■まえがき

お花見キャンプから帰った翌週の週末、湯の瀬温泉郷キャンプ場の管理人さんの♪baaya♪さんから「キャンプ場を閉鎖することになった」と電話がありました。突然のことで驚きましたが、閉鎖されるまでに何とかもう一度訪れたく、GWの予約状況を聞くと4/28-30なら４サイト空いているとのこと。その４サイトを押さえてもらい、仲間に連絡して♪baaya♪さんの慰労会を兼ねて湯の瀬へ集結することになりました。

参加者はツーちゃん、もりてつさん、ぷうたけさん、デイでヤマチャン夫妻が来てくれました。他にもつぼちゃん、大将、ほりちゃんが♪baaya♪さんへの記念品に賛同いただきました。

今まで数多くの思い出を残してくれ、ストレスが溜まった時には随分癒されてきました。サイトは比較的狭く、決して景色が素晴らしいわけではありませんが、私のみならず多くのキャンパーを惹きつける”管理人さんと何か”がこのキャンプ場にはありました。湯の瀬Forever〜！。

■4月28日（土）

11時過ぎに到着すると既にもりてつさんがほとんど設営を完了していました。昼過ぎに来るって言ってたのに気合い入ってるなぁ。程なくぷうたけさんも登場。

我が家も1時間ほどで設営を完了し、いつものパン屋さんで買ってきたパンでの昼食。このあとあしてんままとユメは明日の夕方まで一時帰宅です。

ラブラブサイトの上くらいには名残り桜が咲いています。たくさんの桜の中にもひねくれものはいるのかな。

サイト横の川にはメダカくらいの大きさの稚魚？が群れています。

あずまやからサイトの写真を撮ってみました。ケヤキも柳も若葉です。

その柳の木には写真のような泡（虫の卵？）がいっぱいあり、風が吹くたびに飛散していました。頭上は要注意です。

キャンプ場の周りの山野草を活けてみました。今夜はオヤジ三人なのに･･･。何だか怪しいかも･･･。

夕食の食材はもりてつさんが調達してくれました。まずはグリーンランドあさけの中村さんに教わった焼きしいたけ。採れ立てのしいたけの軸を取り塩を振って焼くだけ。決してひっくり返してはいけません。

そして千屋牛。すじっぽく見えますがとっても柔らかくてジューシーです。塩ダレでいただきました。

ジャ〜ン！ロースです。肉の旨味を損なわないよう、岩塩と黒胡椒だけでいただきます。まいう〜！

■4月29日（日）

朝です。（笑）　前夜はホロ酔い気分で三人とも9時前に就寝。おかげで3時前に一度目覚めてそれからウトウト状態でした。夜中も冷えたのでまずは炭を熾して暖を取りました。

朝食はマグカップ・ヌードルです。シリアルを用意してたものの、寒くて食べる気にならずもりてつさんにいただきました。

分かり難いかもしれませんがサイト横の川面には名残り桜の散った花びらがゆらゆらと漂っています。

風が吹くと花びらが舞い、テントにも花びらが落ちてきています。

昼前にキャンプ場向かいの温泉に出かけました。先客が一人いましたがすぐにおやじ〜ズの貸し切りになりました。

風呂上りにはこれしかないでしょ！カシュ！

何て書いてあるかは分からないけど、チョコレートのガナッシュの部分に唐辛子が入っているのは分かります。恐るべしコリアンパワー！

昼食はケトルを使ってパスタを茹でてみました。一人分ならケトルでOK。湯切りも蓋を使えば簡単です。

出来上がりはこれ。バジルソースのパスタです。ペースト状のバジルソースでパスタを和えて粉のパルメザンチーズをかけるだけ。

もりてつさんはドライカレー。カメラを向けると見事なリアクションを取ってくれます。（笑）

昼食後にタープの下を心地よい風が通り抜け、ぷうたけさんは思わず長い瞬き。

眠気覚ましにキャンプ場を見下ろせるところまで山登りをしました。最大の12倍ズームで撮っています。

夕食の仕込みを開始。もりてつさんは山菜の天ぷらを揚げています。

コシアブラとタラの芽の天ぷらです。コシアブラは初めて食べましたが独特の風味があり、何れも春の味でした。

ヤマチャン夫妻、あしてんまま＆ユメに続いてツーちゃんが登場。今回のナンバープレートはひらがなだぁ！（笑）

この日の夕食は♪baaya♪さんの慰労会です。ヤマチャン夫妻は共同作業中。その後ろでもりてつさんは天ぷら油を処理中。

みんなで食べるには鍋が一番かな。ということで今宵は鶏鍋にしました。

♪baaya♪さんを囲んでみんなで記念撮影。今までご苦労様でした。

そして今までの感謝を込めてツーちゃんから花束を贈呈させてもらいました。

もうひとつ、♪baaya♪さんの似顔絵つきのケーキを贈らせてもらいました。今回参加できなかった方からの思いもこもっています。

♪baaya♪さんにも喜んでもらえました。感謝してもしきれませんが気持ちは伝わってくれたと思います。

湯の瀬最後の夜は焚き火をしながら焼酎のロックで痛飲しました。燃え盛る炎もいつかは消えるが、キャンプ場の閉鎖はあまりにも突然で寂しい限りです。

■4月30日（月）

最終日の朝、昨夜作りそびれたクリームシチューを仕込みます。

出来上がりはこんな感じ。朝からシチューはちょっとヘビーでしたが、暖かいシチューはおなかに溜まります。その上強制的におかわりさせられました。（笑）

昼過ぎまでのんびり過ごし、最後は♪baaya♪さんと固い握手をしてキャンプ場を後にしました。湯の瀬温泉郷キャンプ場、♪baaya♪さん、ありがとう！

-おしまい-