イメージキャラの「たいようくん」です

 

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2009年3月26日〜29日 タイ(バンコク、ムアン・ボーラーン)

ょっとタイまで行ってきま〜す


目次まえがき1日目(1) (2)|2日目(1) (2)3日目(1) (2) (3)4日目おまけ

日目 3/27(金)-その1-

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タイの名所旧跡を半日で観光?(ムアン・ボーラーン)

スクンビット通りを走る車の騒音、冷蔵庫の音(夜中にコンセントを抜いた)、近くの部屋に鳴り続ける電話の音でぐっすり寝ることができませんでした。時差ボケもあったのでしょうが、4時(日本時間6時)に起きて荷物を片付けたり、デジカメ用の電池や携帯の充電をして時間をつぶしました。そうこうしている内に何とか時間が経ち、7時になったのでユメを起こしました。睡眠時間は短かったものの、ユメはぐっすり眠れたようです。

7:30頃荷物を預かってもらってホテルをチェックアウト。BTSの高架を使ってスクンビット通りを渡り、小さなコンビニ(7-11)を発見。ここで朝食を買うつもりでしたが、店内に入った途端、ユメはタイ料理(おそらくナンプラー)の匂いで食欲減退。結局水だけ買って逃げるように店を出て、バス停で507、508、511番のバスを待ちます。

#507のエアコンバス

#507のエアコンバス

たまにドアを閉め忘れている様子

#36のソンテウ

#36のソンテウ

この路線はたくさん走ってます

渋滞の中次々とやってくるバスを見送っていると7:45に507番のバスが来ました。左手を斜め下にして乗車の意思を伝えます。ユメを乗せて私も手摺りを持ってステップに足をかけるともう発車しています。安全は二の次のようです。

ドアの近くの席につくと金属製の丸い筒をカシャカシャさせながら車掌がやってきます。「パークナーム」と言って私とユメを指差すと「サームシップ(30B=\90)」と返ってきました。ひとりたったの15B(\45)です。安いなぁ。

このバスはエアコン付きなので快適ですが、時々バス停で人が乗降した後ドアを閉め忘れたまま走ることがあります。安全確認不履行です。しかも途中のバス停に停まると車掌も運転手も降りていきました。しばらくして運転手はどこかの屋台でごはんを買って戻ってきました。車掌が戻らないうちに発車するではありませんか。しばらくすると路地に入ったところでバスは停車し、私たちの他に乗っていた5人くらいの乗客が降りていきます。前の席に座ってたお兄ちゃんに「パークナーム?」と聞くと「フィニッシュ」と言ったので、オンヌットから約40分で終点のパークナームに着いたのでしょう。車掌も御役御免だったんですね。私たちも慌てて降ります。

さて、ここから目的地のムアン・ボーラーンまでは36番のソンテウで行かなければなりません。バスを降りて36番のソンテウを探そうと歩き始めると・・・目の前にいるではありませんか。バスを降りて5秒で発見!運転手に「パイ、ムアン・ボーラーン?」と聞くと頷くので先客の通学中の高校生?と共に荷台のベンチに腰を下ろします。高校生?たちは途中で降りていき、乗客は私たちふたりっきりです。乗車して20分後、ソンテウは幹線を左折して運河を渡りムアン・ボーラーンのチケットオフィスの前まで直接乗り入れてくれました。料金が分からないので小銭を手のひらに出して取ってもらう作戦です。運転手は16B(\48)取ったのでひとりたったの8B(\24)です。ユメはアメちゃんをひとにぎり渡すと運転手は「コップン・カップ!」と喜んでました。私もここまで送ってもらえたお礼に「コップン・カップ!」

ムアンボーラーンのゲート

ムアンボーラーンのゲート

※帰りに撮影しました

ナコンシータマラートの仏塔

ナコンシータマラートの仏塔

チケットオフィスに入るとお姉さんが飛んできてチケットを購入。大人300B(\900)、小人150B(\450)。このお姉さん、日本語が喋れてレンタル・カートまで付いてきてお世話をしてくれます。「1時間200B(\600)、3時間で1時間フリー」というので3時間レンタルすることにして600B(\1,800)払いました。お姉さんにお礼を言ってここでもユメがアメちゃんプレゼント。不二家のペロペロキャンディを見て「カワイイ♪」と喜んでました。

ムアン・ボーラーンはタイ国土の形になっていて、入り口は南側、つまりタイ南部地方の名所旧跡から奥に行くに従って中部地方、北部地方を見ていくことになります。

まず目に付いたのがナコンシータマラートの仏塔。風格を感じます。中には移設したものもあるそうです。明らかにレプリカというものもありますが、区別がつかないものもあります。

木に絡まったヒンドゥー教の石像

木に絡まったヒンドゥー教の石像

どうやって木に絡めたんだろう?

