影スポット
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定番ショット
出国後の撮影スポット
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空港内を歩き回っていい加減疲れました。ちょっと早いけど出国しましょう。四階中央のパスポートコントロールに行き、入り口の係員にパスポートとボーディングパスを見せるとあっちへ行けと西(空港を正面から入って右)を指差します。言われたままに歩いていくと、途中で左の写真のような撮影スポットがありました。しょうもないけど、ついつい撮ってしまいますね(笑)。
先ほどの係員に言われた通りこちらにもパスポートコントロールがありました。10人くらい並んでいましたが、21:20頃無事出国完了。出発ゲートには近かったものの、記念に中央のパスポートコントロールを出てすぐの右の写真を撮りたかったので結局戻る羽目になりました。
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オレンジシェイク
さすがに高価です(120B=\360)
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ハイネッケン
こちらも高価(100B=\300)
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免税店を覗いたりしましたがブランド物に興味がないボンビーメンには用がありません。別にお腹が空いてるわけでもなく、出発ゲートに近いカフェで時間潰しをすることに。でも、この店のオヤジの態度が悪いこと。食事のメニューを持って来たので「ドリンクのメニューある?」って聞くと、メニューを持ってこずに「あそこで選べ」と写真を貼ってる方を指差します。反対側の店は流行ってるのに、こっちの店は客が少ないのはそういうことだったのね。机の上に代金を置き、ユメに飲み終わったら反対側の店に来るように行って私は席を立ちました。
私は隣の店で缶ビールを買ってファランのグループと相席しました。空いた席がなく、缶ビールを持ってうろうろしてたらファランが荷物をどけて「Please」と席を空けてくれました。「Thank you」と言って座りましたが、隣りのテーブルの日本人カップルは空いた椅子にも荷物を置き、目を合わせないようにしていました。日本人の縄張意識というのでしょうかね。私も気をつけようと思います。
ここではビールを飲みながら文庫本を読んで過ごしました。ちなみにユメは”指差し会話帳-タイ語-”を読んで(見て?)いました。いまさら?(笑)
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バーのカウンターには日本酒が!
白鶴です
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セキュリティチェックは無事通過
搭乗ゲートに向かいます
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搭乗開始の一時間前になったのでGコンコースのセキュリティチェックに行きます。今回は何事もなく通過しました。というのも前もってベルトはもちろん、腕時計まで外させられましたから。金属探知機が過剰に反応するのか、怪しいものはすべてX線でチェックしていました。
そして出発ゲートに到着してボーディングパスを切り取られ、椅子に座って搭乗を待つのみです。この頃はすでにアドレナリンも出尽くしていたので意識が朦朧としていました。
1/3くらい眠った頭に「お待たせいたしました。ただいまから搭乗開始です」と思いっきり日本語のアナウンスに脳が刺激され、それに帰巣本能が呼応して”歩け”という命令が下されましたが、他の機能の反応はすこぶる悪かったので、恐らくゾンビが歩くように機内に乗り込んだと思います。さよならタイランド、また来るからね!ムニャムニャムニャ・・・。
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