■キャンプ場情報
【住所】〒707-0204 岡山県美作市右手1317-1
【電話】0868-77-2171 (9:00〜17:00)
【URL】https://www.tom-sawyer-okayama.com/
【e-mail】info@tom-sawyer-okayama.com
【料金】※入場料、駐車場、シャワーを含む
・宿泊(13:00〜11:00):高校生以上\2,000、小・中学生\1,500、未就学児は無料
※チェックアウト時間延長の場合は、大人\400と聞いた気がする
・デイキャンプ(11:00〜16:00):高校生以上\1,000、小・中学生\500、未就学児は無料
【その他】ペット可、焚火可、各サイトにU字溝あり
【利用日】2021年4月24〜28日
|
●管理棟
チェックイン、チェックアウトは、キャンプ場から約1km離れた右手養魚センターの奥にある管理棟で行う。写真では分かり難いけど、入口の梁に「やませみ」と書かれているログハウス。
|
まだプレオープン中で、これからといった感じかな。
レンタル品は充実していて、薪や炭、ガスなどの燃料や、カップラーメンなどの食料も売られている。詳しくはHPを確認してください。ちなみに薪は針葉樹で10本500円。買い物かごと灰入れを貸してくれる。
チェックアウト時に聞いたところ喫茶・軽食もできるみたいで、氷も分けてもらえるとのこと。まだ運営が試行錯誤のようなので、とりあえず聞いてみるといいかもしれない。最寄りのコンビニまで往復約1時間かかるし、若いスタッフが臨機応変に対応してくれそうな気がする。
|
●キャンプ場案内図
案内図の左上から上がって来る。右が山側で、左が谷側。
3番サイト横のトイレの向かいにある駐車場に3台くらい、15、19、25番サイト下の道路にある駐車場に10台くらい、8番サイト横のトイレの前と、16番サイト横の炊事棟前に、それぞれ2〜3台駐車できる。オートサイトじゃないけど、2番サイトの右と、6番サイトの左側に駐車しているのを見たことがある。写真下の「P」には20台くらい駐車できるけど、使っているのは見たことない。
この辺りは日本三大局地風の一つ「広戸風」が吹くことがある。平地では穏やかでも、四国沖の太平洋上に台風や発達した低気圧があるときは台風並みの強風が吹くことがあるので要注意。風は山から吹き下ろしてくる(上の写真の右から左へ)ことが多く、経験的にザザザザザと木が揺れる音がして、数秒後に突風が来る感じ。
|
●キャン場施設
キャン場入口。
以前から電波状態は悪かったけど、改善されていないみたい。私はdocomoの格安SIM(OCN)を使っているけど、アンテナが1つで圏外になることもしばしば。LINEなどのテキストは何とか送れたけど、画像やインターネットは恐ろしいほど遅く、タイムアウトを起こすこともしばしば、いや、しょっちゅう(笑)。電話回線を使っていた頃を思い出すわ。
非日常を味わいに来たのだから、思い切ってスマホの電源を落とすのもあり。トムソーヤ冒険村まで下りるとアンテナは4本立つので、必要時は下山してください。
|
上の写真のすぐ左側にある炊事棟。
1〜5番サイトの利用者用だけど、シャワー棟にも流しがあるので、空いていればそちらを利用する方が近いかな。
|
元々あった管理棟。現在は閉まっている。
集会場の様な作りで、以前雷雨で非難させてもらったことがある。緊急避難場所として、利用者がいる間は開放してもらいたい。今度行ったら提案してみようかな。
向かいのトイレはシャッターが下りていたので未確認。男性用は小便器が三つと和式の大便器が二つだったと記憶している。
|
↓↓↓マウスオーバーでシャワー室内部↓↓↓
シャワー棟。
シャワー室は全部で5室だったかな。一番右奥はバスタブ付きだけど、利用していないのでノーコメント。
以前からリフォームされた様子はないけど、掃除も行き届いて清潔に保たれている。満室状態だとお湯の温度が安定しないので、夕食の準備の前など空いている時に利用するのがいいかな。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが完備されていて、足ふきマットは珪藻土になっていた。この二点は高評価。
|
8番サイト横のトイレ。こちらも以前と変わらずだけど、掃除が行き届いていて清潔。
男性用は小便器が二つと、洋式の大便器が一つ。大便器の数がちょっと不足かな。
多目的トイレも一ヶ所あり。
|
↓↓↓マウスオーバーで内部↓↓↓
16番サイト横の炊事棟。こちらも以前と変わらずだけど、前の人が焚火台かBBQコンロを洗ったままにしていて煤だらけ。設営後にまず流しの掃除から始めた。
流しは個別が6ヶ所、蛇口が4つ付いた共同の流しが1ヶ所。水は上流の沢の水をろ過したものだったかな。念のため生水は飲まない方がいいかもしれない。
|
●サイト
ここからは各サイトの広さを測ってみたので紹介します。道路から見て幅(W)と奥行き(H)のそれぞれ中心部の有効な面を歩幅で測ったもので、のり面や階段などは除きます。もちろん正確に測量したものではないので、目安としてご覧ください。