サムロー

サムロー

左側はトイレです

不思議だったのが左の写真の木に絡まったヒンドゥー教の石像。何か物悲しさを感じます。

右の写真はオールドマーケットの入り口のトイレの横にあったサムロー。なぜトイレの横にあるのか、動くのかどうかは不明。(笑)

オールドマーケット

オールドマーケット

朝一だったのでまだオープンしていません

クメール式?の仏塔

クメール式?の仏塔

オールドマーケットを歩いてみましょう。って、まだほとんどの店が開いてません。おじさんが掃除しています。でも数少ない開いてるお店の商品を見ると値段は安そうです。物価を吊り上げる日本人はあまり来ないのかもしれません。

ここでハプニングです。店と店の間に小さな池があり、その草むらでユメがヘビを発見。黄色と黒色の毒々しいヤツです。咬まれたら大変なんでまた後で来ることにしてひとまず退散です。

オールドマーケットを出るとクメール式の巨大な仏塔が目に付きます。中部地方に入ってきたのでしょう。

昔の戦闘シーン

昔の戦闘シーン

日本だと馬ですがこちらは象なんですね

宮殿?

宮殿?

水上に建ってます

左の写真はアユタヤ王朝時代のビルマ(現ミャンマー)との戦闘シーンのモニュメントと思われます。右の象の一番後ろの兵はやられてるようです。

いくつかのアユタヤ遺跡を過ぎ、分岐点を左に進むと池の上に右の写真の巨大な宮殿らしきものが現れました。よくぞこんな物まで再現したものだと感心です。

ナーガ

ナーガ

逆光で見難いけど・・・

水牛

水牛

作り物かと思ったら動いた!

写真左はナーガだと思います。日本でいう八岐大蛇みたいなものでしょうか。(よく知らなくてスイマセン・・・)

時間は10時頃だけどとにかく暑い。御座船を横に見ながらカートを飛ばして東北部へ向かいます。ありがちな仏塔の横を通り過ぎようとすると写真右の水牛が目に留まりました。Uターンして戻ってみると作り物のようにも見えるけど本物のようにも見えます。カートを停めて近寄ってみるとこっちを見てくるではありませんか。よくできた作り物だこと。・・・って本物だって。しかもゴローが引っ張っても折れそうな細い棒を地面に刺したものにつながれてるし。赤い服着てたらやばかったかも。(笑)

寝仏

寝仏

体の曲線が妙にセクシーなのは作者の趣味?

カオ・プラヴィハーン遺跡

カオ・プラヴィハーン遺跡

断崖絶壁も再現しています

写真左は寝仏。アユタヤの寝仏は有名だけど、東北部にもあるのかな?と右手に小高い丘があってその上にクメール様式の建造物が見えます。まさかカオ・プラヴィハーン遺跡?さっそく登ってみましょう。

寝仏近くの登山道?から登りましたが、本物もこんなに荒れてるのか?と思うような、抜けた階段や荒れた道を登ります。大した高さじゃないけどこの暑さで汗が噴き出します。また、先ほどのグロいヘビを見たせいで草むらをビビリながらの登山となりました。右の写真は八合目付近からの参道でしょうか。ちなみに写真の反対側に整備された階段がありました・・・。(汗)

頂上に辿り着くとやはりここはカオ・プラヴィハーン遺跡のようです。実際の何分の一かのようですが、本物の遺跡はカンボジアの領土にあるけど断崖絶壁のためタイ側からしか行けないそうです。

スコータイ遺跡

スコータイ遺跡

これも逆光です・・・

クメール遺跡

クメール遺跡

暑さで意識朦朧・・・これまた逆光

カオ・プラヴィハーン遺跡の丘をヘビに怯えながら恐る恐る降り、時計回りに外周を回ってきたので今度は中央部を北上しましょう。

すぐにスコータイ遺跡を発見。崩れかけた柱も忠実に再現されているようです(本物を見たことないので)。

続いてまたまたクメール様式の仏塔が。この頃は睡眠不足と暑さで意識朦朧としてきて、カメラアングルも何もあったものじゃありません。とりあえずシャッターを切ったというだけのようです。

水上マーケット

水上マーケット

朝食?

