スノーピーク・ギガパワーストーブ”地”
¥3,900〜
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武井ストーブ・パープルストーブ301
¥18,000
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コールマン・スポーツスター502-700
¥7,500(現行品502A-700J)
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★組立時間比較
下の写真から点火できる状態までの組立時間を計測しました。 |
19秒
本体をガスカートリッジにセットして、五徳にウィンドスクリーンをセットします。 |
20秒
バーナーカバー、内・外ホヤ、風防、五徳、調整ハンドルをセットします。 |
0秒
ケースから出せばそれで終わりです。はい... |
★着火時間比較
プレヒート、時間を計測しました。 |
0秒
バルブを開けて火を点ければ完了。 |
2分41秒
50回ポンピングして予熱器に火を点け、2分間プレヒートしてから点火します。プレヒート中も50回くらいポンピングします。 |
44秒
30回ポンピングして点火します。炎が安定するまで20回ポンピングを追加しました。 |
★炎の形状比較
全開状態の炎の形状です。写真では分かりにくいので、感想を入れています。 |
ヒート部から出てくる炎の形状が最も大きく、ノズルが小径なため炎の径が小さく中央に集中している。
燃焼音は最も大きい。 |
内ホヤの頂部に穴があり、外ホヤの4層の穴から気化された燃料が吹き出る仕組み。穴の数が多いため、1つ1つの炎は小さい。
燃焼音は最も静か。 |
波型形状のバーナーリングの隙間からガスが噴出される仕組み。最も炎の径が最も大きく、五徳までの距離もあるため熱ロスが大きそう。
燃焼音は3つの中間。 |
★火力比較
外気温6℃、水温10℃の条件で1リットルの水が沸騰するまでの時間を測定。
鍋に温度計を入れていたため蓋に隙間が空いていたこと、アルミより熱伝導率が低いステンレス製の鍋を使用したため、メーカー公表値より悪い結果になっていると思います。
ちなみに、コールマンのツーバーナー#414は沸騰まで6分55秒要しました。 |
6分15秒
炎が中央に集中していることと、ウィンドスクリーンとの相乗効果で最も早く沸騰しました。 |
7分41秒
こちらも風防と鍋の隙間が比較的狭く、”地”に迫るタイムで沸騰しました。加圧状態によってはもう少し好タイムが出ていたかも・・・ |
10分38秒
見た目の火力が最も小さく感じられ、五徳との隙間も大きいためこの結果は仕方ないと感じました。 |
★燃費比較
全開状態で30分間燃焼し、その前後の重量差で燃料の消費量を計算しました。 |
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消費量:58g
燃料費:110.73円
※ギガパワー250ガス(220g420円)使用時 |
消費量:36g(比重0.8として45cc)
燃料費:1.62円
※白灯油1g(36円)使用時 |
消費量:60g(比重0.75として80cc)
燃料費:39.60円
※純正ホワイトガソリン4g(1,980円)使用時 |
メーカー公表値では210g/hということで、論理値は105gで200.45円になります。 |
メーカーの公表値では満タン(1.2g)で5時間燃焼可能ということで、論理値は120ccで4.32円になります。 |
現行品(502A-700J)メーカーの公表値では満タン(520cc)で1.45〜3時間燃焼可能ということで、全開での論理値は179ccで88.76円になります。
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ランニングコストが最大のメリットですが、真鍮(メッキ?)の美しさや組み立て、プレヒートといった手間を楽しむという面もあります。ただ、組み立てやプレヒートを「面倒」と考えるかどうかでその賛否が分かれそうです。