-まえがき-
●いきさつ
Go To Travelで行く家族旅行の第三弾。こういう機会でないとまず行かないけど、地元の温泉地で美味しい料理を食べ、のんびり温泉に浸かり、非日常を楽しむのが今回の目的である。
もし都合で仕事になっても、自宅から一時間弱で行けるため湯郷温泉に決めたのだ。
●ホテルの予約
先のことは分からないけど、都合の好さそうな日程をFIXして、9月9日に楽天トラベルから予約を入れる。一休.comが使いやすいんだけど、湯郷の宿が出てこなかったので、消去法で楽天トラベルを利用することとなった。
予約したプランは”【楽天スーパーSALE】10%OFF!≪基本1泊2食付≫【迷ったらこれ!】『旬会席』プラン”で、部屋のタイプは”グレードアップ和室【禁煙】(広々10畳以上+次の間)”。大人4人と寝具のみの幼児1人で、消費税込み\66,060。Go To Travelクーポンで\24,121安くなって支払額は\41,939。Go To Travel 地域共通クーポンが\10,000いただけるので、実質\31,939ということになる。
細かいことだけど、今回付与される楽天ポイントは419ポイント。楽天トラベルの売上げ(実際は仲介手数料だけだが・・・)は\66,060なので、660ポイント付与されるはずだと思う。一休.comだと、\66,060に対して5%のポイントが付与され、その\3,303分のポイントが予約時に使えるからね。
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1日目 -10月24日(土)-
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●温泉街散策その1
この日はあしてんままが半日出勤となり、2時過ぎに帰宅して2:51に出発して、今宵の宿のゆのごう館へはちょうど45分かかって15:31に到着。
チェックイン時に免許証による住所の確認、全員の体温測定の後、浴衣を選んで部屋に通される。
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18時に夕食の予約をして、温泉街の散策に出かける。
比叡山延暦寺の高僧の慈覚大師(じかくだいし)円仁(えんにん)法師の像。
円仁法師が諸国行脚の際、鷺に導かれて湯郷温泉を発見したと言い伝えらていて、そのことから「鷺の湯」とも呼ばれているんだって。
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ウオールアート。
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あの日のおもちゃ箱 昭和館。
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友だちのウチにあったのと同じ、懐かしのマツダ・キャロル。
スバル360や三菱ミニカ、ホンダN360などライバルだったけど、ちょっと水をあけられていたような気がする。
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ふれあいの湯(足湯)。
足湯の湯温は38度。美作地方の巨人伝説で京まで三歩で行き交ったという「三歩(さんぶ)太郎」の足形をモチーフにしたユニークな形です。(岡山観光WEBより引用)
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●夕食
17時頃部屋に戻って温泉に入り、18時に食事会場へ向かう。
ゆのごう館一番人気の”四季の味覚を味わう『秋の旬会席』”のお品書きは以下の通り。
【前菜】松茸胡麻豆腐 無頭海老など。
【造里】四種盛り
【煮物椀】土瓶蒸し
【炊合せ】秋野菜と秋刀魚の生姜餡掛け
【焼物】和牛サーロインステーキ
【酢の物】サーモンといくらの親子土佐酢ジュレ掛け
【揚げ物】穴子一本揚げ
【ご飯】松茸釜飯
【止腕】赤出汁
【香の物】三種盛り
【水菓子】季節の甘味
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型抜きされたウサギ。目でも料理を楽しませてくれる。
上の写真の右の刺身は、ブリ、タイ、エビ、マグロ。
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和牛サーロインステーキ。サシの入った赤身の味が濃い。
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穴子一本揚げ。ボリューム感満点。
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秋野菜と秋刀魚の生姜餡掛け。
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↓↓↓マウスオーバーでふたを取ったところ↓↓↓
松茸釜飯。マウスオーバーのように松茸がたっぷり。
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香の物三種盛り。最後は松茸釜飯、赤だしとともにいただく。
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季節の甘味。
ぜんざいといちじくのコンポート。白玉がイマイチだったとか。
”「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」料理部門11年連続入選”というだけあって、美味しくいただきました。でも、量はそれほどでもなかったかな。
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●スイーツの買い出し
「何か甘いものが食べたい」ということで、腹ごなしに近くのコンビニにお出かけ。空前のヒットとなった「鬼滅の刃」と出前一丁のコラボ商品を発見(笑)。このキャラは我妻善逸(あがつまぜんいつ)かな?「鬼滅の刃」は現在Amazon Prime Videoで鋭意視聴中。
部屋に戻って再度温泉に入り、各々家にいるように寛いで私は22:30頃寝落ちした模様。
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2日目 -10月25日(日)-
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●旅館にて
6:20頃一番に起床。温泉に行くと先客が5人くらいいた。みんな早いねぇ。
