1日目 -2月22日(土)-
■A380ファーストクラスPart2と初パタヤ
●関空へ
前夜は23:00頃就寝して、4:20起床する。
天気や折り返し運行となるTG622便、荷物の最終確認をして5:02に自宅を出発。山陽自動車道−播但道−第2神明−阪神高速を通って6:57に神戸空港アクセスターミナルに到着する。
当初は8:00発の便を予約していたが、7:15の便に間に合ったので変更してもらい、KIX-ITMカードを提示して\1,700でチケットを買う。
7:10に乗船するものの、次々に駆け込み乗船しくるため少し遅れて7:17に出航する。結構混んでいて、乗船率は75%くらいだろうか。駐車券の無料処理をして休もうとするが、テンションの高い前席の年配のグループが騒がしくて仮眠をとることはできなかった。
関空ATには7:49に接岸して7:50に下船する。
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●@関西空港
↓↓↓マウスオーバーでFクラス用カウンター↓↓↓
そのまま先頭のバスに乗って7:53に発車、7:57に国際線出発階の4階に到着する。
案内のディスプレイによると搭乗手続き開始は8:15からで、出発時刻は11:00から10:50へ変更になっている。
特にすることもないので、チェックインカウンターに並ぶ。エコノミー(以下Y)クラスは10人くらい並んでいるが、ファースト(以下F)クラスもビジネス(以下C)クラスも並んでいる人は皆無なので、私がファーストである。(笑)
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ディスプレイに表示されていたより少し早く、エコノミーに先駆けて8:08にチェックインカウンターが開く。だが、案内されたのはロイヤルファーストのカウンターではなく、ロイヤルシルクのカウンター。世界で一番ファーストが似合わない客と見られたのかもしれない。(泣)
しかも預け荷物はない旨伝えるも、持ち込み荷物の重量を量られる。もちろんまえがきの通り上限の7kg未満なので咎められることはないのだが、スワンナプーム空港で受けた厚遇に比べると雲泥の差で、ものすごく感じが悪い。
一番乗りということで8:10にチェックインカウンターを後にする。
8:12に保安検査場に入って8:14に通過する。3階に下りてイミグレーションもあっさり抜けて8:16に制限エリアに入る。
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↓↓↓マウスオーバーでFクラス・エリア↓↓↓
興味がない免税店はスルーして、専用端末でフライトポイントの登録を行い、ウィングシャトルに乗って北ウィング中間駅に移動する。
Royal Silk Loungeは先端駅を降りてすぐの場所にあるのだが、搭乗する13番ゲートは中間駅に近いため、搭乗口と搭乗機を確認をしておくためである。
8:34にRoyal Silk Loungeに入ると、細長いラウンジの更に奥にあるFクラス用の隔離されたエリアまでエスコートされる。ファーストドリンクはサーブしてくれると言うので、ハイネケンを頼む。食べ物、飲み物は共用エリアにあるため、Cクラスエリア客の視線と、写真の重い扉を開閉しての出入りはちょっと面倒。
利用者はタイ人家族三人と黒人が一人。
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ここから搭乗口まで5分くらいはかかるだろうが、ボーディングタイムの10:10になっても誰も席を立つ気配がない。しびれを切らして10:17に先頭を切ってRoyal Silk Loungeを後にする。
予想通り13番搭乗口には5分かかって10:22に着くが、まだ搭乗は始まっていない。
優先搭乗できるので周りをうろつくと、搭乗機はアシアナ航空、エアプサンといった敵機韓国籍機に囲まれている。敵機韓国籍機はA321とA320とどちらもナローボディ機なので、バスの隣に軽四がいるような布陣に見える。(笑)
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↓↓↓マウスオーバーで分かれ道↓↓↓
念のためトイレに寄って13番搭乗口に戻り、しばらく待って10:33に優先搭乗が始まる。優先搭乗は20人ほどの列ができていて、最後尾に並んでボーディングブリッジに向かう
マウスオーバーのようにFクラス&CクラスとYクラスの分かれ道があるが、大半の人は右のYクラスに向かう。このことからも上級会員が多いことが伺える。
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●TG623便(関西11:00-15:45バンコク)
↓↓↓マウスオーバーで階段↓↓↓
スワンナプーム空港では最後に乗り込むため、出発を待ちわびている1階のYクラスの前を通る時の白い目が痛いのだが、関空ではほぼ一番に乗り込むのでその懸念はない。
10:35に搭乗して、今回はエスコートなしでマウスオーバーの階段を上がる。席に着くとCAさんが挨拶にくる。担当はパンテープさんという方。前回同様、Fクラスは年配のCAさんばかりだ。
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事前に指定していた席は3K。Fクラスは1-2-1の配列が3列の計12席あり、私の席は進行方向の右最後部になる。スペックによるとピッチは208cm、幅は69cmとなっている。
