イメージキャラの「たいようくん」です

 

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2002年11月17日 岡山県川上郡成羽町

焼き体験(窯詰編)

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山土を練る

今回はご近所のしゅうこさんのご主人(guudaさん)のお母さんの実家で炭焼き体験をさせていただくことになりました。

場所は岡山県川上郡成羽町の自然に囲まれた山間で、広大な庭(山)にはたくさんの樹木があり、烏骨鶏も飼育されていました。

炭作りは窯詰・乾燥・本焼き・冷却・窯出しの工程があり、全工程で1週間程かかります。今回は窯詰の工程と乾燥の火入れ、薪割りを体験してきました。

朝8時に山陽自動車道・山陽jICで待ち合わせをしていましたが、ハプニングがあって8時15分頃guudaさんファミリーと吉備PAで合流し、9時過ぎに現地に到着しました。

さっそく炭焼き体験を始めましたが、ある程度guudaさんのおじさんが準備をしてくれていました。

写真は目地に使う山土を練っている様子です。


窯の中

こちらは炭焼き窯の内部です。

入口は大人ひとりがやっと入れる大きさで、正面から入ると後ろ向きにしか出ることができませんでした・・・

窯の底には煙の通り道として竹が敷かれていました。


薪入れ

もっともよく働いたのはguudaさんですが、写真には窯の入口とお尻しか写ってなかったので、子供が窯詰している様子を掲載しました。(笑)

窯の入口でユウナに木を渡し、窯の中でケイスケが木を立てている写真です。

木は太い方を上にして、隙間がないように詰めていきます。上の隙間には細い木や、短い木を詰めていきます。

<<<guudaさんの窯詰の様子を見て>>>

しゅうこさん談「この光景、なんか見たことある!くまのプーさんがはちみつを食べ過ぎてラビットの家から出られなくなったお尻にそっくり!」(爆)


隙間なく入れます

窯の入口までびっしり窯詰めした様子です。

このあと最初に練った山土と耐火煉瓦でフタをしながら、さらにその隙間に細い木・短い木をパズルのように詰めていきます。

炭は奥のほうが上物が多く取れるそうで、入口側の細い木・短い木の半分は灰になるそうです。


フタをします

フタをしたところから、さらに30cmくらい火を焚くスペースを空けて、かまどのようにします。

上の焚き口には耐火煉瓦が3個、下の空気穴には耐火煉瓦が1個入るようになっています。


お神酒と榊

火入れの前に炭焼きが無事にできますよう、炭焼き窯の上にお神酒と榊をお供えします。

このあと、みんなでお供えしたお神酒よりたくさんのお酒で身を清めました。(笑)


火入れ

そして火入れです。

といっても、塗った山土と木を乾燥させることが目的で、本当の火入れではありません。このあと目地が乾くとひび割れたりするので、再度練った山土でひび割れを埋めていきます。火は弱火で少しずつ乾燥させます。

もうひとつの炭焼き窯はここまでの工程が完了していたため、炭焼きの工程に入りました。薪をがんがんくべて、窯全体に火が回る(私には火が回ったという判断がつきませんでしたが・・・)と、太い薪を2本入れて耐火煉瓦でかまどの焚き口と空気穴を塞ぎました。

このあと2日ほど燃やし、3日ほど冷ませば窯出しできるそうです。

今回窯詰した炭はguudaさんのおじさんに託し、2週間後に窯出しすることになりました。

どんな炭になるか今から楽しみで、この炭でどんな料理をするか考えておきたいと思います。


宴会?

そして炭焼き窯の下にある広いスペースで昼食(宴会?)を取りました。

炭火で焼いたフランクフルトや焼いも、馬刺しに芋煮、羽釜で炊いたご飯で作ったおにぎりをたらふくご馳走になりました。

子供たちは野山をかけめぐって遊び、栗や銀杏を拾ってきたりするなど、豊かな大自然を堪能した様子です。帰りの車の中では心地よい眠りについていました。ちなみに私も寝ていました・・・(笑) −つづく−


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