サイトのおススメ度を☆3つで表示していますが、あくまでも個人的な主観です。
左の1番サイト:12m(W)×9m(H)
おススメ度:☆☆
右の2番サイト:13m(W)×10m(H)
おススメ度:☆☆
|
3番サイトは手前と奥の2サイト分の広さがある。基本的に1〜5番サイトはグループでの利用が前提とされていて、特に3〜5番サイトは広い。空いていれば使わせてもらえると思うけどね。
手前:12m(W)×8m(H)、奥:10m(W)×12m(H)
おススメ度:☆☆☆
|
4番サイト:9m(W)×24m(H)
おススメ度:☆☆☆
|
5番サイトはかなりいびつ。写真の右下から右奥まで14m、写真右から左端まで26m、道路に面した面が18m。四角形を取ろうとすれば12m(W)×12m(H)くらいだけど、使い方によってはかなり広く使える。
おススメ度:☆☆☆
|
6番サイト:11(W)×10m(H)
砂防ダムのすぐ横で、水の流れ落ちる音が気になる。
おススメ度:☆
|
7番サイト:10m(W)×10m(H)
こちらも6番サイトと同じく砂防ダムのすぐ横で、水の流れ落ちる音が気になる。また、道路からかなり下がった場所にあるため、荷物の搬入が面倒。最も避けたいサイト。
おススメ度:☆
|
8番サイト:11m(W)×11m(H)
おススメ度:☆☆☆
|
9番サイト:11m(W)×11m(H)
おススメ度:☆☆☆
|
10番サイト:11m(W)×12m(H)
おススメ度:☆☆☆
11番サイト(写真なし):11m(W)×12m(H)
おススメ度:☆☆☆
12番サイト(写真なし):10m(W)×11m(H)
おススメ度:☆☆☆
|
13番サイト:11m(W)×6m(H)
基本的に13〜15番サイトは奥行きが狭くて水はけが悪い。この3サイトはできれば避けたいところで、特にこの13番サイトは一番狭く、道路の面した辺以外壁になっているので水が溜まりそう。
おススメ度:☆
14番サイト(写真なし):11m(W)×7m(H)
おススメ度:☆
15番サイト(写真なし):12m(W)×7m(H)
おススメ度:☆
|
16番サイト:16m(W)×7m(H)
おススメ度:☆☆
|
17番サイト:12m(W)×10m(H)
おススメ度:☆☆☆
|
18番サイト:13m(W)×13m(H)
おススメ度:☆☆☆
|
19番サイト:13m(W)×13m(H)
おススメ度:☆☆☆
|
20番サイト:9m(W)×9m(H)
ホームベースのようないびつな形。混雑時は川へ行く子供の通り道になる。
おススメ度:☆
|
21番サイト:7m(W)×10m(H)
おススメ度:☆
|
22番サイト:9m(W)×10m(H)
おススメ度:☆☆
|
23番サイト:13m(W)×10m(H)
おススメ度:☆☆
|
24番サイト:10m(W)×12m(H)
おススメ度:☆☆
|
25番サイト:10m(W)×11m(H)
すぐ横に駐車場があるので、駐車スペースが空いていればオートサイトとして使える。ただし、風の通り道でシャワー棟に一番遠いのが難点。
おススメ度:☆☆☆
|
新設サイト-1-
4〜5番サイトの上に作られていた新設サイト。まだサイト番号が振られていないけど、U字溝が置かれていて利用している人もいた。広さは2サイト分あるので、将来的にはグループサイトになるのかな。
おススメ度:☆☆
|
新設サイト-2-
10〜12番サイトの下で、新設サイト-1-の間にできたサイト。こちらも状況は新設サイト-1-と同じ。陽当りはあまりよくないかな。
おススメ度:☆☆
|
●周辺情報
砂防ダム。今回は水が少なく、魚の姿も見えなかった。以前はペットボトルのトラップでヤマンゴという小魚が入れ食い状態で、サンショウウオを見たこともあった。
|
その砂防ダムに流れ込む渓流。水は夏でも冷たい。
ここに座って水のせせらぎを聞きながら文庫本を読むのが贅沢な時間。
過去には仲間と沢登りをしたこともあった。
|
トムソーヤ冒険村。
アスレチックがリニュアルしている。対象は小学校の中学年くらいまでかな。
|
以前この近くでツキノワグマが捕獲されたという話を聞いたし、この時は5泊中4泊が完ソロだったので、この看板にはかなりビビらされた。
クマとは関係ないけど、キャンプ場内には鹿のフンがたくさん落ちていた。
|
以前から度々料金のスタイルに変更があったが、(運営が)リニュアルオープンして料金は簡潔明瞭になったけど、かなりの値上げになったんじゃないかな。従来は大人800円、子供400円、サイト料1,000円だから、大人二人と小学生二人で一泊二日が800×2+400×2+1,000=3,400円だったのが、2,000×2+1,500×2=7,000円だから倍以上になった。まぁ、ソロの場合は1,800円が2,000円だから大差ないけど。
ハード面に関しては大きな変化はなし。こじんまりとしたキャンプ場で、非日常を味わうにはもってこい。スタッフは大きく若返って、今後どのように変わっていくかも楽しみな面もある。この先を見守っていきたいと思う。
|