本
棚
子供の頃は本を読むのがあまり好きではなかった。図書室でも物語などはほとんど読まず、もっぱら図鑑や伝記が好きで、気に入った本は飽きもせず繰り返し読んだ(見た)ものだった。これは30年以上経った今でも変わらないことから、生来の性格のためであろう。(笑)
本が余り好きではなかったのはソフトボールや野球に明け暮れていたからという理由もあるが、元来小説、特に推理小説というのは大の苦手である。みんながおもしろいという赤川次郎や片岡義男などを読んでみたが、やはり興味は湧かなかった。
読書にはまったのは姉の本棚にあった吉行淳之介の”男性的人生論”や遠藤周作の”ぐうたら人間学”といった、人生の先輩たちの生き方や生き様を綴った本である。私にとってその本は「こういう考え方があるのか」と考えさせられはしたが、私の人生に影響を与えることはなかった。ただ、本に対する興味を湧かせてくれたという意味では偉大な本であったと思っている。
ごんちゃん、つぼちゃんに触発され、この本棚を作ってみました。まとめてみるとずい分偏っているのがお分かりいただけるでしょう。大半が戦争もの、冒険もの、ドキュメンタリーものといったノンフィクションです。
ノンフィクションは(事実と異なったり、誇張や美化した部分もあると思うが…)文章の中からその光景が想像できたり、その人の立場になって自分ならその時どうするか?など、主人公になることができる。
小説などのフィクションが苦手なのは「どうせ作りものだから」という先入観があるためで、本の中で私が主人公になることができないからだ。フィクションを否定しているのではなく、私には合わないだけであり、読書にはまった時のように何かのきっかけで好きになるかもしれない。私もまだまだ成長過程にあるためだ。ただし体の成長は勘弁願いたい。(笑)
※下表の太字は何度も読み返した本で、赤字は大好きな本です。 |
著者
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タイトル
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発行元
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青木功
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青木功ゴルフ自伝
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小学館
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荒巻義男
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紺碧の艦隊 1〜20巻
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徳間書店
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荒巻義男
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新紺碧の艦隊 零〜5巻
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幻冬舎
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石塚紀久雄
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拳闘王
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学研
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石山順也
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アサヒビールの奇跡
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講談社
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一志治夫
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たったひとりのワールドカップ
三浦知良1700日の闘い
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幻冬舎
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岩沢亮
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超ド級潜水艦「伊400号」びっくりデータ99の謎
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二見文庫
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植村直己
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エベレストを越えて
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文春文庫
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植村直己
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極北に駆ける
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文春文庫
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植村直己
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青春を山に賭けて
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文春文庫
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植村直己
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北極圏一万二千キロ
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文春文庫
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大島育雄
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エスキモーになった日本人
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文芸春秋
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大場満郎
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氷を歩いて2千キロ北極の日本晴れ
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光文社
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奥宮正武
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真実の日本海軍史
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PHP文庫
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織田淳太郎
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「首都高に散った世界チャンプ」大場政夫
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小学館
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黒岩正幸
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インパール兵隊戦記
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光人社
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小坂橋孝策
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下士官たちの戦艦大和
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光人社
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斎藤政喜
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シェルパ斎藤の行きあたりばっ旅 1〜4巻
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小学館
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坂井三郎
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零戦の真実
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講談社
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佐藤和正
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玉砕の島
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光人社
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佐藤和正
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グアム島玉砕戦記
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光人社
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杉田かおる
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すれっからし
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小学館
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中嶋悟
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中嶋悟のF1日記
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二幻社
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中嶋悟番記者グループ
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さよなら中嶋悟新しい夢をありがとう
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エーブイエス
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橋本克彦
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オリンピックに奪われた命−円谷幸吉
三十年目の新証言−
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小学館
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橋本敏男・田辺彌八ほか
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証言ミッドウェー海戦
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光人社
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早瀬利之
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ジャンボ尾崎将司
挫折と栄光の軌跡
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ネスコ
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ビーパル編集部
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植村直己と山で一泊
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小学館
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淵田美津雄・奥宮正武
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ミッドウェー
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PHP文庫
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本田亮
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サラリーマン転覆隊が行く! 上・下巻
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フレーベル館
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宮嶋茂樹
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不肖・宮嶋
南極観測隊ニ動向ス
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新潮文庫
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向井万起男
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君について行こう 上・下巻
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講談社
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向井万起男
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女房が宇宙を飛んだ
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講談社
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緩詰修二
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最悪の戦場
独立小隊奮戦す
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光人社
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