Fクラス利用者は、前述のラウンジにいたタイ人家族と黒人の他、日本人夫婦とタイ人夫婦の計9人。ということで今回の搭乗率は9/12の66.7%とPart1の倍。
定刻は11:00で10:50に変更されていたが、結局当初の定刻の11:00にプッシュバックされ、11:20にRWY06Rから離陸する。
写真のように窓は小さく、期待の強度を確保するためか壁が分厚いため外の写真が撮り難い。その分防音効果が高いのかキャビンは静かである。
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↓↓↓マウスオーバーで開けた状態↓↓↓
時系列がばらばらになるが、ここからは機内の様子をご紹介。まずはデイフライトということで、今回はシート回りを多目に。
シートの右側に小物入れがあり、開けるとマウスオーバーのようにコントローラーと、AC電源が1つ、USBコネクターが2口ある。
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窓際には1席あたり2〜3ヶ所の収納がある。
間口は狭いが広くて深く、私のショルダーバッグでも余裕ですっぽり収まる。
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↓↓↓マウスオーバーで通路側のコントローラー↓↓↓
上の写真のシート・コントローラー部をアップにしたもの。
もちろん電動で各部微調整でき、特に腰部は気持ちいいが、ビジネスクラスにあったマッサージ機能がないのは残念。
写真右端とマウスオーバーのワンタッチコントローラーは、睡眠モード、お食事モード、ノーマルモードがある。ちなみにお食事モードは座面が上がる。
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ヘッドフォンはBOSEのノイズキャンセルのもの。
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A380といえば尾翼カメラ。デイフライトということで、雲の上を飛んでいる様子が写真のように俯瞰で見られる。ちなみにスクリーンは23インチ。
ANAのパイロットビューも好きだが離発着時に限定されるため、デイフライトであればこちらの方がいい。
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ここからは他のクラスをご紹介。時間を先送りして、食事後CAさんに機内を探検したいと告げると、今回も案内してくれるとのこと。
まずはCクラス。シートはフルフラットになる180度リクライニングで、どの席からでも直接通路に出ることができるスタッガードシートが採用されている。スペックによるとピッチは112cm、幅は51cm、モニターは15.4インチ。
特典航空券でなければFクラスに乗ることはないが、このシートであればCクラスでも十分な気もする。搭乗率は70%くらいだろうか。
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↓↓↓マウスオーバーで1階のエコノミークラス↓↓↓
2階後部のYクラス。2-4-2の配列で、マウスオーバーの1階は3-4-3配列になっている。
Yクラスに乗るのなら2階の方がいいかな。降機は一番最後になるかもしれないが、こちらの方がゆったりしている感じで、特に窓際席は広い気がする。
スペックによるとピッチは81cm、幅は45-46cm、モニターは10.6インチ。
Yクラスの搭乗率は60%くらいだろうか。ただ、2階のそれは30%くらいだから、もしかすると制限しているのかもしれない。
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後部の螺旋階段。
航行中はテープを引いて通行禁止にしているとのこと。だから機内探検にはCAさんが同行しなければばらないのかもしれない。
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前方の階段下にあるコントロール席。ここでエンターテイメントや空調などをコントロールしているとのこと。
何となく写真は不可かなと思ったが、「May I take a picture?」と聞くと、「Of course.」とのことでパチリ。
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前部の階段を下から。上がったところはバーカウンター。この便は飲み物は置かれていないが、長距離路線だと置かれているのだろう。
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前部の階段を上から。おやすみモードのライトになっている。
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ここからは時間を巻き戻して食事の紹介を。
ウェルカムドリンクはシャンパンをいただく。Part1と同じくドンペリのヴィンテージ2004。これ、本当にうまい。
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離陸して安定飛行に入ると写真のおつまみが出てくる。帆立貝柱のフライ、チキンロール串、たこのから揚げとしし唐串。