7時過ぎに部屋に戻ると、まだみんな寝ていたので起こす。温泉に行くというのでしばらく留守番だ。
障子を開けると朝もや。目の前が吉野川だからね。
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朝食は8時から予約していて、あしてんままとユメは風呂から直接会場に行くので、8時に部屋を出るとちょうどエレベーターを下りたところで合流して朝食会場へ行く。
朝食はすでに用意されていて、こんな感じの旅館らしい内容。
奥に野菜の水炊き、ごはんの横に切れているのが豆腐、四角いお盆に入っている小鉢は、奥から時計回りにマンゴー、マカロニサラダ、イカの塩辛、冬瓜、ひじき煮、漬物で、右下に鯛の煮魚、一番下がいかそうめん。写真に写っていないけど、だし巻き玉子もあり。
特に美味しかったのが鯛の煮付けで、マンゴーは冷凍を解凍したものでぶにょぶにょしていてイマイチだった。季節的に柿とかでいいんじゃない?
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●温泉街散策その2
身なりを整えて9:10頃部屋を出てチェックアウトをする。支払い額は予約時の金額プラス入湯税@200×4と、夕食時のビール\750で\43,489。
まずやって来たのはホテルから3分ほどの湯郷温泉観光協会。ここに車を停める。
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湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館に入る。大人\400、小人\150。
入場券は切符の硬券を模したもので、改札鋏(改札パンチ)できっぷを切ってもらって入館する。
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館内に入って左にで〜んとNゲージの鉄道模型があり、貨物列車と500系新幹線が走っている。マイNゲージを持って来て走らせることも可能(有料)。
その周りには空母赤城やイ-400(潜水艦)をはじめ、主に乗り物系の模型が多数展示されている。乗り物好きにはたまらん。
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こちらはプラレール。
ポイントを変えることにより、高層階を走らせることも可能だけど、所々継ぎ目が外れかけていて電車が止まってしまう(笑)。
この他にもフィギュアやブリキのおもちゃ、ミニカーなどが所狭しと展示されている。
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次にやって来たのは”あいゆうわいえ天然酵母パン”。こちらは女子のリクエスト。
かなりの人気店のようで、多くのパンが売り切れている。イートインコーナーもあり、そちらも賑わっている。それでもいくつかお買上げして、車の中で食す。朝ごはんをたらふく食べたばかりじゃん!
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●ノースヴィレッジ
コンビニで飲み物を調達し、ノースヴィレッジへは11時前に到着。私は20年ぶりくらいかな。
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さっそくロードサイドマーケットで農産物を購入。
入口で検温して入園して、まずはゴーカート。
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ちびっこに人気のアスレチック。
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ふれあい動物園のエサやりは\200。小銭がなくても大丈夫、今のご時世PayPayで払えます。写真はユメがPayPayで支払い中のもの。
両替機もあるけどね。
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エサやり。
ウマ同士ウマが合ったみたい。
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●まきばの館
ノースヴィレッジは食べるところがない(知らない?)ので、約45分かけてまきばの館へやって来た。
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レストランは混んでいないけど、従業員が少ないのか注文まで時間がかかる。料理はすぐ出てきたんだけどね。
まずはピザとラーメン。\1,100と\750。
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日替り定食\1,000。
メインが鶏の照り焼きで、サラダと柿のなます、切り干し大根、漬物にご飯と味噌汁。
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日替りランチ\1,000。
ウィンナー、ポテトチップス、サラダ、鶏ハムと玉ねぎのマリネ。
値段の高めで内容もオペレーションもイマイチだったかな。先般購入したGoto Eat プレミアム付食事券を\3,500分使う。あと、目的のソフトクリームも売り切れだったこともテンションを下げる原因となった。
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秋晴れ。
食後は自由行動にして、15時頃まきばの館を出発。Go To Travel 地域共通クーポンが\4,000分残っていたので、遠回りしてスーパーマーケットで夕食のお惣菜と、食材を大量に買い込んで17:40に無事帰宅。今回の旅を終えた。
ただ、\4,000の地域共通クーポンを使うのに、この機会にと\12,000くらい買い物をするのはいかがなものかと・・・(汗)。まぁ地域の活性化の一助になればいいか。
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おまけ
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■湯郷温泉 清次郎の湯 ゆのごう館 ホテルのHP
〒707-0062 岡山県美作市湯郷906-1
Tel:0868-72-1126 Fax:0868-72-4400
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●外観
↓↓↓マウスオーバーでさぎゆ橋方面からの夜景↓↓↓
吉野川方面からの外観。
マウスオーバーでさぎゆ橋方面からの夜景。
