1.縫い目の防水処理(表面)
3.以降の材料はネットで注文。商品が届く間に、家で使えそうなものを探すと防水スプレーを発見。
左がシリコン系で、右がフッ素系。言い換えると、シリコン系が撥水剤で、フッ素系が防水材。左側のシリコン系スプレーには”はじく防水スプレー”と書いてるけどね。
撥水剤は表面に被膜を作って水をはじくので、用途はリュックやかばん、傘など。防水材は通気性を損なわず、水の漏れや浸透を防いで水を通さないため、用途はレインウェアや靴など。
ネットで後述の撥水剤を注文しているので、今回は右のフッ素系の防水材を使用。
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風通しの良い、ベランダで上の写真の右のフッ素系の防水スプレーを、表面の縫い目に施工。
タープの縫い目は4か所で、布団干し用のはさむやつを使い、一気に行う。
ちなみにSPドーム2のフライも同時に施工して、家にあったスプレー2本を消費した。
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上の写真から3日経過して、Amazonで注文していた商品が届いた。
左からシームシーラー、撥水剤、シームテープ。
一番下に敷いている、半透明の緑のものは樹脂性の古くなったまな板で、シームシーラーを塗る時のガイド用に作成したもの。右下の刷毛は、100円ショップで一番幅広の100mmのものを購入。
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2.前回再圧着したシームテープを剥がす(裏面)
前回せっかく再圧着したシームテープを剥がす。
硬くしぼった雑巾で汚れを軽く拭き取る。接着剤は取り切れないけど、シームテープを貼るときに熱である程度溶けるだろうと、細かいことは気にしない。
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3.縫い目のシームシーラー(裏面)
乾いたら縫い目の裏側にシームシーラーを施す。見た目を気にしないのなら、表面に施工した方が有効かもしれないけど、それは最終手段かな。
シームシーラーは、”GEAR AID(ギア エイド) アウトドア 補修剤 シームグリップ+FC シームシーライト 13000”という商品で、これ一本で732cm(細かい!)施工できるとのこと。タープは4.4mで縫い目が4か所ということで計算上は17.6m必要だけど、取りあえず2本購入。1本1,200円。
きれいに塗ろうと思えばマスキングテープを使うのがセオリーだけど、上の説明の通りまな板で作ったガイドを使って施工。足りなくなった場合に備えて頂上部から行うも、結構たっぷり塗ったけど十分足りた。
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焦らずにじっくり二日かけて乾燥させる。
縫い目と生地の重なったところは念入りに施工する。はみ出している部分もあるけど、機能性に問題ないので気にしない。ちなみに私はO型(笑)。
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4.シームテープの貼り付け(裏面)
シームテープは”シームテープ シームシーリングテープ 補修 修理 テープ 防水 (幅25mm×長さ30m)”を購入。999円。
三角部分の補強も合わせて20mあればいいので、多少失敗してもこれで足りるはず。縫い目は10mm程度なので、幅は余裕をもって25mmのものをチョイスした。
今回も低い温度で試してみて、徐々に温度を上げていく方法で実施。結果、低温だとなかなか接着できず、低温と中温の間で素早く施工する方がうまくできることが分かった。熱圧着なので、シームシーラーが溶ける温度を見つけるのが肝かな。
ちなみに一か所温度が高過ぎ、溶けて”ねちょ”としてしまったが、上からシームテープを重ね貼りして、何とか目立たなくすることができた。
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施工中の状態はこのように、接着できていることを確認しながら当て布をずらしつつアイロンをかけていった。
我が家のアイロンはコードレスタイプだけど、コードタイプの方が温度が安定して施工しやすいかもしれない。
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三角補強の部分は、写真のように予め形状に合わせてシームテープをカットしてからアイロンをかける。
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5.撥水加工(表面)
最後の仕上げの撥水加工。撥水剤は”信越化学 POLON-T 撥水剤 1kg”。2,552円。
溶剤にガソリンが使用されているので、必ず屋外の通気性の良い場所で、防護具を着用して施工の事。
この容器は移すときにこぼれやすいため、一度ボトルのような容器に入れる方がベター。また、溶剤が気化しやすいガソリンのため、ふた付きの容器があった方が良いかな。今回はたまたま捨てるステンレスの容器があったので、それを利用した。
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この作業もベランダで布団干し用のはさむやつを使い、布一枚ごとに施工する。
撥水性がないためか、塗るとあっという間に浸み込むけど、溶剤がガソリンのためすぐに乾燥する。写真は失敗例で、ベランダの手すりに垂らして施工していたが、幕帯を引っ張って斜め45度とかの角度で塗った方が液だれし難い。
結果、序盤の失敗が響き、5枚の布のうち、残り1枚の1/4ほどが施工できないまま撥水剤がなくなってしまった・・・。
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未施工分をどうするか、撥水の効果は如何ほどか?次回以降のキャンプで状況を確認したうえで、今後どうするか考えることにする。もしこの撥水剤が良ければ再度購入して、残った部分と別のタープを施工しようかな。
雨に当たるかどうか分からないけど、今回の作業の効果のほどは今後アップデートしていこうと思う。
タープのリフォーム【防水編】へ続く
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