飲み物はドンペリをお代わり。(笑)
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↓↓↓マウスオーバーで絶品のガーリックトースト↓↓↓
おつまみの皿が片付けられると食事の準備が始まる。
テーブルクロスが引かれ、カトラリーが置かれてパンが入ったバスケットが配られる。しばらくして温められたガーリックトーストがサーブされるのだが、これがなかなか美味しい。お代わりを配りに来た時に「It's great!」と褒めると、喜んでマウスオーバーのように2切れ置いていかれた。(笑)
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前菜はシーフードのポンポネット、帆立貝柱、スモークサーモン、ズワイガニ、イエローピーマンソース。
飲み物は白ワインのシャブリをいただく。
悪くはないけど、私的にはわさび醤油が欲しいところ。
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かぼちゃのスープは可もなく不可もなく。
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↓↓↓マウスオーバーで切り口↓↓↓
メインディッシュは事前にオーダーしておいたビーフテンダーロインの網焼きのスペシャルミール。
焼き加減の質問もなく、サーブされたのはマウスオーバーのように完全ウェルダン。肉はそれなりの質のものが使われているようだが、如何せん焼き過ぎが残念。レモンバターのソースもイマイチで、期待が大きかった分落胆も大きかった。
飲み物はシャトー・ラルマンドのSt. Emilionという赤ワインをいただく。
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フルーツはeach oneを、チーズはカマンベールをいただく。
いままでハズレがないと思っていたフルーツは、前回に引き続き今回もはずれ。なぜ?
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デザートはブラクフォーレストケーキ。
最初は「No thank you.」と断ったが、「おいしいから是非試して」と、押し切られる形で置いて行かれる。結局ひと口食べただけで残してしまう。
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到着の1時間くらい前にリフレッシュメントのアイスクリームが配られる。
グリーンティーとオレオの二者択一だったので前者をチョイス。本当はシンプルにバニラが好きなのだが、ないのだから仕方ない。
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機内探検後ひと眠りし、目が覚めてから珍しく映画を見る。松本潤と上野樹里出演の「陽だまりの彼女」で、ちょうど見終えてから降下が始まると、担当した3人のCAさんがひとりひとりに挨拶に回る。
ここから時計を2時間戻して現地時刻で。
14:53にシートベルトサインが点灯し、15:17にRWY19Rに着陸。今回もほとんど衝撃を感じないソフトランディングで、定刻より20分ほど早い15:24にE4ゲートに到着する。
今回は15:28にFクラス後部の2階のドアが開いて降機する。
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【TG623便諸元】
機材:Airbus A380、機体番号:HS-TUE、シリーズ:A380、型式:A380-841、製造番号:125、登録:2013/10
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●スワンナプーム空港
↓↓↓マウスオーバーで担当のGHさん@後ろ姿↓↓↓
名前が書かれたプラカードを持ったGHさんがいたので声をかけると、先頭のカートに案内されて乗り込む。同乗者は黒人とタイ人夫婦。
イミグレーション入り口でカートを降り、マウスオーバーのようにイミグレーションまでエスコートされる。連れてこられたのは通常のイミグレの奥にあるプレミアムレーンで、「Welcome Thailand.」と、イミグレで初めてのフレーズを聞く。(笑)
待ち時間なしで15:35にやって来て15:36に入国を果たす。預け入れ荷物はないのでそのまま税関に向かうと、前にいる人が次々にX線検査にかけられているが、お前はいいとばかりに出口に促され、15:38に制限エリアを出る。人相のいい人は得だ。(笑)
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急いで1階に下り、西の端のMAGICフードコート近くの7番と8番出口の間にあるBell Travel Serviceのカウンターに行く。可能であれば16時発のバスに変更してもらうためだが、あっさり「Full.」と断られる。(泣)
待ち時間が2時間できたので、トイレに行って夏服に着替え、コンビニに行ってiPhone用のSIMのトップアップや、別のSIMをポケットルーター用に定額データ設定を行う。
そこまではうまくいったが、なぜかSIMの延長設定はできない。なぜ?
