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当日は低気圧接近中で、「降水確率90%、海や山は大荒れでしょうと」いう天気予報の中、「半分の人はキャンセルだろう」という推測と「行ってみてどうするか決めよう」と半分キャンセルする気持ちで出かけました。
家を出るときは雨、山陽自動車道、岡山自動車道でも雨、中国縦貫道に入ると暴風雨。庄原ICを下りても雨、市街地を抜け、山道を走り、キャンプ場が近付くと雲に切れ間があるではないか。ここが日ごろのおこないが良いか悪いかの分かれ目。田んぼの中の看板を左折して大鬼谷キャンプ場へ到着。管理棟で受付と注意事項を聞いていざサイトへ。
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と、ここでハプニングが...
何と末っ子のゆめが到着と同時にゲロゲロゲロ... 服はもちろん着用が義務付けとなったチャイルドシートまで汚し、車内に充満するヨーグルトの濃い臭い。母はすかさず炊事棟へゆめの着替えと手洗い洗濯に走る。
ふと気付くと風は相変わらず強いが、雨は降っていない。今のうちにテントを張らねばと思うが先か、見覚えある人影が川の対岸を歩いている。その人影もこちらに気付いたようだ。ノーピーク社の大阪営業所セールスマネージャーの山口さんと開発スタッフでタープの達人と名高い、子供がヒバゴンと間違えた(失礼!)横山さんだ。あいさつもほどほどにテントとタープの設営を手伝っていただいた。
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この強力な2人の助っ人により難なくテントとタープが設営できたが、他のサイトは悲惨な状況にあった。ポールを持ちながら今にも飛ばされそうで絶叫する母、ヨットの帆のように風をいっぱいにはらんだタープ、ポールが折れたり曲がったりの光景。大半の人がタープを諦めていた... (いよっ!さすが達人!!)
我々のテントとタープの設営を待ちわびたかのように、また雨が降り始めた。これは日頃のおこないの良さに尽きると自我自賛。(本当の善人は快晴になる)
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雨の中オリエンテーションが始まり、主催者による開会の挨拶、急遽駆けつけたスノーピークの山井社長の挨拶でイベントが始まり、さっそく各社のカタログ収集を始め、気になるグッズの説明を聞いて回りました。 |
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夜には各メーカーによる料理自慢が行なわれ、雨の中にもかかわらず、大変なにぎわいでした。おいしそうな料理の前では長蛇の列。料理が無くなるとほとんどの人が引きあげていきましたが、これからがメインのメーカーとディーラーとユーザーの焚き火を囲んでのトークです。こういったシチュエーションはなかなかありません。売り物のビールやスペアリブがどんどんとテーブルを賑わし、酔った勢いでみんなが本音で語り合えるとても有意義な一夜となりました。
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翌日は、前日の雨がうそのようなピーカン。子供たちはストラックアウトに夢中です。横でみている父も夢中になり、それを見ていた母まで夢中になるほど。気になる賞品には手が届きません。パワーズさん、来年はもっと易しくしてネ!
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快晴の下行なわれた、スノーピークの横山さんによるタープの設営講習は大変参考になりました。いままで知らなかったタープの美しい張り方を惜し気もなく披露していただき、これぞプロという技に感動しました。
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昼食後、お待ちかねの空クジなし、参加者全員に必ず何かが当たる大抽選会の始まりです。各メーカーからこれでもかっと賞品が出て、展示してあるテント、タープ、シュラフなど一式撤収して持って帰ってください!
なんていうのもありました。演出もなかなかのもので、笑いの中盛り上がりをみせました。ちなみに我が家はキャンピングカー・ディーラーから子供用のトレーナーと、スノーピークから非売品のオリジナル・キャップが当たりました。一緒に参加したもりてつさんは是里(これさと)ワインが当たり、「何で岡山から広島に来て岡山産のワイン?」と運の無さをしきりに嘆いていました。
ちなみに、今回のイベントキャンプをキャンセルしたのはわずか数組だったそうです。参加できなかった人は残念だったね、というのが率直な感想で、来年も是非参加したいと思いました。パワーズさん、アウトドアメーカー各社のみなさん、来年もよろしく〜! |