ここがエントランスで、土手に面しているため2階にあたる。
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●パブリックエリア
天井の高いフロント。
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ロビー。
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浴衣。
チェックイン後にサイズや柄を選ぶ。羽織、帯は部屋に用意されているけど、ここにある帯を使ってもOKみたい。
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あまり広くはないけど、お土産も売られている。
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4月13日に撮影されたアイルトン・セナの写真。
1994年4月17日にTIサーキット英田(現岡山国際サーキット)で開催された、1994年のF1世界選手権第2戦のパシフィックGPでこの「ゆのごう館」に宿泊した時のもの。
5月1日に行われた翌戦のサンマリノGP決勝で事故死したのは既知の事実。その時のTV中継はレースの様子ではなく、セナの容体を刻々と伝え、最終的に「セナの死亡」が告げられ、何とも言えない脱力感を味わったことを思い出す。
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岡山湯郷Belleとジェフユナイテッド市原・千葉レディースのサイン・ボール。
現在岡山湯郷Belleは、なでしこリーグ2部の下のチャレンジリーグWESTまで落ちているようで、かつては宮間あや、福元美穂がなでしこジャパンの代表で活躍していたんだけどね。
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館内案内図。
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↓↓↓マウスオーバーで内部↓↓↓
エレベーターは1基。
4階建てで、さほど部屋数が多くないので待つことはあまりないけど、スピードは遅い。
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4階のホール。
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●浴場
浴場の案内。
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畳敷きの大浴場。お湯はかけ流しではない感じ。
泉質は ナトリウム・カルシウム塩化物泉、効能は神経痛 皮膚病 慢性消化器病とのこと。湯郷の湯は1200年の歴史があり、美肌造りの湯とも言われている。
※画像はホテルのHPより拝借。
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露天風呂。季節柄落ち葉風呂になっていた。温度はぬるめ。
※画像はホテルのHPより拝借。
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食彩庵「ほのか」。
個室になっているけどこちらは利用せず、子連れのためか客室に通された。
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●415号室 月下美人の間
入口。
格子戸の内側に鉄製の扉で、鍵は普通のシリンダータイプ。
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フロア図。
予約したのは「グレードアップ和室【禁煙】(広々10畳以上+次の間)」という部屋で、フロア図を見た限り広い部屋。
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玄関&下駄箱。
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部屋に入って左にトイレ。もちろんウオシュレット完備。
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部屋に入って右に洗面所。
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上の写真の右がバスルーム。
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部屋に入った正面。
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その襖を開けると次の間。
基本的に荷物置き場として利用。右に見えている襖が押し入れで、右にクローゼットがある。
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広間。
部屋に入るとすでに布団が敷かれていた。
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縁側から。
床の間にテレビと電話、金庫が設置してある。テレビはソニー社製で、地デジ、BSともチャンネル数は岡山と同じかな?
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縁側。
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冷蔵庫はパナソニックではなくナショナル社製。
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↓↓↓マウスオーバーでお茶菓子↓↓↓
座卓。
マウスオーバーのように、温泉旅館ぽくお茶菓子。
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水と湯沸かしポット。
お茶とスティックタイプのインスタントコーヒーがあった。
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岡山方面から吉野川を渡ってすぐ左に位置し、温泉街からはちょっと離れている。温泉街自体さびれた感は否めないけどね。
建物、設備は年季が入っている感じだけど、料理と温泉を楽しむのであればこういう老舗旅館はありだと思う。
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