それでも時間が余ったのでMAGICフードコートでソムタム(35B≒\105)、レッドカレー(40B≒\120)を食べるが、どちらも不味い。残してしまう。
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●パタヤへ
↓↓↓マウスオーバーでカウンター↓↓↓
17:40頃Bell Travel Serviceのカウンター近くの空いたベンチに座る。
iPhoneでネットサーフィンしていると、17:47に「Pattaya. Pattaya.」と呼び声がかかる。バス乗り場まで付いて行き、チケットをチェックしてそれぞれのバスに乗り込む。
バスは17:56に発車して、安全運転で1時間半あまりかかって19:32にパタヤの北バスターミナルに到着する。そこから行き先が書かれたバンに乗り換える。同乗したのはインド系のカップルと、日本人女性と私の4人。
2ndロードと3rdロードの路地を通り、まずインド系のカップルを降ろす。続いてセントラルパタヤ通りに出て、Bella Expressホテルで日本人女性を降ろし、19:50にその向いのオーガスト・スイーツで最後の客となった私が降りる。
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●初パタヤ
↓↓↓マウスオーバーでガパオ↓↓↓
オーガスト・スイーツと私が泊まるエイプリル・スイーツは姉妹ホテルなので、オーガスト・スイーツのポーターが裏口を通ってエイプリル・スイーツまで案内してくれる。すぐに帰ろうとするポーターを呼び止めチップを渡す。
チェックインはスムーズに済み、ポーターが部屋まで案内するが、ここでもすぐに帰ろうとするので呼び止めてチップを渡す。
部屋に入ったのは19:56で、ひと通り部屋の写真を撮り終え、シャワーを浴びて21:12に夕食(夜食?)を食べに外に出る。向ったのはオーガスト・スイーツ横の市場のフードコート。
頼んだのは写真のクンチェーナンプラー(120B≒\360)とマウスオーバーのガパオ(60B≒\180)。もちろんシンハビール(90B≒\270)も忘れない。(笑)
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↓↓↓マウスオーバーで大蛇↓↓↓
疲れていたが、夜は今晩しかないのでウォーキングストリートへ行ってみることにする。
ビーチロードまで歩き、初パタヤを見破られないようベテランのふりをしてソンテオに乗り込む。途中で「えんどぅ(ENDo)」に似たオカマが乗り込んでくる。見るからに怖えぇ。
ウォーキングストリート手前で渋滞となり、他の人とともにソンテオを降りる。10B(約\30)。
ひと通りウォーキングストリートを端から端まで一往復するが、バンコクの歓楽街とはひと味違った賑やかさがある。もっともどちらも私のストライクゾーンから外れている。
逃げるように2ndロードまで歩き、ソンテオに乗ってSoi7まで戻る。ここも10B(約\30)と安い。
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↓↓↓マウスオーバーで寝酒↓↓↓
パタヤでバービアを初体験しようとSoi7を店を物色していると、ほどなくして腕を掴まれ、一杯だけという約束で写真の店に入る。
生ライブをやっていて、ボーカルが私を見て「昴」を歌い始めたので、アヤしい歌詞もあったがチップを100B(約\300)渡す。
呼び込みの女性は38歳のおばさんで、少しはタイ語の勉強をすることができたため、初バービアはそれなりに楽しむことができた。飲み物やおばちゃん達へのチップを含めて支払ったのは総額445B(約\1,500)。安い。
日が変わった0:20頃部屋に戻り、再度シャワーを浴びてマウスオーバーの寝酒を飲み、1:30(日本時間3:30)頃就寝する。
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本日の歩数
歩数:13,071歩、消費Cal:538Kcal、距離:10.4km
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