朝食?

少し生き返りました

水分と食べ物を求めて水上マーケットにやってきました。大きな池の上にお店が立ち並び、船上屋台もあるようです。ただ時間が早いせいかほとんどの店は閉まっているか準備中です。その中の一軒で飲み物を発見。さっそく注文します。

右の写真の右はマンゴージュース(17B=\51)、左はビア・チャン(30B=\90)です。観光地価格じゃないんですね。生き返りました。

調理中

調理中

手さばきは見事だけど炎天下の下にごはんが・・・

カオニャオマムアン

カオニャオマムアン

お母さんには悪いけどイマイチでした・・・

水分補給したらお腹が空いてきました。それもそのはず朝ごはんを食べていません。というか、前日の機内食を食べたのが日本時間の19時頃(タイ時間17時頃)だから17時間くらい水分以外摂っていないことになります。

水上マーケットを回っていると写真のマンゴーを載せたボートを発見。おばちゃんに「カオニャオ・マムアン?」と聞くと頷くので指を一本立てて「ヌン(1)」と言うと「ハーシップ・バーッ(50B=\150)」と返ってきました。おばちゃんは器用にマンゴーを剥き、マンゴーとココナツミルクで炊いたもち米をパックに詰めます。50B払って「コップン・カップ」とお礼を言って涼しそうな東屋でさっそく食べましょう!

・・・マンゴーが温い。・・・カオニャオはもっと温い。炊き立てというわけじゃなく、炎天下に晒されてたから温もったというのが正解でしょう。空腹だけど食べきることはできませんでした。お母さん、ごめん。

御座船

御座船

作ってる船を見たら浮いてるのではなく固定でした

ゲート

ゲート

暑かった・・・

一通り見たのでしばらくドライブを楽しみました。じっとしてると暑いけど、カートで風を切って走っている分には心地よいからです。直線で人がいなければアクセル全開!

先ほど撮っていなかったので御座船の写真をパチリ。木陰では草むしり?のおばちゃんたちがダベってます。って、さっきも休んでなかった?(笑)

帰りにオールドマーケットに寄り、肩掛けバッグ、絵はがき、素焼きのカップを購入して11:10にムアン・ボーラーンを後にしました。

お守り売り

お守り売り

停車中の車に売り歩きます

#508のエアコンバス

#508のエアコンバス

生き返りました

さて、帰りのソンテウは反対側車線に渡らなければなりません。炎天下をとぼとぼと陸橋のある所まで歩き、反対車線に渡った陸橋の影になった所がソンテウ乗り場のようです。36番のソンテウは探すまでもなく何台も停まっていました。先頭のソンテウに乗り込むとすぐに出発。同じ36番のソンテウを追い抜いたり追い抜かれたり。都会の通勤電車以上の過密ダイヤのようです。

写真左は停車中の車にお守りを売り歩いてる女性です。どの車もバックミラーにこのお守りをかけています。

帰りも20分くらいで終点に到着のようです。でも行きとは違う場所で降ろされました。広い道を渡った先にバス停があったのでユメの手を引き道を渡ってバス停へ行くと、おばちゃんが「ここにお座り」とユメに席を空けてくれます。タイではお年寄りだけでなく、僧侶や子どもに席を譲る習慣があるようです。後日BTSでもお兄ちゃんがユメに席を譲ってくれました。

しばらくすると508番のバスがやってきたので乗り込みます。私とユメを指差して「オンヌット」というと、なぜか行きと値段が違って36B(\108)。でもそんなことはマイペンライ。それよりエアコンが効いてて生き返りました。

スクンビット通りは渋滞してたものの行きと同じく40分後の12:25にオンヌットのテスコロータスに到着しました。


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