イメージキャラの「たいようくん」です

 

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2009年3月26日〜29日 タイ(バンコク、ムアン・ボーラーン)

ょっとタイまで行ってきま〜す


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まえがき

動機

昨年タイに行ってから、ことある毎にユメが「タイに行きタイ!」と懇願していました。子どものうちからいろいろ視野を広めていくことはいいことですが、「じゃあ行こうか」と簡単に連れて行くわけにはいきません。そこでユメに課題を与えることにして、その課題をクリアすることを条件に連れて行くと約束していました。その課題は次の通りで、タイに行きタイのは私も同じこと。高いハードルにしなかったことで課題を無事クリアしたのでした。

課題1.欲しいものを我慢してお金を貯めること

課題2.体力をつけること

タイは物価が安くて滞在費用はさほどかかりません。また、滞在費で最も高いのが宿泊費です。その宿泊費も一部屋いくらというホテルが多く、その場合一人でも二人でも料金は同じです。よって、課題1.は自分の航空運賃を貯めることを課しました。

次に課題2.体力をつけることですが、暑い中を歩き回ると予想以上に体力を消耗します。暑さに慣れる練習はできませんが、歩くことによってスタミナがつきます。私たち夫婦は1年半くらい前からほぼ毎晩、ゴローを連れて3km強散歩していますが、この散歩にユメを参加させて体力の増強を図ることにしました。最初は辛かったようですが、時間が経つにつれそれが習慣になり、時間配分が出来て前もって宿題をするようになるなど二次的な効果を生むことにもなりました。

課題1.はお年玉など他力本願的なものもありましたが、課題2.はよくがんばったので、年明けのある日、家内と相談の上タイに連れて行くことを決め、ユメのパスポートの申請をしました。

ちなみに今春我が家は長女ミクが高校を卒業して専門学校へ、長男ケイスケは高校生なります。そのため買い物や何やかんやの準備であしてんままはお留守番です。逆に家にいなくても問題のない父娘のふたり旅です。

日程

年明けに行くことを決めたので、日程的には春休みが最有力です。

ユメの終業式が3/25で、4月から燃油サーチャージが安くなるのが分かっていても、仕事の都合を考えれば4月の初旬は休みが取り難い。というか、まず取れない。特に今回は会社の大変革の年で3月末も休み難いため、考えあぐねた結果3/26〜3/29の二泊四日という短い日程になりました。

航空券の手配

日程も決まった2月下旬に航空券の手配に入りました。

昨年12月の反政府団体「市民民主連合」によるスワンナプーム空港の占拠以来、タイ国際航空が深夜便を休便にしたため夕方〜夜着の便しかなくなり、しかもタイ国際航空は強気の料金設定で空席もありません。

キャセイパシフィックやアシアナなどの経由便もありますが、時間的なロスが大きいため経由便もパスです。

関西空港発着で残る直行便は日本航空のみです。料金的にも他の航空会社に比べるとかなり格安で、エコノミーにもテレビが付いているのは楽しみです。機材はB767で、タイ国際航空のB777よりひと回り小さいから揺れるんじゃないか?という不安はあるけど、諸々の条件を考えれば仕方ありません。JL727便(復路JL728便)に絞りこみました。

それから毎晩空席状況のチェックが始まりました。前日まで空席がなかったものの、3/1になってキャンセルが出たのか空きがあったので速攻で予約を入れました。

スケジューリング

今回は現地滞在が実質二日間なので遠出はできません。初日(3/26)は飛行機が21:45到着予定なのでホテルに行って寝るだけ。

二日目(3/27)は唯一時間を気にせず出かけられる日。あまり興味はないだろうけど、せっかくだからタイの遺跡は見せてやりたい。で、ガイドブックをめくっているとムアンボーラーンというタイの名所旧跡を集めたテーマパークを発見。場所はバンコクから南東部へ約1.5時間とのこと。ムアンボーラーンには朝一で行って昼過ぎまで滞在、午後からバンコク市内に戻って街中をぶらぶらするか、チャオプラヤーボートに乗ってワット・アルンやワット・ポーを見物することにしました。

三日目(3/28)は土曜日なので午前中はユメのリクエストでウイークエンド・マーケットへ。午後からは前日と同じように街中をぶらぶらするか、チャオプラヤーボートに乗ってワット・アルンやワット・ポーを見物。夕食後ホテルで荷物をピックアップしてタクシーで空港へむかい、23:55発のJL728便で帰国。

一応こういう暫定スケジュールとし、あとは体調や気分で臨機応変に行動することにしました。

ホテルの予約

初日のホテルは空港、翌日に行くムアンボーラーンに近いバンコクの東の外れのBTSの終点オンヌットにあるイム・フュージョン・スクンビットに決め、さっそく代理店を探します。一番条件が良かったのが楽天トラベルで素泊まり1,000B(税・サ別)です。最安値保障の旅ランドはなぜかホテルのラックレートの1,700B(朝食付、税・サ別)より更に高い2,150B(朝食付、税・サ込)でしたが、過去二度利用している安心感があり、他のサイトより高かったら同額にしますという”最安値保障”があるので問い合わせをしてみました。問い合わせには当日もしくは翌日には返事をしますということですが、一週間と決めていたタイムリミットを過ぎても返事はありませんでした。無理ならその旨の連絡くらいもらえると思っていただけに残念です。ちなみにタイムリミット後に4/1〜15の限定で1,500Bというプロモーションを発表していましたが、楽天トラベル以外でもそれ以下の値段で出ています。う〜ん、この”最安値保障”って・・・。

気を取り直して二泊目のホテルを決めなければいけません。楽天トラベルで調べていると、ザ・キー・バンコクというホテルのキャンペーンをしています。場所的にもスクンビット通りから100mくらい入っていて喧しくなさそうで、BTSとMRTの駅からも近く、スーパーとコンビニもすぐ隣で立地条件は申し分なし。クチコミの評価も高く、しかも値段が安いので完璧な条件です。楽天トラベルは現地決済という煩わしさはありますが、楽天スーパーポイントも貯まるようだし、他のサイトのキャンペーンより好条件なので今回は二泊とも楽天トラベルに決定です。

出発10日前の3/16にインターネットで申し込み、翌日には予約確定のメールがありました。

危機管理

過去二回はあしてんままと一緒でした。もしはぐれても片言の英語とボディランゲージで何とかなるでしょう。でも今回の同伴者は日本語オンリーのユメです。私に不測の事態が起きたり、迷子になった時のことを想定しなければなりません。

●緊急連絡先としてタイ在住の従弟、日本大使館の電話番号、国際電話のかけ方等のしおりを持たせておきました。

●ホテルカード、eチケット、現金(円、バーツ)を持たせ、いざとなったらタクシーをチャーターしてホテルまで戻ったり空港へ行って飛行機に乗るように言い聞かせました。

あとはとにかくはぐれないように注意すること。これが一番ですね。

これで準備は完了です。いつも通り出発直前に必要最小限の荷物をバックパックに詰め、出発を待つだけとなりました。


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